「昭和の家」を住み継ぎ、自分たちらしいスタイルに
#戸建てリノベーション#80~89㎡#31年以上#2010~2019年#夫婦#2LDK#ナチュラル#シンプル#ポップ#ペット
Data
- 構造
- 在来木造
- リフォーム面積
- 86.7 m²
- 延床面積
- 86.7 m²
- 築年数
- 40年
- 改装範囲
- 全面改装
- 家族構成
- 夫婦:30代、ペット:犬1匹
リフォームプランニング
長期優良住宅仕様で、耐震補強・構造補強を
おばあ様が施設に入ることになり、ご結婚を機にその家を受け継ぐことになったO様ご夫婦。築40年近くが経っており、「リフォームか建て替えかは孫娘に任せる」とのお話でしたが、「できれば家を残してほしい」という気持ちを察したO様はリフォームすることに。今後も長く住むために、まず耐震診断を行ったところ、数値が0.49(倒壊する可能性が高い)と危険な状態だと判明。そこで、いったんスケルトン化して全面的に構造補強・耐震補強を行いました。併せて断熱性・耐久性も見直し、長期優良住宅の仕様にてご提案させていただきました。
リフォーム成功のポイント
長期優良住宅は、税制面でのメリットもいっぱい。詳しくは企画・営業担当に相談するのが一番です。
1階はホームパーティもできるワンルームに
食べること、飲むことが大好きというO様ご夫婦は、家にご友人を招かれることもしばしばとか。大勢が集まってホームパーティをすることも考え、ダイニングキッチン・和室(茶の間)・応接間に分かれていた1階を広いワンルームに改装。キッチンも余裕で二人が入れる広さのため、ご夫妻そろってもてなし料理をつくることも可能になりました。「友人たちは居心地がいいのか、泊まっていくことも。『ここに引っ越して来ていい?』なんて言われたこともあるんですよ」と、思わず笑みがこぼれる奥様です。
天井を高くとる工夫で、実際以上の開放感
約30坪と決して広くはない空間ですが、「開放的に、広く」というリクエストにお応えし、梁が目立たないように工夫して天井をフラットに高くとり、想像以上の開放感が生まれました。さらに、白とクリア色をベースにした明るい配色、雑多なものを見せない収納計画(2階にウォークインクロゼットを配置)などの工夫も、空間を広く見せる工夫です。
2人で暮らすリフォームポイント
お互いを尊重できる空間づくりと家族の変化に対応できるプランニングを
それぞれの生活スタイルを尊重しながら二人で仲良く暮らしていくための住まいづくりをリフォームで実現することができます。
二人にちょうどいい距離感が、夫婦円満の秘訣
二人暮らしに不可欠なのが、お互いを尊重できる適度な距離感。リビングの一角に書斎コーナーをつくる、キッチンの隣に家事コーナーをつくるなど、夫と妻それぞれが快適に使える専用スペースを設けながら、お互いの気配を常に感じられ、コミュニケーションをとりやすい空間をつくることができます。
将来の家族の変化も視野に入れたプランを
若いご夫婦の場合は、将来を見据えて、いずれ家族が増えることも想定したプランにすることもできます。寝室やリビングに間仕切りなどを増やし、独立した部屋をつくれるよう、フレキシブルに対応できる間取り設計を行います。
Before
After
施主様の声
施主 O様
愛犬レオンのために、滑りにくい床材にしたり、広縁をデッキに変えたり、細かいところまで工夫していただきました。おかげさまで前より生き生きと元気に過ごしています。主寝室のバルコニーからはちょうど桜の名所が見えるので、毎年お花見をするのが楽しみです。
担当者の声
企画・営業担当
斉藤直樹
耐震診断の結果を踏まえ、末永く安心して住んでいただける住まいへと生まれ変わりました。レオンくんとご一緒に、新居での生活をお楽しみください。
リフォームプランナー®
一級建築士 菱田雅子
内装・間取りはすべて新しくなりましたが、新居のはしばしにおばあ様への敬慕がうかがえる住まいになったと思います。レトロなベッドやソファなどはそのまま使い、表札・外回りに以前の佇まいを残したことで、リフォームならではのよさが出ていると思います。
施工・品質担当
遠藤恭平
急勾配の階段を架け替えるなど、古い家のレトロな良さを残しながら、快適な住まいへと改装させていただきました。