三井デザインテック

舞台のようなキッチンから広がる多彩な暮らしの風景

ダイニングとの一体感あるオープンキッチン
大きな開口から外光が入るダイニング
上質感のある仕上げで統一されたキッチン
使いやすさと美しい納まりを求めたキッチン
リビングもキッチンと同じテイストの仕上げに
モダンな印象の書斎
書斎の一部は畳敷き
高級感のある洗面室
浴室
通路ではLDKと同じく上質感のある仕上げを採用
ホテルライクな雰囲気のトイレ
ダイニングとの一体感あるオープンキッチン
大きな開口から外光が入るダイニング
上質感のある仕上げで統一されたキッチン
使いやすさと美しい納まりを求めたキッチン
リビングもキッチンと同じテイストの仕上げに
モダンな印象の書斎
書斎の一部は畳敷き
高級感のある洗面室
浴室
通路ではLDKと同じく上質感のある仕上げを採用
ホテルライクな雰囲気のトイレ

築20年弱の木造戸建ての住まいにおいて、キッチン周りのリノベーションから、家の各所へと計画が広がっていった事例です。お施主様は、キッチンの設備や収納の使いやすさ、美しい納まりを求めてご依頼をいただきました。その空間を新しくするなかで、隣接するダイニングやリビングでも、デザインテイストの統一や細やかなリノベーションを行っています。また、お施主様の書斎では、洋室の一部に畳を取り込み、集中とくつろぎを生み出すデザインを提案するなど、モダンなテイストと共に愛着のある住まいの個性を活かし、これから先も長く住み続けていきたくなる場所へと生まれ変わっています。

Data

所在地
東京都杉並区
家族構成
夫婦+子
構造
木造
延床面積
200.28㎡
施工面積
129.24㎡
築年数
19年
施工内容
部分改装
改装後間取り
5LDK+WIC
完成年
2024年
2024.10.03公開

お客様のご要望・リフォームポイント

  • 上質な仕上げと機能的なデザインの両立
  • キッチンを起点とした豊かな生活空間
  • 空間の統一感と個性を生む表情のある素材
  • 既存の空間の価値を高めるディテールのこだわり
  • リノベーション前のダイニング周り
    ダイニングとの一体感あるオープンキッチン

  • リノベーション前のダイニング周り
    大きな開口から外光が入るダイニング
    ダイニング/キッチン

    ダイニングやリビングとの調和を生むオープンキッチン

    キッチンでは、新たに導入する冷蔵庫や食洗機といった設備のサイズを考慮し、カウンター周りの寸法や位置を見直しました。ダイニングとの間にあった可動間仕切りを取り払い、キッチンカウンターの奥行きを広げることで、カウンター内の作業スペースやパントリーへの動線はそのままに、キッチンの使いやすさを向上させています。

  • リノベーション前のキッチンまわり
    上質感のある仕上げで統一されたキッチン

  • リノベーション前のキッチンまわり
    使いやすさと美しい納まりを求めたキッチン
    キッチン

    日常を豊かにする上質な素材と機能的なデザイン

    キッチンの背面や腰壁、床はホワイトアッシュのシンプルながらも表情豊かな仕上げを採用。壁面やカウンター下部の収納容量を増やしながらも、それらが目立たないよう表面や取手のディテールにもこだわっています。その他、料理が好きなお施主様のご要望を受け、キッチンカウンターの奥には調味料や調理器具を美しく収納できる、機能的な棚を設けました。

  • リビングもキッチンと同じテイストの仕上げに
    リビング/ダイニング

    キッチン周りの壁や床の素材を見直したことで、そこからつながるダイニングやリビングのフローリングや窓周りもリノベーション。明るく柔らかい色と素材感で空間全体が統一され、LDKの緩やかなつながりを活かしながら、開放的な雰囲気を演出しています。また、日常における家族の過ごし方に合わせてテレビの位置を移動するなど、より快適な居場所を生み出しています。

  • リノベーション前の書斎
    モダンな印象の書斎

  • リノベーション前の書斎
    書斎の一部は畳敷き
    書斎

    寸法や納まりといったディテールが快適性と居心地の良さを生む

    元は物置のような場所になっていた一室を、落ち着いてデスクワークができる空間へとリノベーション。お施主様ご希望の畳のスペースは、一人が寝転がれる広さと、デスクの椅子が可動しやすい寸法を細かく調整して納めています。また、この場所で就寝もされるため、採光が十分な窓をしっかり遮光できるカーテンとロールスクリーンを設置しました。

  • リノベーション前の洗面室
    高級感のある洗面室

  • リノベーション前の浴室
    浴室
    洗面室/浴室

    生活感のある空間だからこそ魅力的なアクセントを取り込む

    洗面室ではカウンター天板や腰壁に表情のある素材を用いて、殺風景になりがちな空間を、ホテルライクな雰囲気へとリノベーション。浴室では洗面室のテイストを引き継ぎ、高級感がありながらも清掃性の良いタイルなどを用いています。

  • 通路ではLDKと同じく上質感のある仕上げを採用
    廊下

    パントリー周りの収納量を向上させたことで、以前は日用品が置かれていた通路もスッキリとした場所に。LDKと同じテイストの仕上げを用いてリノベーションし、快適で美しい住まいのワンシーンを生み出しています。

間取り図

BEFORE | 間取り図
AFTER | 間取り図
BEFORE | 間取り図
AFTER | 間取り図

お施主様

約20年前に、建築家に依頼をして建てた家でしたが、長く住むなかで修繕が必要なところや、使い勝手を考えて変えたい箇所なども出てきていました。家を建てた当初の施工会社の担当者も変わっていたので、新しく別の会社にリノベーションをお願いしたいと考えました。特にリノベーションしたかったのはキッチン周りです。冷蔵庫や食洗機といった設備の買い替えを検討するなかで、既存のスペースできれいに納めることが難しそうであったため、キッチン全体を使いやすく、機能的なものにしたいと思っていました。また、キッチンを変えたことで、そこからつながるダイニングやリビングを見直すことになりましたが、結果的に住まい全体がより素敵になって、家族皆が喜んでいます。

  • リフォームプランナー菱田 雅子

    お施主様ご家族の生活スタイルが確立されていて、住まいに対してどのような機能や使い勝手がほしいかという視点をしっかり持たれていたので、計画当初から具体的で細かなプランを提案することができました。インテリアに明るく柔らかいテイストを望まれていたことと、料理がお好きであることを踏まえ、キッチンでは上質な雰囲気を感じさせる仕上げを用いながら、使いやすさや快適な動線を徹底的に検討しています。また、キッチンから派生してダイニングやリビングもリノベーションの提案をさせていただきましたが、既存の建築もとても魅力的であったため、その良さを活かしつつ、建具や収納の見直し、細かな段差の調整などディテールにも注力しています。

  • 営業担当天野 憲太郎

    計画当初はキッチンと浴室のリノベーションを望まれていましたが、設備の機能性だけでなく、暮らしをもっと豊かにするという視点で、その周りの空間のご提案もさせていただきました。プランナーが作成したプランに魅力を感じていただき、そこから信頼関係が生まれ、こちらからの提案に対しても、毎回しっかりご回答をいただけていたので、とてもスピーディに計画を進めることができました。建築家の設計による木造の戸建てで、在来工法の浴室など、細かな調整が必要な空間でしたが、その関係性によってスムーズに施工まで進めることができたと感じます。キッチンと浴室の計画よりも当然ながらコストは大きくなりましたが、それを選択されたお施主様の思いに応えるべく、設計や施工のみならず、コミュニケーションや計画のスケジューリングといった部分でも尽力しました。

2024.10.03公開

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