三井デザインテック

予算1500万以上のマンションリノベーションでは、住み慣れたマンションを使いやすく改修し、これからの暮らしに最適な間取り・インテリアなど、さまざまな希望を実現できます。

マンションリノベーションで以下のような条件を実現すると、予算1500万を超える場合があります。

  • スケルトンリノベーション(フルリノベーション)
  • リフォーム面積が60平米を超える
  • 大幅な間取り変更
  • 水回り設備・配管・断熱材等の部分更新

このページでは、予算1500万以上のマンションリノベーションの施工内容、費用のポイントにくわえ、事例イメージなどご紹介いたします。

ここでご紹介する事例は1500万円代のマンションリノベーションのイメージです。実際のリノベーション費用とは異なります。

情勢や材料・資材価格等の変化により、事例施工当時と現在のリノベーション費用は異なります。

予算1500万以上のマンションリノベーション事例

60平米を超える広い面積のスケルトンリノベーションや、間取りや水回りの変更、造作家具や高級材を使用すると、予算1500万円以上が想定されます。
ここでは、リノベーション面積60平米以上のスケルトンリノベーション(全面改装)の事例をご紹介します。
実際のマンションリノベーション画像や施工前・施工後の間取り図、施工データなど、ぜひ参考にしてください。

ここでご紹介する事例は1500万円代のマンションリノベーションのイメージです。実際のリノベーション費用とは異なります。

情勢や材料・資材価格等の変化により、事例施工当時と現在のリノベーション費用は異なります。

  1. 事例1:間取り変更で好みの暮らしを実現したリノベーション
  2. 事例2:セカンドライフを満喫する夫婦のフルリノベーション
  3. 事例3:趣味のアンティーク家具を生かしたリノベーション
  4. 事例4:フルリノベーションで理想のライフスタイルに

事例1:間取り変更で好みの暮らしを実現したリノベーション

グレーを基調にしたダイニングキッチン

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

● 構造
SRC造
● リフォーム面積
78.13m²
● 延床面積
78.13m²
● 築年数
築21年
● 改装範囲
全面改装
● 家族構成
夫婦、子ども1人

子どもの成長にともない、家族3人が快適に暮らすために築21年の中古マンションをフルリノベーションした事例です。4LDKから3LDKへと間取りを変更​。和室を取り払い、広々と上質感のあるLDKに仕上げました。キッチンは、グレーを基調としたシンプルなアイランド型を採用。家族がコミュニケーションを取りながら料理を楽しめるよう工夫されています。

アイランド型のキッチン

全面改装したキッチンは、清潔感があり、すっきりした空間になりました。背面には大容量の収納棚を設けており、調理道具や家電類を簡単に片付けることができます。さらにキッチンの一角にはコンパクトなパントリーを新設。日用雑貨や掃除機など、頻繁に使用する道具を収納できるようになっています。

大型モニターのあるリビング

リビングは、白とグレーで統一されたシンプルな空間に。大型テレビの背面には石目柄のタイルを貼り、落ち着いて視聴できるよう工夫されています。間接照明をアイキャッチにすることで、シンプルでゆったりくつろげるリビングになりました。

清潔感のある白の洗面台

白を基調に、清潔感を重視した洗面所。前面に貼られたグレーのタイルで、LDKとの統一感を演出しています。​​洗面台の隣に洗濯機を置くなど、動線を考慮しており、随所に使いやすい工夫が施されています。

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事例2:セカンドライフを満喫する夫婦のフルリノベーション

全面フローリングのリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

● 構造
鉄骨鉄筋コンクリート造
● リフォーム面積
97.43m²
● 延床面積
97.43m²
● 築年数
築30年
● 改装範囲
全面改装
● 家族構成
夫婦

子どもが独立し、夫婦2人が毎日の生活を楽しむためにフルリノベーションした事例です。築30年の中古マンションを、3LDKから2LDK​​へ改装。それぞれのプライベート空間を確保しながらも、互いの顔が見える間取りになりました。珪藻土​​や自然素材を使用し、床は無垢フローリングで仕上げています。セカンドライフを満喫しながら、安心して暮らせる住まいを実現しました。

キッチンは壁を取り払い、オープンスタイルにリノベーション。壁面にモザイクタイルをあしらい、デザイン性の高いフードを採用。モダンでありながらも、設備が充実した空間になりました。キッチン、リビング、夫婦それぞれのアトリエをゆるやかに繋いだ設計になっており、必要な場合はパーティションを用いてプライベートな空間に変えることができます。

アトリエスペース

アトリエスペースは、キッチンや寝室、書斎とつながっており、夫婦が互いの気配を感じられる間取りになっています。こういった部屋がゆるくつながる設計は、動線や通風の面でも効率的です。ここで趣味を楽しんだり、一人の時間を満喫したり、いろいろな過ごし方ができます。

畳敷きの寝室

隣室との壁や扉を取り払い、広くなった寝室は、床を一段上げた畳敷きにしました。仏壇を置くための板間や押し入れも確保。和室スペースを縮小してウォークインクローゼットを設けることで、収納性もアップしました。隣にはご主人様用の書斎を設置。奥様のアトリエにも繋がっています。

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事例3:趣味のアンティーク家具を生かしたリノベーション

アンティーク家具が置かれたリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

● 構造
鉄骨鉄筋コンクリート造
● リフォーム面積
77.93m²
● 延床面積
77.93m²
● 築年数
築15年
● 改装範囲
全面改装
● 家族構成
単身

『大好きなアンティーク家具や小物に囲まれて暮らしたい。』こちらはそんな願いを実現するために、築15年の中古マンションをフルリノベーションした事例です。18畳の広いリビング・ダイニングをはじめ、寝室やキッチン、玄関、廊下、洗面所、浴室など、2LDKすべての洋室を趣味のアンティーク製品で装飾しました。こだわりの家具や、思い入れの深い小物が生活を心地良いものにしてくれます。

天蓋のある優雅なテイストの寝室

アンティーク家具に囲まれた寝室は、ヨーロッパのホテルのような空間に様変わり。天井の装飾に合わせた天蓋を新たに設置することで、エレガントで高級感あふれる空間になりました。吟味されたデザインの壁紙やファブリックが、こだわりの家具類を引き立たせます。窓の外にはバルコニーがあり、眺望も抜群です。来客が泊まれる洋室も備えています。

アンティークタイルが貼られた玄関

柔らかな間接照明が訪問者を暖かく迎える玄関。サイドに大容量の収納スペースを備え付け、床面には厚みのあるアンティークタイルを貼りました。室内から緩やかな傾斜を付けており、段差のないバリアフリーになっています。

クラシカルなテイストのキッチン

キッチンは海外ブランドによるオーダーメイド。こだわりのホーロー製シンクを採用し、クラシカルなテイストでまとめています。同時に動線にも配慮し、使いやすさを追求。オフホワイトを基調としたデザインが、どこか懐かしい風合いを感じさせます。

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事例4:フルリノベーションで理想のライフスタイルに

グレーで統一され開放感のあるLDK

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

● 構造
RC造
● リフォーム面積
83m²
● 延床面積
87m²
● 築年数
築10年
● 改装範囲
全面改装
● 家族構成
夫婦

こちらは築10年のタワーマンションを購入して、フルリノベーションした事例です​​。上層階の角部屋という絶好の住環境を生かし、趣味の北欧家具を取り入れ、より快適な空間に改装しました。大きな二面の窓があるLDKを中心に、居心地の良さを追求。さらに掃除しやすい工夫が随所に施されており、機能性も備えた住まいを実現しました。

大型モニターのあるリビング

和室を取り払い、お好みの北欧家具が映える広々としたLDKに生まれ変わりました。壁面の石材タイル、シーンによって設定を変えられる間接照明、北欧テイストの床材など上質感にこだわっています。家具を先に決め、それらに合わせてテレビボードやタイルなどをチョイス。統一感のあるインテリアにより高級感のある空間になりました。

白でまとめられたキッチン

リノベーションで最もこだわったのが、キッチンです。オープンスタイルに改装し、クリスタルを練り込んだフルフラットな天板を採用。美しさと機能性を両立させました。自動水栓や浄水器、ディスポーザーがコンパクトにまとまっており、調理しやすいように工夫されています。

和室を改装してできた書斎

和室の押し入れだったスペースを書斎へリノベーションしました。カウンター式の本棚とテーブルを設置し、ディスプレイ用の配線をまとめるなど、細かい工夫が施されています。仕事や勉強に集中できる機能性の高い空間に仕上がりました。

鏡の位置に工夫が凝らされた洗面所

洗面所は、白とブラウンを基調とした清潔感のある空間に。水ハネを受けにくくするため、鏡を高い位置に取り付け、ヘアメイク用の小型鏡をサイドにも設置。背面にはカウンターを備え付け、物干しポールを設置しています。さらに寝室にも室内物干しユニットを置くなど、利便性も兼ね備えたリノベーションを実現しました。

紹介事例は1500万円代のマンションリノベーションのイメージです。実際のリノベーション費用とは異なります。

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予算1500万のマンションリノベーションの内容は?

予算1500万以上のマンションリノベーションでどこまで希望を実現できるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。予算1500万以上のマンションリノベーションでは、間取りや設備、内装や家具などにこだわったリフォームを実現できます。
ここでは、予算1500万以上のマンションリノベーションのタイプと内容について解説します。

  1. スケルトンリノベーション
  2. 中古マンション購入+リノベーション

スケルトンリノベーション

スケルトンリノベーション(全面改装)は、理想の間取りやインテリアなど、さまざまな希望を実現できます。
スケルトンリノベーションで、以下のようなリフォームを複数含めると予算1500万を超える場合があります。

  • スケルトンリノベーション(フルリノベーション)
  • リノベーション面積が60㎡を超える
  • 大幅な間取り変更
  • 水回り設備・配管・断熱材等の全更新
こちらのページでは、スケルトンリフォームについての解説とメリット・デメリット、気になる費用について解説しています。

中古マンション購入+リノベーション

『現状の住居とは別の場所に住みたい』『住みたいエリアに理想の間取りの新築マンションがない』『一戸建てをリノベーションしても後々の管理が大変』などで悩まれる方の中には、中古マンションを購入してリノベーションされる場合もあります。

中古マンション購入とリノベーションを合わせると、物件やリノベーション内容によって予算1500万円代を超えることもあります。物件費用とリノベーション工事予算のバランスを考えて計画することが重要です。

中古マンションをリノベーション(リフォーム)する際の基礎知識についてはこちらのページをご覧ください。

新築マンション購入と中古マンションリノベーション、どちらが安い?

マンションを購入する際に、

  • 新築マンションを購入する
  • 中古マンションを購入してマンションリノベーションする

のどちらがよいか、悩まれる方も多いようです。

そこで、「新築マンション購入」と、「中古マンション購入+リノベーション」の費用を比較しました。

首都圏の中古マンションと新築マンションの購入・リノベーション価格比較

中古マンション(※1) 新築マンション(※2)
平均価格(万円) 3,869 6,260
1平米単価(万円/㎡) 59.81 93.6
専有面積 64.68 66.87(※3)
リノベーション費用(万円) 1,000 0
価格合計(万円) 4,869 6,260
リノベ後の1平米単価(万円/㎡) 75.28
総額の差額(万円) -1,391

公益社団法人東日本不動産流通機構・中古マンションの基本指標 成約物件 2021年[首都圏]データ、築年数平均は22.67年

公益社団法人不動産流通推進センター・不動産業統計集 (9月期改訂)2不動産開発・マンションの地域別平均分譲価格の推移 2021年[首都圏]データ

:(専有面積は平均価格/1平米単価から算出)

上記の比較では、中古マンションを買ってマンションリノベーションするほうが、新築マンションを購入するよりおよそ1,391万円安いという試算結果が出ました。

なお、こちらの試算は2021年のマンション購入平均価格、およびリノベーションの平均費用をもとに算出しています。実際のマンション価格やリノベーション費用は、地域や工事内容により大きく変動することをご了承ください。

予算1500万マンションリノベーション費用内訳は?

ここでは、予算1500万以上のマンションリノベーション費用相場について解説します。

  1. 予算1500万以上のマンションリノベーション費用相場
  2. 予算1500万以上のマンションリノベーションの費用のポイント

予算1500万以上のマンションリノベーションの費用相場は?

マンションをスケルトンリノベーションした場合の平米(㎡)あたりの費用相場は、以下になります。

  • 一般的なマンションの場合:25万円~
  • ハイグレードマンションの場合:30万円~

上記の費用相場で試算すると、60㎡を超えるスケルトンリノベーションでは予算1500万以上になることがあります。

専有面積(㎡) リノベーション後の想定間取り 費用相場
50 1LDK〜2LDK 1,250万~1,500万
60 1LDK〜2LDK 1,500万~1,800万
70 1LDK〜3LDK 1,750万~2,100万
80 1LDK~3LDK 2,000万~2,400万
90 1LDK〜3LDK 2,250万~2,700万
100 1LDK〜4LDK 2,500万~3,000万
110 2LDK〜4LDK 2,750万~3,300万
120以上 2LDK~4LDK 3,000万~

スケルトンリノベーションの下限費用目安は1㎡あたり約25万円〜を想定し、上限はグレードの高い設備などを設置する場合を想定し1㎡あたり約30万円としています。

利用する素材などにより価格は変わります。

予算1500万の工事別・マンションリノベーション費用のポイント

マンションリノベーションの費用は、以下のような工事やリノベーション内容により費用が変動します。

  • 水回りの移動により、配管工事が必要な場合
  • 高級な内装材(床材、壁材、クロス素材など)を利用する場合
  • 大幅な間取り変更にともない、工事期間が長くなる場合 …など

上記の例をともなうリノベーションは、費用が大きく変動することがあります。そのため、マンションリノベーションを検討しはじめる段階から、見積りを取ることをおすすめします。

早めにマンションリノベーション工事費用の見積りを入手できれば、予算内で実現可能なリノベーション内容を把握しやすくなり、ローンや補助金などの資金計画を立てやすくなります。

マンションリノベーションのメリット・人気の理由

住み慣れた空間で、新鮮な生活

マンションリノベーションで費用が変わる4つのポイント、3.住宅設備機器の仕様

マンションリノベーションをするメリットは、住み慣れた部屋を新しいデザインで過ごす楽しさにあります。
見慣れた愛着のある部屋が見違えるほど新しくなる過程には、単に新しい家に住み替えることでは味わえないワクワク感があるもの。実際にリノベーションしたお客様からも、多くの満足のお声が届いています。

住みづらくなった、手狭になったなどで引越しを検討する方は多いですが、反面、子どもの学校やご近所づきあいなど、住みなれた土地や環境から移動してしまうことに躊躇してしまう方も多いでしょう。
そんなときにも、いまある環境を変えることなく新しい家で過ごすことができるリノベーションは、選択肢のひとつとなります。

広さ・開放感

マンションリノベーションで費用が変わる4つのポイント、1.リノベーションの施工面積

同じ床面積であっても、間取りを変更することによって空間の広さは不思議と違うように感じられるもの。
例えば、間仕切り壁を少し取り除くことでも、空間が広がったように感じられ、開放感が得られることもあります。
ご紹介している数々の事例からもわかるように、リノベーションの効果は絶大です。

生活の快適性

マンションリノベーションで費用が変わる4つのポイント、2.間取りの大幅変更やインテリアデザインへのこだわり

リノベーションを検討するきっかけのひとつに、間取りの使いづらさが挙げられます。また、収納が足りない、掃除がしづらい、動線が悪いということは日々の暮らしの中ではストレスになるもの。

リノベーションをすることで、それらが格段に解決されるのは大きなメリットです。収納、掃除、動線が快適になることで、生活の質も格段に上がります。

予算1500万円でマンションリノベーションを検討する際の注意点

マンションリノベーションでは、希望どおりの間取りに変更できないケースもあります。

マンションリフォームでできること・できないことを説明したイラスト

キッチンなど水まわり設備を移動する

十分な排水勾配をとれる範囲に移動距離が限られる。配管が階下の住戸の天井にある場合はできない

内装を変更する

壁・天井の張り替えや塗装は自由に行うことができる。また、室内ドアなどの建具交換も自由

断熱性をあげる

内窓を設けて窓の断熱性を上げる、壁や天井の内側に断熱材を充填して断熱性を上げることも可能

間取りを変更する

間取り変更は自由。天井板を外して高さを上げられることも。ただし壁式構造は外せない壁がある

サッシを交換する

サッシは住戸に付随していても共用部分。勝手に複層ガラス用サッシなどに交換することはできない

玄関ドアを交換する

共用部分なので交換も外側の塗装もできない。室内側の塗装はできる。錠交換は管理組合に確認を

パイプスペースを移動する

各住戸への給排水管、ガス配管、電気配線などは共用の配管スペースなので、移動できない

コンセントの数を増やす

住戸内の電気配線をやり直せるので、数を増やしたり、位置の移動はできる。スイッチの交換も可能

床材を変更する

管理規約によって遮音性に基準が設けられている場合は、床材の選択や施工方法に工夫がいる

床暖房を設置する

マンション全体のガスまたは電気容量に制約されるので管理組合に確認を。床の高さが若干上がる

耐震性を上げる

耐震補強はマンション全体にかかわることなので住戸単位ではできない。棟全体で行う場合は可能

そこで、マンションリノベーションを検討する前に確認しておきたい4つの重要ポイントをご紹介します。

  1. 希望の間取りへ変更できないことも
  2. 配管の場所によって、水回りの移動が制限される
  3. マンション管理規約を事前にチェック
  4. 売却時の資産価値が下がることも

1.希望の間取りへ変更できないことも

マンションリノベーションでは、建物の構造により、間取りを自由に変更できないこともあります。

マンションの主な構造は2つのタイプがあります。

1. ラーメン構造

マンションの主な構造の一つ、ラーメン構造

ラーメン構造は、柱や梁(はり)が主体で建物を支える構造です。間仕切り壁を取り外して、比較的自由に間取りを変更できます。しかし、構造躯体(柱や梁)を壊すことはできません。

  • ラーメン構造では、柱や梁が重要な役割を果たしているため、これらの構造躯体を変更することはできません。
  • 柱や梁の位置によって、間取り変更後の部屋の形状や配置に制約が生じることがあります。
  • 間取り変更時には、柱や梁の配置に合わせた工夫や補強が必要となる場合があります。

2. 壁式構造

マンションの主な構造の一つ、壁式構造

壁式構造は、壁で建物を支える構造です。室内に撤去できない壁が残るため、間取り変更には壁の位置変更や撤去に制約があります。

  • 壁式構造では、壁が建物の耐力を担っているため、壁の位置変更や撤去には慎重さが求められます。
  • 壁の配置や強度によって、間取り変更の自由度が制約されます。
  • 間取り変更の際には、壁の位置変更に伴う構造上の影響や安全性の確保に配慮する必要があります。

マンションの構造がわからない場合は、担当者に相談して現地調査を実施しましょう。

2.配管の場所によって、水回りの移動が制限される

マンションの構造、直床構造と置床構造の配管の違いについて説明するイメージ画像

水回りのリノベーションでは、床の構造や配管の通り道によって、水回りを移動できる範囲、自由度が大きく異なります。

床の構造が二重床であり、給排水管が床スラブ(コンクリートの床)の上を通っている場合、水回りの移動は比較的自由に行えます。二重床によって配管が覆われており、床下には十分なスペースがあるため、給排水管の移動が可能です。また、床下の空間には排水のための勾配が必要ですが、床下の高さにゆとりがあるほど水回りの移動範囲も広がります。

一方、直床(床スラブ貫通配管)構造では、給排水管を移動できるスペースが存在せず、水回りの移動が大きく制限されます。直床構造では、床スラブに配管が埋め込まれており、そのために配管の移動が難しくなります。

つまり、床の構造や配管の通り道によって、水回りを移動できる範囲が大きく異なります。

配管の位置は調査が必要な場合もありますので、早めに調査を依頼しましょう。

3.マンション管理規約を事前にチェック

マンション管理組合の定める規約により、リノベーションが制約される場合もあります。事前にマンション管理規約をチェックしてみましょう。マンション管理規約の内容に不安がある場合は、担当者に相談してみましょう。

4.売却時の資産価値が下がることも

マンションリノベーションは資産価値を高めることができますが、極端に個性的なリノベーションは、マンション売却時の資産価値が下がる可能性もあります。 リノベーションによりマンションの資産価値を高めたい場合は、リノベーションの担当者と相談しながら計画することをおすすめします。

予算1500万円のマンションリノベーションの流れ

マンションリノベーションで理想の家づくりを実現するためのステップをご紹介します。

  1. 理想のデザイン、間取りのイメージを決める
  2. マンションリノベーションの時期、工事期間を確認する
  3. 予算を決めて、費用を調べる
  4. 実現したいイメージを伝え、見積もりを依頼する

1.理想のデザイン、間取りのイメージを決める

デザインリノベーションの例

まずは以下の資料を活用しながら、実現したい生活イメージ、リノベーションの間取り、デザインを固めていくのがおすすめです。

マンションリノベーション事例

資料・カタログ

モデルルーム・ショールーム

を見ながら、具体的であればあるほど、リノベーションの実現に近づきます。

2.マンションリノベーションの時期、工事期間を確認する

家の形をした模型

リノベーションをいつ頃行うのかを考え、実際に工事にはどのくらいの期間がかかるのかを確認しましょう。並行して、施工期間中の仮住まいをどうするのかについても調べておきましょう。

3.予算を決めて、費用を調べる

電卓の画像

まずはリフォームに必要な費用を調べながら、希望予算を決めましょう。実際の事例を見るうちに「あれもいいな」「これも入れたいな」とやりたいことはどんどん増え、予算よりも膨らんでしまう傾向にあります。最初にまず大まかな予算を決めてしまいましょう。

次に、実現したいマンションリノベーションの費用相場を調べてみましょう。費用相場を確認することで、予算の範囲内でどのようなリノベーションプランを実現できるのか、イメージをつけやすくなります。

また、資金計画も重要です。資金計画を立てるときには、マンションリノベーションに利用できる補助金、必要な税金手続きやローンなども調べておきましょう。

4.実現したいイメージを伝え、見積もりを依頼する

夫婦がパソコンを前に相談している写真

マンションリノベーションの実際の費用は、マンションの特性によっては相場と異なる場合もあります。実際に見積りを確認するまで明確な費用は分かりませんので、早めに見積りを依頼しましょう

担当者が決まったら、補助金やローンについても相談することができますので、リノベーションを検討し始めたらまずはいちど相談してみることをおすすめします。

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マンションリノベーションをトータルでサポートいたします

マンションリノベーションをご検討の方は、ぜひ三井デザインテックへご相談ください。リノベーションにかかわるデザイン・間取りタイプ、予算・費用、工事など、さまざまなご要望をトータルでサポートいたします。

三井デザインテックが選ばれる5つの理由

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三井デザインテックは、ホテルやオフィスなどの公共空間、マンションや戸建てなどの住空間など、さまざまな空間の設計デザインを手がけています。

住空間に関しては、理想のデザインを生み出す設計担当リフォームプランナーが約150名在籍し、お客様の理想のリノベーションを実現いたします。

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三井デザインテックでは安心の保証・アフターサービスをご用意しています。最長2年の保証制度、定期アフターメンテナンスサービス、24時間コールセンター窓口対応など、リノベーション後も安心してお住まいいただくためのサービスを充実させています。

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三井デザインテックでは、中古物件探し、各種リフォームローンなどで三井不動産グループと連携して、お客様のリフォームのご要望にお応えいたします。

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三井デザインテックでは、これまでにリフォームコンクールなどで数々の受賞実績がございます。

2023.12.04時点の情報です

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