リフォームプランニング
多忙な夫婦がくつろげる住まいへ
神奈川県横浜市にお住まいのA様ご夫妻。かねてより、ご主人の定年前に住宅を一新しようと考えられていました。築14年の自宅が外壁の塗り替え時期にきていたこともあり、水回りの不満などを改善しながら、全面リフォームを行うことに。
共働きで忙しい毎日を送っていながらも、休日はそれぞれ多彩な趣味を楽しんでいるA様ご夫妻。そんなお二人のライフスタイルを考慮して、ご夫婦2人の時間も別々に過ごす時間も大切にできるよう、2階建ての空間を最大限に活かしたプランをご提案しました。
1階2階で機能をわけたメリハリある空間
間取り変更のポイントは、中途半端な広さだった1階LDKからリビングを切り離し、2階へ移動させたこと。1階にはダイニングキッチンや水回り、クロゼットなど生活に必要な機能を集める一方、2階は日当りのいいリビングを中心とした夫婦のくつろぎの空間とする、メリハリあるフロア設計です。
ご主人の書斎や奥様が書道を楽しむ畳コーナーなど、お互いの趣味を尊重したスペースも確保。以前は使われていない部屋や無駄なスペースもありましたが、リフォームにより、1階2階をフル活用して広々と暮らせるようになりました。
リフォーム成功のポイント
1、2階をフル活用するプランに合わせ、階段の勾配をゆるくしたのもポイントです。
ホテルライクな洗面室と快適ランドリー
ご不満だった暗く狭い水回りは、南側の和室があった場所へ大胆に移動。外壁に影響が出ないよう、既存の窓を活かしたランドリーコーナーを設け、ゆったりサイズのシステムバスを挟んで、反対側に洗面室を配置しました。広々とした洗面室は、大判タイルやニッチがポイントのぜいたくなホテル仕様。日当りや風通しのいいランドリーコーナーは、室内干しでもよく乾き、使い勝手抜群です。
もともと水回りのあった場所にはウォークインクロゼットを新設。家事も身支度も、すべて1階で済ますことができる機能的な空間になりました。
50代からの家づくりリフォームポイント
セカンドライフを楽しみながら
これからも安心して暮らせる住まいに
子どもの独立や定年退職は、生活スタイルが大きく変わる節目のとき。
第2の人生を楽しむために、そして終の棲家となることも考えた安心のリフォームがキーワードです。
夫婦二人のセカンドライフに合わせた間取り変更
子どもが独立したご家庭では、余ったスペースを有効活用できるよう、二人暮らしに合わせた間取りの変更がおすすめ。使わない部屋をなくして広いリビングダイニングを確保すれば、家族や友人が集える住まいになります。
夫婦に最適な距離感と、趣味を謳歌できるスペースを
夫婦二人だけの暮らしを楽しんでいくためには、お互いを尊重できる住まいにすることが大切。生活スタイルが異なるご夫婦には、夫婦別寝スタイルもおすすめします。また、ご主人専用の書斎や、奥様が料理を楽しめるオープンキッチンなど、それぞれの趣味を謳歌できる空間づくりが、充実したセカンドライフを支えます。
将来のため、バリアフリー化なども考慮に
50代からの家づくりは、人生の充実期を楽しく快適に過ごすことを意識することがポイント。そのために、住まいの耐久性を考慮することはもちろん、将来の自分たちの為に、より安心で暮らしやすい空間づくりをしておく配慮も欠かせません。
Before
After
施主様の声
施主 A様
朝の身支度や帰宅後の着替えなどがスムーズになって助かります。洗濯もとても楽になりました(奥様)。
将来、定年になって家で過ごす時間が増えても、お互いに居心地よく楽しめる住まいができたと思います(ご主人)。
担当者の声
企画・営業担当
濱本夢子
耐震性・断熱性を向上するとともに、ご夫婦の生活に合った間取りの実現とお好みのインテリアに囲まれて、非常に暮らしやすくなったと喜んでいただきました。
リフォームプランナー®
一級建築士 野村亜由美
お忙しいご夫婦のために、自宅でのゆっくりした時間を大切にできるプランをご提案しました。A様はインテリアへの興味も高く、こだわりのある落ち着いた空間を一緒につくりあげることができました。
施工・品質担当
鈴木繁一
タイルをふんだんに使用した事により、メンテナンスに優れた都会的なインテリアになりました。タイルの割付を失敗しないよう慎重に仕上げたので、見映えも良くお客様に喜んでいただきました。