猫専用のロフトをつくって、ともに楽しく暮らす家
#戸建てリノベーション#100㎡~#21〜30年#2010~2019年#夫婦+子ども#3LDK#エレガント#シック#ポップ#ペット
Data
- 構造
- ツーバイフォー工法
- リフォーム面積
- 108.4m²
- 延床面積
- 112.6m²
- 築年数
- 27年
- 改装範囲
- 部分改装
- 家族構成
- 夫婦、長女、ペット:猫1匹
リフォームプランニング
人にとっても猫にとっても住みやすい家に
老朽化が目立つ和室や寝室の改装などでリフォームを検討されていたU様宅。実際にリフォームされる段階になって、大切な家族の一員である愛猫るるちゃんも住みやすい家にしたいということで、猫専用のロフトなど、愛猫とともに暮らすための住まいを実現することになりました。
贅沢な猫ちゃん専用ロフト!
いちばんの特徴は、娘さんの寝室につくった愛猫るるちゃん専用のロフト。もともとは天袋収納があった場所を使ったスペースです。ロフトへの階段は、猫も人も昇り降り可能なものに。壁に設けたのぞき窓から下を眺めたり、ゆったりと寝そべったり、るるちゃんが自由気ままに過ごせる部屋ができあがりました。インテリアも、るるちゃんのグレーと白の毛並みに似合う色として、ピンクと白を基調にコーディネートしています。
猫との暮らしのため、収納にも一工夫
ロフト下のスペースは、エレクトーン置き場のほか、猫グッズの飾り棚として活用。また寝室の壁に新たに設置した収納は、衣類用クロゼットのほかにPCを使うためのカウンターも組み込んでおり、普段は扉を閉めておくことで、配線類に猫がいたずらするのを防いでいます。また、るるちゃんの定位置でもある出窓の脇にも、るるちゃん用グッズを置く飾り棚を設置しました。
リフォーム成功のポイント
配線類を猫がかじったりするのは危険!
収納の中にすべて収めてしまうのも、ナイスなアイデアですね!
ペットと暮らすリフォームポイント
専用スペースの設置や素材選びで人もペットも快適な空間づくりを
ペットもたいせつな家族の一員。
ともに快適な暮らしをするために、リフォームでできる空間づくりのアイデアがたくさんあります。
ペットとの暮らし方はさまざま
お庭にドッグランをつくる、トリミングできる部屋をつくるといった、大がかりなリフォームから、猫が通り抜けできるドアに交換する、専用の水飲み場や足洗い場を設けるといった細かなアイデアまで。ペットと飼い主がともに楽しく快適に過ごせる工夫はたくさん。一緒にどんな暮らしをしたいのかイメージをもとに、プランニングに活かしていきます。
専用スペースをつくって機能を集約
ペット専用のスペースをつくって、食事やトイレ、グッズ収納などを集約すれば、お世話しやすく、お部屋もすっきり片付きます。専用ルームをつくる余裕はなくても、リビングの一角などにコーナーを設けるだけで十分。パーティションや壁面収納の一部などを利用して、うまくインテリアに溶け込ませながら、ペットの居場所をつくるプランもあります。
丈夫な内装材や快適設備の導入もおすすめ
ペット対応の丈夫なクロスや、すべりにくく修復しやすい床材など、内装材選びもポイントのひとつです。また、空気環境をよくするための換気扇や空気清浄機の導入、調湿効果のある自然素材を使うのもおすすめ。インナーサッシを入れて防音対策を行うこともできます。
Before
After
施主様の声
施主 U様
寝室は、るるちゃんの毛並みや風貌からイメージして雰囲気を決めました。家族の不在時でも、新しい部屋で自由気ままに過ごしているようなので、るるちゃんも満足していると思います。
担当者の声
リフォームプランナー®
一級建築士 中村美佳子
娘さんが、ご希望の住まいをイメージしたたくさんの写真資料などを集めてくださっていたので、それをもとにプランをご提案。猫ちゃんとともに暮らす、かわいらしい空間が仕上がりました。
施工・品質担当
皆川正人
全面改装でしたが、仮住まいはせず、住みながらの在宅工事となったため、1階、2階と順に工事を行いました。