三井デザインテック

築50年の中古戸建て+リノベ! こどもと一緒に育つ明るい家。

#戸建てリノベーション#100㎡~#31年以上#2020年~#夫婦+子ども#5LDK~#ナチュラル#モダン#シンプル#中古購入#スケルトン工事

Data

構造
在来木造
リフォーム面積
134m²
延床面積
134m²
築年数
50年
改装範囲
スケルトン
家族構成
夫婦とお子様

奈良市の戸建てリノベーション事例です。

お施主様は、御夫婦とお子様2人のとても仲の良いK様ご一家。 賃貸住宅からマイホーム取得にあたって色々と検討した結果、ご主人の叔父様から築50年の中古住宅を譲り受けて一家の新居にする事にされました。

物件は旧耐震基準(昭和56年以前)の古い木造建物、これから家族で住み続ける事に不安もあり、新築建替えも一度は考えましたが、奈良市の耐震補助金等を利用して大規模リノベーションに踏み切りました。

50年使われてきた建物を、一旦、スケルトン(躯体のみ)にした後、耐震補強を施しながらリニューアル。完成後の新居はいつも笑顔の絶えない、明るい住まいとなりました。

南側に配置したLDKは、もともと二間続きの和室でした。構造上、取れない柱を残しながらも、縁側部分まで部屋に取り込んで約20畳の明るく広いLDKを実現しました。奥の壁を全面鏡張りにする事により、さらに広がりを感じるデザインにしています。
エントランスには大きなシューズクロークを設置し2Wayアクセスの玄関としました。普段使いの靴や生活雑貨などはクローク内に収納して、玄関はいつも綺麗さを保てる様に。
急勾配だった階段は、段数を増やして緩やかなものに架け替えました。片側の壁は撤去して圧迫感を払拭、安全性とデザインに拘ったアイアン手摺を設置しました。
基調色のウォールナット色とベージュカラーで暖かさを演出し、アクセントで配色したグレーと少量のブラックでモダンなイメージをプラス。また、室内建具を天井までの鏡面素材にする事でスタイリッシュな印象を与える様にコーディネートしました。
床色とお手持ちのソファーを同系色で繋げる事により調和を図りました。いつもお揃いのお洋服で、仲の良い元気な姉妹。
対面式のキッチンで、家族とコミュニケーションを取りながら楽しく家事を。
木の温もりとウォールナットの素材感を味わえる挽板フローリング。お手入れが楽なノンワックス仕様で、傷にも強い商品を採用しました。
台所はダーク色を基調として仕上げました。シンク前を立ち上げて手元が見えない様に設計、また、デッドスペースにも収納スペースを設けました。
上部に窓を設けて、明るくゆったりと使える様に配慮したサニタリースペース。収納スペースを多めに確保し、洗濯干しから収納までスムーズに行えます。

外観はオールブラックでモダンな印象に

Before

After

築50年の古さを感じる外観は黒をベースにしたモダンな外観にリニューアル。建物の耐震性能を向上させるため、屋根は重い瓦から軽い瓦へと葺き替えました。今回、採用した屋根材は陶器平板瓦と同じ風合いを持ちながら、重量は約1/2という軽さの材料を用いました。

Before

After

担当者の声

企画・営業担当
東 和宣

築50年の家に、K様ご一家が安全・安心・快適に長く住む事が出来る様に、住宅の基本性能を総合的に向上させるリフォームの提案を行いました。

耐震改修にあたっては、奈良市の木造住宅耐震工事補助事業の補助金制度を利用し、また、断熱性能も、サッシ改修と高性能断熱材を併用し、断熱等性能等級4を取得しました。

奥様のこだわりも随所に取り入れながら、終始、楽しくリフォームのお手伝いをさせて頂きました。

リフォームプランナー®
村井 久美子

「効率のいい家事動線、使いやすい収納計画、子育てを楽しむ家」をテーマにリフォームプランを組み立てました。

また、ご職業柄、色にもこだわりを持たれていた奥様と一緒に、材料の微妙な色の違いを見極めながら色彩計画を行い、一緒にひとつひとつ丁寧に選んでいく過程は、勉強になり、とても楽しい時間でした。

施工・品質担当
中岡 誠

現在の建築基準とは全く異なる築50年の住宅に、これから若いご家族が長く安心して住める様に、耐震改修や住宅性能の改善には細心の注意を払って施工しました。

小さなお子様たちと一緒に、これからもすくすくとこの家が育ってくれる事を願っています。

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