三井デザインテック

2025.06.02

古いマンションをリノベーションする前に知っておきたいこと|費用・注意点・画像事例を紹介

「築年数の経った古いマンションって、あとどれくらい住めるんだろう?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、築30年・40年・50年のマンションを例に、リノベーションで快適に住み続けるためのポイントや費用の目安、注意点をまとめました。
今住んでいる方も、購入を検討している方も、築年数だけで判断せず、正しく情報を見極めて後悔のないリノベーションをしましょう。

古いマンションのリノベーションが注目されている理由

リノベ前の室内の様子

築年数の経った古いマンションをあえて選び、リノベーションで理想の住まいを実現する方が増えています。
ここでは、古いマンションをリノベーションするメリットとして、とくに注目されている以下3つのポイントをご紹介します。

新築マンション購入より費用を抑えられる

築年数の経った古いマンションは、物件価格が比較的安いのが特徴です。そのため、リノベーション費用を含めても、新築マンションを購入するより費用を抑えられるケースが多くあります。

とくに、都心や人気エリアでは、新築物件の価格が高騰しています。中古マンションなら価格が下がる分、希望の立地に手が届く可能性もあります。
また、購入コストを抑えた分、内装や設備のグレードアップに回せるという点も魅力です。費用については、後ほど「古いマンションのリノベーションにかかる費用」のパートで、詳しく解説しています。

ただし、建物の構造や管理状況によっては、見えない部分の修繕費が発生する場合もあります。物件選びの段階で、劣化状況や修繕履歴をしっかり確認しましょう。

新築マンション購入と中古マンションリノベーションの予算比較について詳しくはこちら
マンションリノベーションの費用相場について詳しくはこちら

理想の間取りやデザインが叶う

築古マンションが注目される理由のひとつに、リノベーションによって理想の間取りや空間デザインを実現できるという点があります。

デザインを一新した斬新なリビング

築年数の経った物件は、間取りが現代のライフスタイルに合っていないケースもありますが、リノベーションすることで、家族構成や生活動線に合わせた空間へと再構築が可能です。
とくに、フルリノベーション(スケルトンリノベーション)であれば、設備や内装を一新できるため、新築と変わらない快適さが実現します。例えば、ナチュラル北欧・インダストリアル・ヴィンテージ・モダンなど、好みのテイストを反映した空間づくりも可能です。

ただし、構造や管理規約によって間取り変更に制限がかかることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

マンションリノベーションのデザイン別の事例はこちら
マンションのスケルトンリノベーションについて詳しくはこちら
マンションリノベーションの間取り変更について詳しくはこちら

立地の良い物件を選べる可能性がある

築古マンションは、今ではなかなか新築が建つのが難しい人気エリアに位置しているケースも多くあります。
近年は、駅前や人気エリアの土地がすでに埋まっていることが多く、新築マンションは再開発エリアや郊外寄りの立地に建てられる傾向があります。
そのため、中古物件の方が希望の立地に出会える可能性が高いといわれています。駅近や都心部、眺望の良い高台など、新築では出会いにくい立地や環境に住めるチャンスがあるのも、中古マンションの魅力です。

古いマンションで考えられるリノベーション3つのケース

築古マンションをリノベーションするケースは、大きく3つあります。
ここでは、それぞれの特徴や注意点をご紹介します。

古いマンションの外観
  1. 中古マンションを購入してリノベーションする
  2. 今住んでいるマンションをリノベーションする
  3. リノベーション済みの中古マンションを購入する

中古マンションを購入してリノベーションする

中古マンションを購入し、内装や設備を一新するケースです。自由度の高い住まいづくりを実現したい方に人気があります。エリアや広さにこだわって物件を選びつつ、自分たちの理想を反映できる空間に仕上げられるのが大きな魅力です。

ただし、不動産業者との物件購入の手続きとリノベーションの計画を同時に進める必要があるため、全体のスケジュール調整や情報整理が欠かせません。とくに、築古マンションは、配管や構造部分の状態、耐震性の有無なども検討材料になります。
内装だけでなく、見えない部分も含めてトータルで検討できるよう、信頼できるリノベーション会社と一緒に進めるのがおすすめです。

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今住んでいるマンションをリノベーションする

今住んでいるマンションをリノベーションすることで、住み慣れた環境を活かしながら、内装や設備を一新することができます。
子育てがひと段落したタイミングや、老後の暮らしを見据えて、バリアフリー化や造作収納の設置など、ライフスタイルに合わせたリノベーションを検討する方も増えています。

ただし、リノベーション中は仮住まいが必要になったり、住みながら工事を進める場合は作業範囲に制限が出ることもあるため、スケジュールや段取りの調整が重要です。
また、マンションの専有部・共用部の区分や、管理組合への申請などのルール確認も必要です。管理規約の内容や建物の構造によっては、希望する間取り変更や水回りの移動が難しいケースもあります。

計画段階で管理規約を確認するとともに、専門家やリノベーション会社に相談し、希望するリノベーションが可能か確認しておきましょう。

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マンションリノベーションの間取り変更について詳しくはこちら
マンションリノベーションで収納を充実させる方法について詳しくはこちら

リノベーション済みの中古マンションを購入する

リノベ前の室内の様子

内装や設備があらかじめリノベーションされている中古マンションは、購入後すぐに住める手軽さが魅力です。
ただし、見た目がきれいでも、設備配管や電気配線、断熱材、構造部分などが更新されているかどうかは物件によって異なるため、事前の確認が必要です。
また、すでに完成された空間であるため、自分好みにカスタマイズできる点が少ないことも考慮しておきましょう。

「完成された住まい」をお探しの方には、グループ会社・三井不動産レジデンシャルが手がけるリノベーション済みマンションもございます。

三井不動産レジデンシャル
リノベーション済み物件一覧

なお、間取りやデザインにこだわりたい方には、オーダーメイドのリノベーションがおすすめです。
三井デザインテックでは

  • 物件購入+リノベーション
  • 現在お住まいのマンションのリノベーション

を前提としたご提案を行っております。
ライフスタイルに合わせた住まいづくりをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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三井デザインテックが選ばれる理由

ヴィンテージマンションをリノベーションするという選択

リノベ前の室内の様子

古いマンションの中には、建築デザインや住まいのあり方、立地が評価され続け、年月を経てより価値が高められている物件もあります。
このような物件は「ヴィンテージマンション」と呼ばれ、近年最新の設備を導入し、快適な住まいへとリノベーションして住まうという選択肢も注目されています

ヴィンテージマンションには、ゆとりあるエントランスや美しい眺望、天井の高さや窓の形状、独特の素材使いなど、 現代のマンションにはない要素が詰まっています。立地の良さに加え、歴史ある建物や洗練された周辺環境も魅力となり、今なお資産価値が高く評価され続けています。

ただし、ヴィンテージマンションはそもそも市場に出る数が少なく、空きがなかなか出ない、価格が高いといったハードルがあります。
そこで注目されているのが、ヴィンテージマンションが持つ“空間性”や“美意識”を現代の住まいに取り入れるリノベーションです。素材や照明、色合いなどにこだわることで、ヴィンテージマンションのような唯一無二の空間を演出できます。

三井デザインテックでは、「ヴィンテージマンションの良さを活かした住まいづくり」を多数ご提案しています。既存の物件の魅力を引き出しながら、理想を実現する空間づくりをサポートします。

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ヴィンテージデザインのマンションリノベーションについて詳しくはこちら

中古マンション市場の築年数の傾向

古い高層マンション群

近年、新築マンションの供給が限られるなかで、中古マンション市場に注目が集まっています。とくに首都圏では、売り出される物件の平均築年数が上昇傾向にあり、築年数の経った古いマンションも選択肢として検討されるケースが増えています。
国土交通省のデータからも、中古マンション市場の動きが以下のように読み取れます。

  • 2008年ごろから分譲マンションの新規供給戸数は減少傾向
  • 首都圏での中古マンションの平均築年数は約28年

背景には、新築マンション価格の高騰や、利便性の高いエリアで新規供給が難しくなっている現状があります。
そのため、駅近や都心部などの立地が良い中古物件が改めて注目されるようになり、築年数が経っていても高い人気を集めています。

古いマンションはあと何年住める?

築古マンションでも、適切な管理と修繕が行われていれば、長く快適に暮らせるとされています。
国土交通省の「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」報告書でも、管理状態の良い物件は、長期にわたって使用できると明記されています。

また、築年数が耐震性能に直結するわけではありませんが、1981年6月に施行された「新耐震基準」を境に建物の構造安全性に差があるため、耐震性の観点からも築年数の把握は重要です。
以下に、旧耐震基準と新耐震基準の違いを簡単にまとめました。

耐震基準 導入時期 耐震性能 特徴
旧耐震基準 1981年5月以前 震度5程度 震度5に耐えうる設計であり、後の新耐震基準と比べて耐震性能が低い
新耐震基準 1981年6月以降 震度6強〜7程度 大規模な地震で建物の倒壊や損傷を受けない耐震性

参照:国土交通省内閣府

ただし、旧耐震基準のマンションでも、耐震診断や補強工事を行い、耐震性を向上させている物件もあります。中古マンションの購入を検討する際は、耐震診断の有無や補強工事の実施状況、耐震基準適合証明書の取得状況などを確認し、安心して暮らせる住まいかどうかを見極めましょう。

ここでは、マンションの築年数ごとに、あと何年住めるのかの目安についてご紹介します。

築30年のマンションの場合

築30年のマンションは、管理状態が良好であれば、さらに40〜50年ほど住めるとされています。(※2025年5月時点の目安)
築30年程度のマンションは、1981年以降に建てられた「新耐震基準」に適合している物件が多く、構造面でも一定の安心感があります。
ただし、建物によっては築年に近い1981年前後の竣工も含まれるため、耐震基準の適合状況は念のため確認しておくと安心です。

築30年のマンションリノベーションについて詳しくはこちら

築40年のマンションの場合

築40年のマンションは、管理状態が良好であれば、さらに20〜30年は住めるとされています。(※2025年5月時点の目安)
ただし、築40年のマンションは、新耐震基準に適合している物件と、旧耐震基準のままの物件が混在する移行期に建てられたものが多く、耐震性能の確認が特に重要です。

また、内装や設備は経年劣化が進んでいる場合が多く、フルリノベーションを前提に検討するのがおすすめです。

築50年のマンションの場合

築50年のマンションは、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)やRC造(鉄筋コンクリート)で、しっかりとメンテナンスされている物件であれば、さらに10〜20年程度住める可能性があります。(※2025年5月時点の目安)

なお、鉄筋コンクリート造のマンションには「法定耐用年数47年」という税務上の基準があります。これは減価償却などの計算上で用いられるものであり、実際の住まいとしての使用年数を示すものではありません。
適切な修繕と管理が行われていれば、築50年を超えても快適に暮らせるマンションは多数存在しています。
出典:所得税法施行令

ただし、多くの築50年物件は1981年6月以前の旧耐震基準で建てられており、耐震性能や構造の劣化状況を慎重に確認する必要があります。
耐震診断の実施状況や補強工事の有無、耐震基準適合証明の取得状況などは、事前にチェックしておきましょう。
また、配管・断熱材・電気設備などの老朽化が進んでいるケースがほとんどのため、フルリノベーションを前提として検討がおすすめです。

古いマンションのリノベーションにかかる費用は?

PCで費用を検討しているイメージ

築古マンションをリノベーションする場合、設備の老朽化が進んでいる場合が多く、築年数の浅い物件に比べて費用が高くなる傾向があります。配管や下地の補修、断熱性能の向上など、見えない部分への工事が必要になるケースが多いため、一定の費用増加は想定しておいたほうが安心です。

とはいえ、リノベーションの費用は専有面積に応じて大きく変動するため、まずは広さごとの費用相場を確認しておきましょう。

以下の表では、一般的な広さごとにリノベーション後の間取り別の費用をまとめています。

※各専有面積をクリックするとそれぞれの詳細解説や事例ページにリンクします。

専有面積(㎡) リノベーション後の想定間取り 費用相場
50 1LDK〜2LDK 1,250万~1,500万
60 1LDK〜2LDK 1,500万~1,800万
70 1LDK〜3LDK 1,750万~2,100万
80 1LDK~3LDK 2,000万~2,400万
90 1LDK〜3LDK 2,250万~2,700万
100 1LDK〜4LDK 2,500万~3,000万

フルリノベーションの費用目安は約25万円/㎡を想定し、上限は質の高い設備などを設置する場合を想定し約30万円/㎡としています。 利用する素材・部材・設備機器などにより価格は変動します。

古いマンションをリノベーションする際のデメリット・注意点

費用を検討しているイメージ

築年数の経った古いマンションのリノベーションは、価格や立地面などでメリットがある一方、以下のような注意点もあります。

  1. 物件の耐震性
  2. 売却が難しい
  3. 配管や断熱材などの劣化
  4. 断熱性や防音・遮音性
  5. 修繕積立金や管理費

中古マンションの購入やリノベーションの計画を進める前に、これらのポイントをしっかり確認しておきましょう。

1.物件の耐震性

築年数が経った古いマンションをリノベーションする際は、どの耐震基準に基づいて建てられているかを確認しておきましょう。1981年5月31日以前に建築確認申請が出されたマンションは「旧耐震基準」に基づいており、大規模地震に対する耐震性能が十分とはいえない場合があります。 ただし、旧耐震のマンションであっても、耐震診断の実施や補強工事によって、一定の安全性が確保されているケースもあります。

このような物件では、「耐震基準適合証明書」が発行されている場合もあり、安心材料としてひとつの目安になります。建築年だけで判断するのではなく、耐震診断の有無や補強工事の履歴、証明書の発行状況なども含めて確認しておきましょう。

2.売却が難しくなる場合も

築年数の経過した古いマンションは、将来的に売却しようとしたとき、買い手がつきにくいケースがあります。とくに、耐震性能に不安がある物件や、管理状態が悪い物件、立地や周辺環境に難のある物件は、資産価値が下がりやすく、買い手が見つかりにくい場合があります。

一方、築年数が古くても、管理が行き届いていたり、利便性の高いエリアにある物件、適切にリノベーションされている物件は評価されやすい傾向にあります。

リノベーションを前提に築古マンションを購入する場合も、将来的な資産価値や売却のしやすさを事前に意識しておきましょう。

3.配管や断熱材などの劣化

築古マンションは、壁や床の内側にある配管・断熱材など、目に見えない部分の劣化が進んでいるケースがあります。とくに、給排水管や断熱材などの建物内部の構造や部材は、劣化が進んで寿命を迎えていることもあり、リノベーション時に交換が必要になる場合も少なくありません。
そのため、リノベーションを計画する際には、専門家やリノベーション会社に点検や診断を依頼し、必要な工事内容を把握しておくようにしましょう。

4.断熱性や防音・遮音性の不足

築古マンションは、新築マンションと比べて断熱性や防音・遮音性が劣る場合があります。とくに、古いサッシや窓ガラスは外気の影響を受けやすく、暑さ寒さが室内環境に影響を与えがちです。リノベーション時には、窓や壁の断熱材の追加や性能改善が可能かどうか、リノベーション会社に確認しておきましょう。 一般的に、窓まわりはインナーサッシ(内窓)の設置によって断熱対策を施す事が多いですが、マンションによっては、大規模改修工事の一貫で「複層ガラス」を採用した最新のサッシに入れ替える計画がされているケースもあります。

5.修繕積立金や管理費がかさむ

築年数が経った古いマンションほど修繕積立金や管理費が高くなる傾向があります。毎月の修繕積立金や管理費がどの程度になるのかを把握し、全体の予算をしっかり検討しておきましょう。
また、築古マンションは、大規模修繕工事の実施が控えている場合も多く、修繕積立金の増額や一時金の徴収が行われるケースもあります。事前に長期修繕計画や過去の修繕履歴を確認し、今後の負担を想定しておくと安心です。
ただし、これらのランニングコストは住戸数や入居者数によって異なる事が多く、少戸数のマンション程、高くなる傾向があります。

こうした築年数の古いマンションの注意点は、事前の確認や計画でしっかり対策できます。マンションリノベーションを成功させるためには、実績が豊富で信頼できるリノベーション会社に相談することが大切です。

三井デザインテックは、これまでの豊富な実績をもとに、お客様の理想やライフスタイルに合わせたリノベーションをご提案しています。築年数が気になる物件でも、ご不安な点をひとつずつ整理しながら進めてまいります。
まずはお気軽にご相談ください。

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古いマンションのリノベーションで後悔しないためのポイント

費用を検討しているイメージ

ここからは、後悔のないリノベーションを実現するために、おさえておきたい3つのポイントをご紹介します。

管理規約を確認する

マンション管理規約や構造によって、間取りやデザインの制約を受ける場合があります。
とくに、間取りや壁の配置が構造上重要な役割をしている場合や、配管の位置が限定されているケースでは、希望する間取りに変更できない可能性もあります。計画段階で管理規約を確認するとともに、専門家やリノベーション会社に相談し、希望するリノベーションが可能か確認しておきましょう。三井デザインテックでは、ご契約前の計画段階で、管理規約をはじめ、マンションの竣工図などの資料から、見えないリスクを事前に把握し、プランに反映させています。

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築古リノベーションに合わせた資金計画を立てる

古いマンションをリノベーションする場合、想定外の費用が発生するリスクを踏まえた資金計画が欠かせません。とくに、配管や下地の劣化、構造の補強など、工事を進めてみないと分からない見えない部分にコストがかかる場合があります。

また、リノベーション費用そのものだけでなく、仮住まい費用・引越し代・家具や家電の買い替えなど、トータルで必要な支出を見積もっておくのも大切です。

実績豊富なリノベーション会社に依頼する

築年数の経った古いマンションは、構造や設備の状態、管理規約の内容など、物件ごとに条件が大きく異なります。そのため、リノベーションには専門的な知識と柔軟な対応力が求められます。

実績豊富なリノベーション会社であれば、こうした条件をふまえたうえで、現実的かつ柔軟な提案が可能です。

また、リノベーション会社によって進め方などに違いがあるため、自分たちの希望やライフスタイルに合った依頼先を選ぶことも大切です。

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三井デザインテックでは、設計から施工、アフターサポートまでを一貫して担う体制を整え、お客様の理想や不安に寄り添ったリノベーションをご提案しています。
ライフスタイルやご希望に合わせた住まいづくりを、プロの視点でしっかりとサポートいたします。

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また、三井デザインテックでは、マンションリノベーションに関する記事を多数提供しています。

例えば、マンションリノベーションの流れ費用相場注意点デザイン・テイスト別の事例など、多数のコラムを掲載しております。詳しくは、三井デザインテックの「リノベーションコラム(記事一覧)」をご覧ください。

築30年〜築40年マンションリノベーション事例

築年数の経過したマンションをリノベーションで一新し、古くなった設備やデザインを現代の暮らしに合わせてアップデートした事例をご紹介します。理想の住まいを形にするために、各事例の工夫やアイデアをぜひ参考にしてください。

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住み慣れたマンションに、住み続けるためのバージョンアップ

ヴィンテージ感のあるリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

Data

構造
RC造
リフォーム面積
99.88m²(平米)
延床面積
99.88m²(平米)
築年数
31年
改装範囲
スケルトン
家族構成
夫婦

新築時から住んでいた築31年のマンションをリノベーションした事例です。老朽化が気になり始めた設備や内装を一新し、断熱性能の向上も図ることで、快適性をさらに高めました。

ダイニングのビフォーアフター

LDKは開放感のある、心地よい場所に生まれ変わりました。床には大判タイルを採用し、空間に広がりとモダンな印象をプラス。オープンキッチンを採用し、リビングとつながりを持たせることで、より開放的で明るいスペースになりました。

I型のキッチン

洗面所は落ち着きのある雰囲気に仕上げました。洗面台には高級感のある素材を採用し、シンプルながらも上質さを感じさせる空間を演出しています。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

玄関の壁面には天然石を取り入れ、重厚感と高級感をプラスしました。住まいの第一印象を上品に演出しています。

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北摂で築30年のマンションを「自分流」にリノベして、大好きな家具と暮らす

ヴィンテージ感のあるリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

Data

構造
RC造
リフォーム面積
70m²(平米)
延床面積
70m²(平米)
築年数
30年
改装範囲
スケルトン
家族構成
40代・4人家族

住みたかったエリアの新築マンション購入を検討していたものの、希望の立地やインテリアのデザインに合う物件が見つからず、「中古マンションを買ってリノベーション」を選ばれた事例です。希望エリアで見つけた築30年のマンションを、ヴィンテージの風合いを生かした理想の住まいへとリノベーションしました。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

ヴィンテージの質感を活かした素材や古材を多く採用。「絶対に置きたい」と決めていたソファとベンチを中心に、一体感のあるデザインに仕上げました。

I型のキッチン

むき出しの梁にはアイアン素材の物干し掛けを設置し、素材の質感を活かしながら実用性も確保。低かった天井は取り払い、壁と天井を白に塗装して、開放感のある空間に仕上げました。

I型のキッチン

キッチンはI型を採用し、腰壁を設けた対面式に。換気扇のダクトは、天井と同じ白い色で塗装しました。シンプルながらも、ヴィンテージらしいラフな雰囲気が漂います。

I型のキッチン

床材にも特にこだわり、既成のフローリングでは満足できるものが見つからなかったため、オーダーで製作。経年により味わいが増す無垢材の床が、住まいの個性を引き立てます。

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やわらかな光と豊かでシンプルな素材感に包まれながら過ごす住まい

ヴィンテージ感のあるリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

Data

構造
RC造
リフォーム面積
150.5m²(平米)
延床面積
150.5m²(平米)
築年数
33年
改装範囲
フルスケルトン
家族構成
夫婦+子

築33年の中古マンションを購入し、リノベーションで一新した事例です。ライフスタイルに合わせ、デザイン性と使いやすさを満たす空間に生まれ変わりました。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

リビングは、既存のキッチンの壁を取り払い、広々としたLDKに生まれ変わりました。床や壁の仕上げを統一することで空間全体にまとまりを感じさせ、奥行きと開放感を演出しています。窓際のブラインドで外からの視線をしっかり遮りつつ、やわらかな自然光を室内に取り込むことで、心地よく落ち着いた空間を実現しました。

I型のキッチン

キッチンはオープンスタイルを採用し、収納扉や壁面はグレーで統一。重厚感のある石目調の天板と見事に調和し、洗練された美しさと存在感を演出しています。

I型のキッチン

洗面所はファミリー全員が快適に使えるよう、脱衣スペースとは離れた設計に。洗面は2つ設置し、朝の時間帯でも同時に使いやすい工夫が施されています。高級感を意識し、上質な素材と洗練されたデザインに仕上げました。

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表情豊かな素材と光を採り込み心地良い時間を生む

ヴィンテージ感のあるリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

Data

構造
SRC造
リフォーム面積
99.6m²(平米)
延床面積
142.7m²(平米)
築年数
33年
改装範囲
部分改装
家族構成
夫婦

マンション最上階のバルコニーからの眺望を最大限に活かした、築33年のマンションリノベーション事例です。自然素材をふんだんに取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出。自然の美しさと温かみを感じられる空間に生まれ変わりました。

ダイニングのビフォーアフター

キッチンとダイニング、リビングを広く開放的にデザインし、窓からの眺望を存分に楽しめる空間に仕上げました。外光が部屋の奥まで届く設計により、全体が明るく開放感ある印象に。さらに、天井には木材を用いたデザインを取り入れ、空間全体がナチュラルな素材に包まれた温かみのある雰囲気を演出しています。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

キッチンまわりの壁をなくし、ゆとりある収納スペースを確保することで、キッチンとダイニングにゆとりを持たせ、使い勝手を向上させました。ナチュラルでシンプルなデザインが、機能性と美しさのどちらも満たす住まいを実現しています。

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物件の特徴を活かした魅力的な空間に変身

ヴィンテージ感のあるリビング

Before

ビフォー平面図

After

アフター平面図

Data

構造
SRC造
リフォーム面積
373.03m²(平米)
延床面積
373.03m²(平米)
築年数
42年
改装範囲
全面改修

築42年のメゾネットタイプのマンションリノベーション事例です。築40年以上ということもあり、全体的に老朽化がすすんでいましたが、既存の重厚感のある素材を活かしながら、非日常感を演出できる住まいへと生まれ変わりました。

ダイニングのビフォーアフター

エントランスホールの吹き抜けには、壁面に天然石をスライスしたシートを設え、より豪華で華やかな空間に仕上げました。

I型のキッチン

エントランス横の下階リビングは、フローリングとクロスの張替えに加え、折り上げ天井と間接照明を採用。内装を美しく整え、上質な空間を演出しています。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

下階のキッチンは、L型キッチンとアイランドカウンターを組み合わせ、パーティーの準備もゆったりと行える余裕のあるレイアウトに。
窓に面したカウンターは、軽食やちょっとした事務作業にも使える、便利で開放的なスペースになっています。

I型のキッチン

上階のキッチンは、モダンでスマートなデザインに。
大きな円形のトップライトが、空間全体に動きとリズムを与え、印象的なアクセントとなっています。

Before

ダイニングのビフォーアフター

After

ダイニングのビフォーアフター

また、上階のリビングは、既存の暖炉を活かした設計に。周囲に天然石を設え、山荘のような穏やかでぬくもりのある空間に仕上げました。

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【築年数別・マンションリノベーションの事例】

マンションリノベーション・リフォームをトータルでサポートいたします

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三井デザインテックが選ばれる理由

1. 理想を実現する優れたデザイン力

三井デザインテックは、ホテルやオフィスなどの公共空間、マンションや戸建てなどの住空間など、さまざまな空間の設計デザインを手がけています。
住空間に関しては、理想のデザインを生み出す設計担当リフォームプランナーが約150名在籍し、お客様の理想のリノベーションを実現いたします。

リフォームプランナーについて

2. 経験豊富な専門スタッフによるプロジェクトチーム制

三井デザインテックは、お客様のマンションリノベーションをプロジェクトチームでサポートします。企画・営業担当、リフォームプランナー、施工・品質担当、その他専門スタッフが連携して、理想のマンションリノベーションを実現します。

プロジェクトチーム制について

3. 充実の保証・アフターサービス

三井デザインテックでは安心の保証・アフターサービスをご用意しています。最長2年の保証制度、定期アフターメンテナンスサービス、24時間コールセンター窓口対応など、リノベーション後も安心してお住まいいただくためのサービスを充実させています。

保証・アフターサービスについて

4. 三井不動産グループの連携力

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三井不動産グループの連携力

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