築90年 愛着ある古いもの、モダンな新しいものが融合した住まい
#戸建てリノベーション#100㎡~#31年以上#2010~2019年#夫婦+子ども#その他#モダン#カフェ風#和モダン

Data
- 構造
- 在来木造・伝統工法
- リフォーム面積
- 175.02m²
- 延床面積
- 212.12m²
- 築年数
- 90年
- 改装範囲
- 全面改装
- 家族構成
- 夫婦:40代、長男:10代、次男:10代











ご要望
- 既存の建具を一枚でも多く残したい
- 現在の真壁工法を活用しつつ、カフェライクな空間を創りたい。特にリビングを明るい雰囲気にしてほしい
- 束石に柱が乗る古民家らしい造りのまま、耐震性能をアップさせたい
- 家の西端にある階段を移動し、動線を自然に使いやすくしてほしい
ご提案
- 使われずに収納されていたものを含む、古い建具を徹底的に吟味。建具から設計を考えるプランニングとしました。再利用された建具は、パントリーの引き戸や収納扉として新たな役割を担っています。また、撤去した広縁の床や天井板を他室の腰板に活用するなど、古材も余すところなく活用しました。
- タイル・照明器具などを慎重に選び、和洋が融合したモダンな表情になるよう心がけました。
- ふた間続きの和室の一方を吹き抜けのリビングとし、明るく光の差し込む空間を創りました。
- 制震ダンパー工法により、基礎をコンクリートで固めることなく日本家屋の造りを残しました。阪神大震災後の耐震補強工事を数多く経験した、弊社関西営業所がプランニングに参加しました。
- 階段を家屋中央のダイニングに移動。家族の気配を感じられる造りにしました。
Before
施主様の声
施主 Y様
“本家普請”という一家の大きなイベントに際し、担当の皆さんそれぞれが親身に耳を傾けて下さり、不安や迷いが払拭されました。「古い家の表情を残しつつ、住みごこちを向上させたい」という家族の想いをいちどに叶えてくれるリフォームになり、とても満足しています。訪れた友人も「これリフォームなの?建て直しじゃなくて?」と驚いていました。
担当者の声
企画・営業担当
三輪幸広
「本家造の構造・表情を残しながらモダンな佇まいを」というご要望をいただき、既存の建具をできる限り活用する弊社のプランが評価されたことをたいへん嬉しく思います。制震施工には弊社のネットワークを活用し、蓄積されたノウハウを存分に発揮することができました。
リフォームプランナー®
一級建築士 神藤敦子
父祖伝来の家屋に愛着を持たれるご家族みなさまのお気持ちを受け、伝統とモダニズムが緩やかに融合したデザインをご提案いたしました。次の百年も受け継がれるリフォームが完成したと思います。