家族がいつも一緒にいられるオープンキッチンのLDK
#戸建てリノベーション#80~89㎡#21〜30年#2010~2019年#夫婦+子ども#2LDK#ナチュラル#シンプル#ポップ

Data
- 構造
- 在来木造
- リフォーム面積
- 88.2 m²
- 延床面積
- 88.2 m²
- 築年数
- 30年
- 改装範囲
- 全面改装
- 家族構成
- 夫婦:30代、長女:5歳

目の前には、子どもの宿題カウンターが






使い勝手も考慮し、収納もたっぷり



床は強化ガラスにし、1階まで陽光を届ける

お絵描きしたり本を読んだり、使い方は自由自在
リフォームプランニング
昼間でも暗かったキッチンが明るく開放的に
ご長女が幼稚園に入り、目が離せない年頃になってきたというN様。「どこにいても様子がわかり、成長を見守れる住まいにしたい」という親心に応えたのが、このプランです。新居のシンボルともいえる存在が、住まいの真ん中に位置するオープンキッチン。既存キッチンは「昼間でも電気を付けていた」というほど暗く寒かったそうですが、今回は南東の和室をリビングに組み込むことで驚くほど明るく。同時に開放感も高まり、お料理のニオイのこもりなども解消されました。
リフォーム成功のポイント
お子様が小さなご家庭には、リビング内階段がオススメ。外から帰ったとき必ずリビングを通るので、親子が自然と顔を合わせられるんです。
子育てママにうれしい水まわり集中動線

お子様が小さなうちは、食事中も入浴中も目が離せないもの。そこで、N様のお住まいでご提案したのが、キッチン・洗面室・浴室が一直線につながる水まわり集中動線です。これなら、夕食の支度中に浴室から「ママー」と呼ばれても大丈夫。すぐに駆けつけることができます。また、キッチンの正面には宿題などができるカウンターを設置。「ここ教えて」と聞かれたときにすぐ答えられ、親子のコミュニケーションが自然と深まります。
耐震評点を大幅アップし、安心感もアップ

現況調査では耐震評点が0.47しかなく、倒壊の危険性が高いことが判明しました。そのため、柱・梁を金物で緊結し、耐震評点を1.27にアップ。安心できる強度を確保しました。また、断熱材が薄く壁内でズリ落ちていることも分かり、新たに施工し直すことに。今回は壁・天井にグラスウール100mm、床下にスタイロフォームを入れ直しました。床下は断熱材がまったく入っていなかったため、冬の暖かさが飛躍的に高まりました。

子どもと暮らすリフォームポイント
子どもの成長に合わせて一緒に成長できる住まいに
子どもの成長に伴って、家族の時間の過ごし方は変わります。
子どもと暮らす住まいは、家族の変化にも柔軟に対応できる将来までを見据えたプランニングが重要です。
いつでも子どもを見守れる空間づくりを
対面式キッチンにして小さな子どもを見守れるようにする、リビングの一角に畳のプレイコーナーを設ける、宿題ができるカウンターをキッチンの近くに用意するなど、子どもの様子をいつでも確認しながら、密にコミュニケーションできる空間づくりがおすすめです。広いLDKが家の中心にあれば、家族が自然と集まる場所になります。
将来の子ども部屋を想定したプランも
まだ小さなお子様がいるご家庭では、将来、子ども部屋が必要になるときのことも想定したプランニングを。リビングや主寝室の一角を、間仕切りをつくって独立した部屋にすることも可能です。その際は、扉や収納の位置などに配慮した設計が不可欠になります。
遊び心のある楽しい子ども部屋に
子ども部屋は、自立心や自由な発想を育めるような空間でありたいもの。秘密基地のようなロフトや、遊び心のある壁紙や家具など、楽しい空間づくりをおすすめします。
Before
After
施主様の声
施主 N様
<pキッチンの面材やLDKの照明などに私たちの好きな赤を使い、自分たちらしい住まいになったと思います。床はパインの無垢材にしたのですが、傷がついても味わいになるのがいいですね。子どもがまだ小さいので、物を落としても神経質にならずに済みます。また、耐震補強のアドバイスも本当に助けられました。補助金制度など、親身に対応していただいた点もよかったです。
担当者の声
企画・営業担当
花岡正彦
実際の生活をイメージできるご提案を心がけました。当初は新築もご検討でしたが、ご納得いただけるリフォームになったと思います。
リフォームプランナー®
久米えみ
ご両親から譲り受けられた住まいをリフォームされたN様。当初は玄関が通りに面していましたが、元気いっぱいのご長女が飛び出しても危険がないようにと、あえて庭の方向へと向きを変えさせいただきました。細かいところまで親心が詰まったリフォームになったと思います。
施工・品質担当
田中元
デザイン性に加え、耐震性・断熱性を高めたことにより、末永く安心してお過ごしいただける住まいになったと思います。