三井デザインテック

マンションリノベーション(マンションリノベ)は、ただの住み替え以上の価値を生み出します。例えば、都心の古いマンションを、自分たちの夢や理想を叶える、注文住宅のような空間に変化させる可能性を秘めています。
この記事では、マンションをリノベーションする際に必要な知識として、流れ、費用、成功へのポイントなどを、徹底的に解説していきます。

マンションリノベーションとは? リフォームとどう違う?

一般的に、「リフォーム」は住宅の古くなった設備や内装材を修繕し、新築時の状態に近づけることを意味します。これに対して、「リノベーション」は、住空間全体を見直し、快適さや機能性を向上させ、住まいの質を高めることが目的です。

後悔しないリノベーションにするために

リノベーションで後悔を避けるためには、計画段階で自分の希望をしっかり整理することが重要です。この整理を基にした予算とのバランスを考慮した設計が、成功の鍵を握ります。また、リノベーションの鍵を握る施工会社を選定する際には、計画段階から参画してくれる会社を選ぶことが重要です。施工会社の事例を確認し、契約前に相談を重ね、信頼できるパートナーとなる会社を選びましょう。

マンションリノベーションのメリット、デメリット

マンションリノベーションのメリット(自由度)は、立地を含めた自分たちのライフスタイルに合わせた住まいの設計が可能である点や、古いマンションであっても、最新の設備やデザインを取り入れられる可能性がある点にあります。一方、デメリット(制約)の一例としては、建物の構造上の制限や共用部分への影響を考える必要がある点が挙げられます。

スケルトンリノベーションとは?

スケルトンリノベーションとは、マンションの内部(専有部分)を骨組みの状態まで解体し、新しい間取りや設備を施工するリノベーションの手法です。この手法により、建物の構造といった既存の条件にある程度左右されつつも、理想に近い住空間の追求が可能です。ただし、工事の規模が大きくなるため費用が増え、工期もそれに応じて長くなる傾向にあります。

リノベ済みの物件を探す? それとも自分でリノベ?

リノベーション済みの物件を購入する場合、すぐに入居できる利便性があり、完成した空間を事前に確認できるメリットがあります。一方で、自分でリノベーションを行う場合は、現在住んでいる住宅、もしくは希望の立地にある中古マンションを完全にオリジナルの空間に変えられる利点があります。しかし、スケルトンリノベーションのように住空間を骨組みまで解体し、一から空間を作り上げる場合には、時間とコストがかかることを理解しておく必要があります。

費用別にマンションリノベーションのポイントを見る

マンションリノベーションの費用は、専有面積、改修の範囲、使用する材料、設備のグレードによって大きく変動します。費用別に事例を見ることで、予算内で実現可能なリノベーションのイメージを具体化しやすくなります。以下に予算3000万円以上から1000万円以上までの間で500万円ごとに、リノベーション範囲の目安や実例の概要をご紹介します。

以下の画像やリンク先でご紹介している事例はイメージです。実際のリフォーム費用とは異なります。また、社会情勢や材料・資材価格などの変動により、各事例の施工当時と現在とでは費用は異なります。

予算3000万円以上

3000万円以上の予算を投じれば、こだわり抜いたオリジナルの空間を作り上げることができます。大胆な空間プランニング、高級素材の使用、ハイグレード設備の導入などが可能となります。2つの部屋を1つにすることで広いLDKとし、輸入壁紙を使用、海外ブランドの高級キッチンを施工するなどの最高級の住まいを実現できます。

予算別イメージ1:築1年・184㎡・2LDK+2bathroomを2LDK+1bathroomに
モダンデザインをテーマとし、シンメトリーとアシンメトリーの要素や、縦格子と長方形のフレームワークのバリエーションデザインを取り入れたリノベーション事例
予算別イメージ2:築18年・267㎡・5LDK+DENを3LDK+2bathroom+2WIC※+DEN※に
以前の住まいにあったお手持ちの家具を使いながら、布地張替により部屋に見合ったカラーコーディネートしながら、リビングダイニングをより広く、独立していたキッチンをフルオープンにしたリノベーション事例

WIC – ウォークインクローゼットの略。

DEN – 間取り表記用語。英語で「巣」「ほら穴」の意味。書斎など、趣味を楽しむための部屋として利用されるスペース。

予算2500万円以上

2500万円の予算では、高品質なフローリングや輸入壁紙、オーダーメイドの家具など、豪奢な内装を実現できます。高級なシステムキッチンやデザインと機能性を兼ね備えたパントリーや収納など、デザインにこだわった利便性の高い生活を叶えられます。

予算別イメージ3:築14年・118㎡/133㎡・2SLDKを2LDKに
リビングの広さを活かして書斎を配置し、大きな窓からの採光が抜群で、眺望も楽しめるようにしたリノベーション事例

予算2000万円以上

2000万円の予算では全体的な間取りの見直しや、カスタマイズされた家具・上級グレードのシステム設備の採用が可能となり、住空間を根本から再設計することができます。より洗練された住環境と快適な暮らしを同時に実現できます。

予算別イメージ4:築14年・113㎡・4LDKを3LDK+WICに
リビングと寝室の間の壁を撤去して広いLDKを実現し、マンション最上階の特徴的なR型天井を活かして光と開放感あふれるリビングに仕上げたリノベーション事例

予算1500万円以上

1500万円の予算では、間取りや部屋のデザインを見直し、高品質な材料や設備を導入できます。ある程度のオーダーメイドデザインが可能で、個々の好みに合わせたインテリアや内装が実現できます。

予算別イメージ5:築21年・89㎡・2LDK+WICを2LDK+WTC※に
手前の椅子は近代建築の巨匠ル・コルビジェのLCシリーズ、フロアライトはフロスのアルコなど、20世紀の名作家具が並ぶ、約25帖ほどの広さがある南側の窓に面したリビングスペースの事例画像

WTC – ウォークスルークローゼットの略。

予算1000万円以上

1000万円の予算帯では、特定の場所に集中したリノベーションが一般的です。この価格帯で考えられるのは、キッチンやバスルームの最新化、床や壁の素材リニューアルによる空間の質感向上などです。限られた予算内で最大の効果を得るためには、改善したいエリアの選定が大切です。

予算別イメージ6:築34年・63㎡・3LDKを1SLDK+WICに
対面型だったキッチンをオープン型に変え、動きやすい生活動線を実現し、広々としたワンフロアとなったリノベーション事例

広さごとのマンションリノベーション費用の相場

マンションリノベーションの費用は、リノベの対象となる広さ(専有面積)で大きく変わってきます。

以下にフルリノベーションを実施する際の一般的な価格帯を示します。
広さをクリックするとそれぞれの詳細解説や事例ページにリンクします。

広さ(専有面積) 一般グレード ハイグレード
50㎡ 1,250万 1,500万
60㎡ 1,500万 1,800万
70㎡ 1,750万 2,100万
80㎡ 2,000万 2,400万
90㎡ 2,250万 2,700万
100㎡ 2,500万 3,000万

フルリノベーションの費用目安は約25万円/㎡を想定し、上限はグレードの高い設備などを設置する場合を想定し約30万円/㎡としています。

利用する素材・部材、内装材、設備機器などにより価格は上下します。

これから検討を始める場合にまず考えること

まずは多くの事例を見比べる

リノベーションの計画がこれからの段階であれば、さまざまな築年数やマンション種別のリノベーション事例を見ておくことがおすすめします。事例を通じて、自分がどのような変化を求めているか改めて気付く、自分の住まいではなにが可能かを把握するなどの気付きを得ることができます。

[参考]首都圏の中古マンションと新築マンションの購入・リノベーション価格比較

中古マンション(※1) 新築マンション(※2)
平均価格(万円) 3,869 6,260
1平米単価(万円/㎡) 59.81 93.6
専有面積 64.68 66.87(※3)
リノベーション費用(万円) 1,000 0
価格合計(万円) 4,869 6,260
リノベ後の1平米単価(万円/㎡) 75.28
総額の差額(万円) -1,391

公益社団法人東日本不動産流通機構・中古マンションの基本指標 成約物件 2021年[首都圏]データ、築年数平均は22.67年

公益社団法人不動産流通推進センター・不動産業統計集 (9月期改訂)2不動産開発・マンションの地域別平均分譲価格の推移 2021年[首都圏]データ

:(専有面積は平均価格/1平米単価から算出)

:価格は調査当時の内容であり、市況により変動します。

こだわるポイントで変わる、あなたのマンションリノベーション

リノベーションが現実味を帯びてきたら、あらかじめこだわりたいポイントを明確にしておきましょう。それによって、リノベーションの方向性や必要な予算感が想定できるようになります。
よく伺うお客様のこだわりアイデアの例をポイント別にまとめました。

ポイント こだわりアイデア例
間取り 子どもが自立し、使わない部屋ができたので、4LDKを3LDKにして広い空間をつくりたい。
リビングダイニングキッチンを一体化させ、家族が一つの場を囲んで過ごせる時間を増やしたい。
日常の家事がスムーズにできるように、洗面やキッチンを回遊できるような動線の配置にしたい。
ワークスペースやSOHOとしても使える多目的な一室を設け、趣味の時間も充実させたい。
デザイン お気に入りの色、質感の内装材や家具に囲まれたリビングで過ごしたい。
ダイニングやキッチン、洗面室には、機能性とデザイン性を兼ね備えた造作家具やタイルを使い、個性的な空間にしたい。
造作棚や照明を活用して機能的かつ美しい廊下にしたい。
内装材にタイル、漆喰、木材などの自然素材を使い、素足で歩くと気持ちのいい落ち着いた室内にしたい。
空間 ホームシアターをつくって、大画面を楽しみたい。
寝室にウォークスルーなクローゼットを設け、妻の服やアクセサリーを収納できるようにしたい。
ペット(猫・犬)も快適に暮らせるように、ペット専用の遊び場やcatwalkを設けたい。
目的 タワマン最上階の眺望のよい立地を活かせるようリビングを全面的に見直し、毎日の暮らしに美しい景色を取り入れたい。
子供部屋は学びと遊びが共存する環境とし、子供の成長に合わせて構成を変えられるようにしておきたい。

以下では、代表的なポイントごとに、それぞれのマンションリノベーションでの検討の方針と詳細解説ページを紹介します。

【間取り】家族構成と生活スタイルから検討

例えば4LDKから3LDKに変更するなど、間取りの工夫を通じて、子どもの成長やライフスタイルの変化に柔軟に適応できる住空間を実現します。オープンキッチンを設けることで家族との会話を楽しみ、在宅勤務用のスペースでは仕事と生活のバランスを保ちます。間取りを最適化することにより、同じ専有面積でも家族のそれぞれのニーズに応える快適な場所を作り出せます。

【デザイン】空間コンセプトを決めるところから

デザインにこだわる際は、まず空間のコンセプトを定めることが大切です。モダン、ナチュラル、和風など、テーマに応じた素材や色を選びましょう。また、機能性と美しさのバランスを見極め、収納は便利さを保ちつつ、デザインを損なわない方法を探します。

【空間】リビング、キッチン、どこにこだわる?

リビングやキッチンなど、家の中心となるこだわりの場所を定めましょう。例えば、リビングを広々とした開放感のある設計にすれば、家族や友人が集う際の居心地の良さを追求できます。あるいは、キッチンにカウンターキッチンを採用すれば、家族との会話を楽しみながら楽しく快適に料理ができるようになり、キッチンが家族のコミュニケーションの場に変わります。

【目的】家族構成の変化、さまざまな性能向上、ペットとの共同生活

リノベーションを通じて、家族構成の変化に適応し、防音性を向上させ、ペットと暮らすための快適な環境を整えるなど、さまざまな目的の実現が期待できます。間取りをファミリータイプから、夫婦ふたり、あるいは一人暮らし向けへの変更する、高齢者に優しい機能の追加など、住まい手のライフスタイルに沿った目的を検討しましょう。一方で構造上の制約などにより、すべての希望が叶うとは限りません。例えば、マンションの耐震性向上などの構造的な課題については、専門的な知識が必要となるため、専門家への相談が推奨されます。

リノベは施工会社との共同プロジェクト

マンションリノベーションは、お客様と施工会社が密に協力し合うプロジェクトです。成功のための第一歩は、お互いの信頼に基づく協力的な関係を築くことにあります。

「購入する」のではなく「一緒につくる」気がまえが大切

マンションのリノベーションは、既製の住宅を購入するのではなく、夢や希望をかたちにする注文住宅をつくる流れに近いです。施工会社はその夢を実現するためのパートナーであり伴走者です。お客様と施工会社とが率直にコミュニケーションし、お互いに協力し合いながら問題を解決することが、理想のプロジェクトを成功に導きます。

「絶対大丈夫」はない!――着工までに不安要素を解消してくれそうか

リノベーションには必ず不確かな要素が伴います。施工会社がお客様の不安に対してどのように対応し、解消してくれるかは重要なポイントです。信頼できる施工会社は、課題を事前に明確にし、できる限り不安を抑える努力をしてくれます。

成功(満足)の要は担当者との相性とコミュニケーション

リノベの成功は、担当者との相性とコミュニケーションが大きく影響します。定期的な打ち合わせや進捗報告はもちろん、疑問や不安が生じた際にはすぐに相談できる関係を築けるパートナーを選びましょう。

予算に背伸びをしない

マンションリノベーションでは、負担にならない予算計画が大切です。施工会社からは予算内で実施できるリノベーションの範囲について、詳細な説明を受け理解しておきましょう。背伸びをした予算で契約を締結してしまうと、将来の生活に悪影響を及ぼす可能性があるため、現実的な予算設定が重要です。

他人の意見に流されない

リノベーションにおいては、親戚や友人などからの意見が受けることもありますが、最終的な判断はそこに住む人のニーズや予算に基づいて、当事者が行うべきです。他人の意見に流されず、自分の目指すリノベーションの目的にこだわることが大切です。

リノベ会社の選び方と相談まで

リノベーションを成功させるためには、自分のニーズに合致したリノベ会社を選定しなければなりません。どのリノベ会社を選ぶかが、プロジェクトの成否を大きく左右します。

リノベーション会社の種類

リノベーション会社は、地域密着型の工務店、デザインに特化した設計事務所、全国営業する大手リノベ会社やハウスメーカーなど、さまざまです。それぞれの特徴を理解し、自分の家づくりに最適なパートナーを選ぶことが重要です。
工務店は地域に根ざしたサービスを提供し、柔軟な対応力に優っていますが、大規模なリノベーションや最新のデザイントレンドには対応できない場合もあります。
設計事務所は、一級建築士による独自のデザイン性やオーダーメイドのプランニングを得意とし、個性的な住空間づくりに向いていますが、実際の工事やコストの管理には不得手な面が見られるかもしれません。
大手リノベ会社やハウスメーカーは、豊富な実績と安定した品質、全国サービスを活かしたサポート体制が特徴ですが、個別のニーズに対する柔軟な対応や独自性の高いデザイン提案には制約がある会社もあります。
こういった得手・不得手を念頭に、デザインへのこだわり、予算など、自分のニーズに合ったリノベーション会社・業者を選ぶことが、理想の住まいを実現するための第一歩です。

施工会社の選ぶ際のポイント

意外と重要な「おたがいに足を運びやすい場所かどうか」

リノベーションを進める上では、施工会社との密度の濃い打ち合わせが必要です。アクセスしやすい場所にある施工会社を選ぶことで、日常的に時間を効率的に活用でき、緊急時にも対面でやりとりしやすくなるため、家づくりの進行がスムーズになります。

個別相談に行きたいリノベ会社を施工事例で絞る――見学会も活用!

施工事例は、リノベーション会社の技術力やデザインセンス、対応可能なリノベーションを判断するための重要な情報源です。自分が求めるスタイルに対応する事例を施工した会社を選べると、希望する住まいができあがる可能性が高まります。また事例が気になるリノベ会社が見学会や相談会を実施していれば、施工現場を確認でき、直接話を聞けるチャンスですので積極的に活用しましょう。

相談したらすぐに対応してもらえるパートナーを選ぶ

リノベーションの真っ最中に予期せぬ問題が生じた際に、相談しやすい関係を築けているかどうかが、その後をスムーズに進める上で極めて重要です。リノベーションを1つのプロジェクトと捉えた際に、工程や分野ごとに専門家を配備したプロジェクトチームであれば、不測の事態が起こっても問題に適切に対応し、リノベ完成への影響を最小限にできます。家づくりのあらゆる段階で相談ができる信頼のおけるパートナーであることは、最終的に満足できる住まいができるかどうかにつながります。

アフターサービスの有無と対象となる期間を見落とさない

リノベーション後のアフターサービスは、長期にわたって快適に住み続けるために非常に重要です。定期アフターメンテナンスサービスや24時間コールセンター窓口対応などのアフターサービスが充実しているリノベ会社を選べば、将来的なメンテナンスや突発的な不具合に対して、安心して対応を求めることができます。長期的な視点でサポートを提供してくれるリノベ会社は、リノベーションを通じて得られる快適な暮らしと安心感、満足感に大きく影響します。

リノベーションにあたっての注意事項

マンションリノベーションには、実現できること、できないことがあります。計画を立てる前にこの点を確認しておきましょう。

マンションリフォームでできること・できないことを説明したイラスト

キッチンなど水まわり設備を移動する

十分な排水勾配をとれる範囲に移動距離が限られる。配管が階下の住戸の天井にある場合はできない

内装を変更する

壁・天井の張り替えや塗装は自由に行うことができる。また、室内ドアなどの建具交換も自由

断熱性をあげる

内窓を設けて窓の断熱性を上げる、壁や天井の内側に断熱材を充填して断熱性を上げることも可能

間取りを変更する

間取り変更は自由。天井板を外して高さを上げられることも。ただし壁式構造は外せない壁がある

サッシを交換する

サッシは住戸に付随していても共用部分。勝手に複層ガラス用サッシなどに交換することはできない

玄関ドアを交換する

共用部分なので交換も外側の塗装もできない。室内側の塗装はできる。錠交換は管理組合に確認を

パイプスペースを移動する

各住戸への給排水管、ガス配管、電気配線などは共用の配管スペースなので、移動できない

コンセントの数を増やす

住戸内の電気配線をやり直せるので、数を増やしたり、位置の移動はできる。スイッチの交換も可能

床材を変更する

管理規約によって遮音性に基準が設けられている場合は、床材の選択や施工方法に工夫がいる

床暖房を設置する

マンション全体のガスまたは電気容量に制約されるので管理組合に確認を。床の高さが若干上がる

耐震性を上げる

耐震補強はマンション全体にかかわることなので住戸単位ではできない。棟全体で行う場合は可能

実現できる(自由度が高い)
  • 内装を変更する
  • コンセントの数を増やす
  • 断熱性を上げる
実現できる(制約がある)
  • トイレ、システムキッチン、浴室などの水回り設備の移動
  • 間取りの変更
  • 床暖房の設置
  • 床材の変更
実現できないこと
  • パイプスペースの移動(給排水管、ガス配管、電気配線など)
  • サッシを交換する(勝手に複層ガラス用サッシに変更できない)
  • 耐震性を上げる(耐震補強は住戸単位ではできない)
  • 玄関ドアを変更する(共用部分であるため変更できない)

さらにマンションリノベーションを検討する前に確認しておきたい4つの重要ポイントをご紹介します。

  1. 希望の間取りへ変更できないことも
  2. 配管の場所によって、水回りの移動が制限される
  3. マンション管理規約を事前にチェック
  4. 売却時の資産価値が下がることも

1.希望の間取りへ変更できないことも

マンションリノベーションでは、建物の構造により、間取りを自由に変更できないこともあります。
マンションの主な構造は2つのタイプがあります。

A. ラーメン構造

マンションの主な構造の一つ、ラーメン構造

ラーメン構造は、柱や梁(はり)が主体で建物を支える構造です。間仕切り壁を取り外して、比較的自由に間取りを変更できます。しかし、構造躯体(柱や梁)を壊すことはできません。

  • ラーメン構造では、柱や梁が重要な役割を果たしているため、これらの構造躯体を変更することはできません。
  • 柱や梁の位置によって、間取り変更後の部屋の形状や配置に制約が生じることがあります。
  • 間取り変更時には、柱や梁の配置に合わせた工夫や補強が必要となる場合があります。

B. 壁式構造

マンションの主な構造の一つ、壁式構造

壁式構造は、壁で建物を支える構造です。室内に撤去できない壁が残るため、間取り変更には壁の位置変更や撤去に制約があります。

  • 壁式構造では、壁が建物の耐力を担っているため、壁の位置変更や撤去には慎重さが求められます。
  • 壁の配置や強度によって、間取り変更の自由度が制約されます。
  • 間取り変更の際には、壁の位置変更に伴う構造上の影響や安全性の確保に配慮する必要があります。

マンションの構造がわからない場合は、担当者に相談して現地調査を実施しましょう。

2.配管の場所によって、水回りの移動が制限される

キッチンやユニットバスなど水回りのリノベーションでは、床の構造や配管の通り道によって、水回りを移動できる範囲、自由度が大きく異なります。

床の構造が二重床であり、給排水管が床スラブ(コンクリートの床)の上を通っている場合、水回りの移動は比較的自由に行えます。二重床によって配管が覆われており、床下には十分なスペースがあるため、給排水管の移動が可能です。また、床下の空間には排水のための勾配が必要ですが、床下の高さにゆとりがあるほど水回りの移動範囲も広がります。

以下は、二重床配管のイメージ図です。

二重床配管のイメージ画像

一方、直床(床スラブ貫通配管)構造では、給排水管を移動できるスペースが存在せず、水回りの移動が大きく制限されます。直床構造では、床スラブに配管が埋め込まれており、そのために配管の移動が難しくなります。

以下は、直床配管のイメージ図です。

直床配管のイメージ画像

つまり、床の構造や配管の通り道によって、水回りを移動できる範囲が大きく異なります。

配管の位置は調査が必要な場合もありますので、早めに調査を依頼しましょう。

3.マンション管理規約を事前にチェック

マンション管理組合の定める規約により、リノベーションの内容を制限される場合もあります。そのため、マンション管理規約をあらかじめチェックしておくことをおすすめします。マンション管理規約の内容に不安がある場合は、担当者に相談してみましょう。

4.売却時の資産価値が下がることも

マンションリノベーションは資産価値を高められますが、極端に個性的なリノベーションは、マンション売却時の資産価値が下がる可能性もあります。

リノベーションによりマンションの資産価値を高めたい場合は、リノベーションの担当者と相談しながら計画することをおすすめします。

マンションリノベーションでできること・できないことについて、こちらのページで詳しく解説しています。

マンションリノベーションにまつわるお金のあれこれ

リノベーションを計画する上で、予算は避けられない課題です。補助金の活用や住宅ローンの利用、税金面について理解しておくことが、賢い計画を立てる上で役立ちます。

補助金の活用

一部の自治体では、エコリノベーションやバリアフリー改修を行う際に補助金が提供されています。そういった制度を活用することができれば、リノベーションの初期費用を抑えられます。補助金の申請条件や提供範囲は自治体によって異なるため、事前に詳細を確認しましょう。

住宅ローンは使えるか?

リノベーション費用を賄う方法として、住宅ローンの利用も考えられます。リノベーションローンは、銀行によっても条件や利率が異なります。計画的な返済計画を立てるためにも、複数の銀行を比較検討することが重要です。

税金はどうなる? 固定資産税は?

リノベーションを行うと、物件の評価が変動し、それに伴って固定資産税が変更される可能性があります。一方、リノベーション費用については、税制上の優遇も存在するため、税金の専門家に相談することで、税金の面でのより的確な計画を立てることができます。

リノベーション工事の基礎知識、ポイント

マンションリノベーションの工事は主に専有部分となる内装や設備に関する工事が主体となります。ここではそれぞれの工事の概要について解説をします。

内装――ドア、床、壁、天井

内装工事は、壁紙や天井の貼替え、ドアや引き戸、クローゼットなど建具の取付け、フローリングの施工などがあります。

部位 主な工事内容
建具 開き戸、引き戸、折れ戸などの開口部建具の施工。
メーカー品が一般的だが、無垢素材やオーダー品などになると工事費が上る可能性もある。
フローリング、カーペット、タイルなど材料によって施工方法が異なる。
床暖房を導入する場合は給湯器や電気容量の確認が必要(熱源による)。
マンションの管理規約によって一定の防音性能が必要となる場合がある。
クロス貼りが一般的だが、突板、タイルなど他の素材を選択する場合もある。
部屋の目的によって機能性やデザイン性のある材料を選択できるが、材料によって工事費が異なる場合もある。
天井 クロス貼りが一般的だが、壁と同様に他の素材を選択する場合もある。
ダウンライトの位置など、照明計画との調整も必要となる。

水回り設備――キッチン、バス、トイレ、洗面所

水回りの設備工事は、キッチンやバスルーム、トイレなどの更新が主な内容です。以下に部位ごとの主な工事内容を示します。

水回り設備 主な工事内容
キッチン 使い勝手を考えたシステムキッチンの導入。
浄水器、食洗機などオプション機器の設置。
食材や調理器具などの収納に効率的な設備の設置。
浴室 ユニットバスの更新。
浴室乾燥機などのオプション設置。
トイレ 節水型のトイレや温水洗浄便座への交換。
床壁天井の内装材の更新。
洗面室 システム洗面台の設置、もしくはデザイン性の高い洗面ボウルなどを採用したオリジナル空間の施工も可能。
床・壁・天井の内装材の更新。素材にタイルや調湿建材などを採用する場合もある。

空調設備、給湯設備、電気設備

エアコンや給湯器などはリノベーションを機に更新される場合が多いでしょう。最新の機器は省エネ性能に優れたさまざまな製品があります。また分電盤はリノベーション後の住宅で使われる電気量に応じた適正なタイプを選択しましょう。オール電化へとリノベーションをする場合は、契約容量について検討が必要な場合もあります。

断熱、防音など

断熱性能や防音性能の向上は、住み心地を大きく改善できる要素です。
窓は共有部分なので、多くの場合変更はできませんが、内窓を設置すると断熱性能や防音性能の向上が期待できます。また、内装工事でも触れましたが、一定レベルの防音性能を満たしたフローリング材を施工するよう管理規約に規定されていることが少なくありません。床材を変更する場合には特に、事前の確認が必要です。

リノベ工事のステップと注意点

リノベーションプロジェクトを成功に導くためには、工事の各ステップを理解し、注意すべきポイントを把握しておくことが重要です。
目的と予算を明確にした後は、リノベーション会社を選定し、いよいよプランニングへ。ここでは「三井のリフォーム」での流れを例に、具体的なプランの進め方をご紹介します。

納得されるまで繰り返しご相談の上で契約

これまで解説をしてきたように、リノベーションには多くの事前に検討しておくべき点があります。「三井のリフォーム」では、お客様が納得されるまできめ細かくご相談を重ねることで、契約前に良きパートナーとしての信頼関係を結べるよう努めています。

1.お問い合わせと最初のお打ち合わせ

最初のお打ち合わせでは、リノベーションの目的、理想のライフスタイル、ご希望の時期、お好みのインテリアテイストなどについてヒアリングさせていただきます。妥協しないリノベーションのために、しっかりと納得できるまで話し合いましょう。

2.現地調査

上記のヒアリングを元に、プランナー、営業担当が実際の空間を調査します。この段階で、リノベーションで「できること」「できないこと」「解決すべき問題点」などをできる限り明らかにします。解体可能な間仕切り壁と、手を加えることのできない構造壁の確認、天井裏や床下配管など、普段の生活では見えない部分の調査と診断も実施します。

3.マンション管理会社様への確認

「三井のリフォーム」では、リノベーション工事に先立ち、以下の項目について、管理組合様、もしくは管理会社様へ確認を行います。

  • 管理規約やその他マンション内ルールの確認
  • 新築時の図面確認
  • 資材置き場・搬入動線の確認

など。

4.プランと見積もりの提案

お客様のご要望に加え、現地調査の結果やマンションの規約等の内容をすべて把握した上で、リノベーションプラン及びお見積もりをご提案いたします。さらに、スケッチやCGパース、イメージ写真を活用することで、具体的なイメージが湧くプレゼンテーションを心がけています。

また、「三井のリフォーム」では、現地調査からお見積もりの提出まで約2週間から1カ月程度を見込んでおり、ご提案までは無料でご対応いたします。

複数の会社を比較検討されているお客様は、このタイミングで今後のリノベーション計画のパートナーを決定いただくことになります。なお、この時点でのプランは最終決定というわけではなく、ご契約後の詳細な打ち合わせを通じて、より良いプランへ変更することも可能です。

契約を締結し、仕様決定や詳細設計へ

図面と筆記用具のイメージ画像

ご提案したプランとお見積金額にご納得いただけたら、工事請負契約書を締結、ご契約となります。
契約を結ぶ前には、契約書に記載されている工事内容、費用、工期をしっかりと確認し、不明点があれば事前に問い合わせることで、疑問点を払拭しておきましょう。
契約後は、さらに詳細の打ち合わせがスタートします。その際、工事中の仮住まいやお引っ越し、資金計画についてもご相談ください。
契約から竣工する前までは、以下のような流れになります。

5.仮住まいや引っ越し業者の検討

工事中の一時的な仮住まいが必要な場合は、すぐに仮住まい先と引っ越し会社を探し始めましょう。
「三井のリフォーム」では、引っ越し先を含む仮住まいに関する情報、お引っ越しに関するご相談も承っています。

6.住宅設備や内装仕上げの選定

契約したプランを元に、設備機器や壁紙、フローリング、建具といった仕上げ材の実物サンプルを確かめながら、仕様を最終決定していきます。
建材メーカーや設備メーカーのショールームも活用しながら、お好みの仕様を決定します。この過程では、プランナーからの専門的なアドバイスを参考にしながら、最適な選択を行うことが大切です。

7.詳細図面の作成

選定した住宅設備や内装仕上げを元に、三井のリフォームでは詳細な図面を含む設計図書を作成します。これらの図面には、平面図や展開図などが含まれ、より具体的な完成イメージを持てるようになります。設計図書は工事中や完成後のトラブルを防ぐだけでなく、将来の再リノベーションや売却時に「家歴書」としても活用できる必須の資料です。

一般的にご契約から着工までに要する期間は3カ月~4カ月程度です。

理想のライフスタイルに向けて施工開始

リノベーションの現場にいる担当者のイメージ画像

プランが固まり、最終図面の承認を行ったら、理想のライフスタイルの実現に向けて、いよいよ着工です。

8.着工前の準備

マンションリノベーションの着工前には、企画担当とリフォームプランナー、工事関係者が現地にて工事内容の最終確認を行います。同時に、管理組合への届け出や、管理会社と工事概要について打ち合わせます。完成後にお客さまに気持ちよくお住まいいただくために、隣接住戸への挨拶も行います。

9.工事実施・検査

工事期間中にはお客様への密な状況報告と第三者機関による定期的な現場検査を行うことで、品質を徹底的に管理します。
また、必要なタイミングで検査を実施し、解体検査時、中間検査時、完成検査時には、お客様の立ち会いの元で確認を実施します。なお、工事中の変更などにより、費用に増減が生じることもあります。お引渡し時の精算で確認できるよう、変更見積書などはしっかりと保管しておきましょう。

着工から完成までは標準的には3カ月から4カ月ですが、工事の規模によって工期は異なります。

待望のお引き渡し

工事が完成したら、お客様に物件が引き渡されます。

10.お引き渡し

リノベーションが完了すると、お客様に最終の確認を行っていただきます。
図面とのズレがないか、仕上がりに問題がないかをチェックいただいたら、ついにお引き渡しです。
完成した物件の引き渡し時には、保証書や設備機器取扱書などの必要書類をお渡しします。

11.アフターサービス

工事が完了したらそれで終わり、ではありません。三井のリフォームでは、工事完了後も、1 カ月後、1 年後、2 年後と、お住まいになってからご不便な点が生じていないか、定期アフターメンテナンスのご連絡をさせていただいています。
また、24時間対応のコールセンター窓口など、充実した対応を行っています。細かな不具合にも対応し、安心して住み続けられるようなサービスを引き続き提供していきます。

[参考]マンションリノベーションのインテリア用語と実例集へのリンク

マンションリノベーションの検討を進める上でよく利用されるインテリア用語の一部を五十音順でご紹介します。クリックができる用語は、関連する三井のリフォームの施工事例をご覧いただけます。「具体的なイメージはあるがどのように表現してよいか分からない」「テイスト別に事例を見てみたい」という場合の参考にしてください。

用語解説
アイアン鉄製の装飾や家具の呼称。空間に力強さとスタイリッシュさを加える。
アクセントウォール一面だけ異なる色や素材で仕上げる壁。空間に深みや個性を加え、デザインのポイントになる。
アジアンエキゾチックな雰囲気のデザイン。東洋の素材や色使いで、異国情緒あふれる空間を演出。
アンティーク年代物の家具や装飾品。歴史的感覚や独特の風合いで、空間に個性と落ち着きを加える。
インダストリアルコンクリートやメタル素材などの無機物を活かしたデザインテイスト。無骨でありながらも洗練された空間を演出する。
ヴィンテージ時を経た品質の高い家具など。個性的な空間づくりに貢献し、居住空間に深みを与える。
エスニック世界各地の文化から影響を受けたデザイン。カラフルで個性的な空間をつくり出し、時に旅行気分を演出。
エレガント上品で洗練されたスタイル。細部までこだわったデザインで、高級感のある空間を実現。
オープン開放的な空間設計。キッチンやリビングをつなげ、家族のコミュニケーションを増やすデザインなど。
カフェ自宅でカフェのような雰囲気を楽しむための空間づくり。セレクトした家具や装飾でくつろげる場をつくる。
カリフォルニア(西海岸)明るくリラックスしたライフスタイルを体現するデザインテイスト。自然光を取り入れた開放的な空間を演出。
カントリー自然素材や手づくり感のある家具を特徴とするデザインテイスト。温もりのある、家庭的な雰囲気を演出。
クラシック歴史や伝統に根ざしたデザイン。重厚感のある家具や装飾で、格式高い空間を演出。
シック洗練された上品なデザインスタイル。落ち着いた色合いや素材を選び、大人の魅力あふれる空間を演出。
シャビー使用感があることで味わい深いヴィンテージスタイル。温もりのある居住空間を演出。
シンプル装飾を控え、必要最小限のデザインにするスタイル。清潔感があり、時間が経っても飽きのこない空間を演出。
ナチュラル自然素材や柔らかな色使いを特徴とするデザインテイスト。心地よい居住空間を演出。
ブルックリンニューヨークの一地区に由来するデザインテイスト。インダストリアルやヴィンテージの要素を取り入れたスタイル。
ヘリンボーン床材の敷き方の一つ。たがいちがいに方向を変えて敷くことで、デザイン性の高い空間を演出。
ホテルライクリノベーションで、ハイクラスなホテルのような洗練された空間を目指すデザインコンセプト。
ポップ明るく楽しい印象のデザイン。鮮やかな色彩やユニークな形状で、元気な空間を演出。
ミッドセンチュリー1900年代中葉のデザインスタイル。シンプルで機能的な家具が特徴で、レトロモダンな空間を演出。
ミニマル(ミニマム)最小限の要素で構成されたデザインスタイル。シンプルで洗練された空間を目指し、余計な装飾を取り去る。
モールディング壁や天井に取り付けられる装飾的な枠組み。空間に深みや高級感を加えるデザイン要素。
モダン現代的でシンプルなデザイン。機能性を重視し、スタイリッシュな空間を実現。
モノトーン白と黒を基調とした色使い。シンプルで洗練された空間を演出するデザインテイスト。
ヨーロピアン欧風のデザインスタイル。洗練された空間を目指し、高級感あふれるインテリアを取り入れる。
ラグジュアリー高級感のある上質な空間デザインを指す。高品質な素材や照明、家具で洗練された雰囲気を演出。
レトロ昔のデザインを現代に取り入れたスタイル。ヴィンテージやアンティークの要素を含み、懐かしい雰囲気を演出。
古民家(風)伝統的な日本家屋の風合いを取り入れた、温もりと歴史を感じさせるスタイル。
南欧地中海地域のデザインを取り入れたスタイル。明るく温もりのある色彩で、開放的な空間を演出。
北欧シンプルで機能的、自然素材を活かした明るく温もりのあるテイスト。
和モダン和テイスト日本の伝統的な要素を取り入れたデザインスタイル。自然素材や和紙、畳などを用いて、落ち着きのある空間を演出。

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