住まいのリフォームコンクール「国土交通大臣賞」受賞!二人暮らしを考えた「減築」

#戸建て #夫婦 #31年以上 #50代からの家づくり #ナチュラル #古民家リフォーム

Data

構造
在来木造
リフォーム面積
64.6 m²
延床面積
64.6 m²
築年数
45年
改装範囲
全面改装
家族構成
夫婦:50代、ペット:犬1匹
40cmあった段差に階段と手すりを設けて安全に
和室とリビングダイニングをつなげ、広がりのある空間が完成
畳コーナーは38cmの高さを設け、ベンチのように腰かけてもOK
キッチンは、リビングのご夫人とおしゃべりが楽しめる対面式
キッチン背面の壁は窓を減らし、基礎を入れた壁を立ち上げて耐震性を強化
半畳分で湯船の小さかった浴室をゆったり一坪サイズに
一直線に並ぶトイレ・洗面室・浴室はすべて引き戸にしてバリアフリー化
玄関の上がりかまちを斜めにカットし、ホール全体を広く見せる工夫も

リフォームプランニング

スケルトンリフォームで耐震性もアップ

築44年を迎えたH様邸。老朽化とお子様たちの独立により、リフォームを検討されていました。打ち合せで「2階への上り下りは面倒なので、1階スペースだけで充分」というご要望があったため、思い切って 2階建てを平屋にする「減築」プランをご提案。施工にあたっては、いったん建物を骨組みだけにするスケルトンリフォームを実施。耐震性も見直し、傷んだ土台や柱の交換、外壁の構造用合板・構造用金物の追加などの工事も併せて行いました。

リフォーム成功のポイント

スケルトンリフォームなら、間取りの変更も自由自在。新築感覚でプランニングが楽しめるのです。

マンション感覚で暮らせる1LDK+畳コーナー


今回のリフォームで、H様のお住まいは1LDK+畳コーナーに。既存の和室は、間仕切り壁をなくすことで、畳コーナーへと生まれ変わりました。ゴロゴロしたまま対面式キッチンまで見通せるため、お料理中の奥様とおしゃべりを楽しんだり、テレビを見たりとくつろぎのひとときを思うままに楽しめます。また、キッチンの正面には大きな掃き出し窓が。家事をしながら緑に目を遊ばせることができる上、明るい陽光と風がリビングに爽やかな空気を運んでくれます。

気密性アップ+バリアフリー化で安心快適


今後の暮らしを見据え、畳コーナー以外の床はフルフラット化。つまずきの危険をあらかじめ予防しています。ちなみに、畳コーナーの高さは約38cm。上り下りの負担を感じにくく、ベンチとして腰掛けても快適な高さを計算しています。また、古い家特有の寒さを解消するため、床・壁・天井に断熱材を施工。サッシはすべて複層ガラスに交換しました。快適な空気が逃げにくいだけでなく、結露も防いでくれるので、日常のお掃除もラクラク。対面式キッチンで火を使ってお料理しても、湿気がこもりにくいのもうれしいポイントです。

50代からの家づくりリフォームポイント

セカンドライフを楽しみながら
これからも安心して暮らせる住まいに

子どもの独立や定年退職は、生活スタイルが大きく変わる節目のとき。
第2の人生を楽しむために、そして終の棲家となることも考えた安心のリフォームがキーワードです。

夫婦二人のセカンドライフに合わせた間取り変更

子どもが独立したご家庭では、余ったスペースを有効活用できるよう、二人暮らしに合わせた間取りの変更がおすすめ。使わない部屋をなくして広いリビングダイニングを確保すれば、家族や友人が集える住まいになります。

夫婦に最適な距離感と、趣味を謳歌できるスペースを

夫婦二人だけの暮らしを楽しんでいくためには、お互いを尊重できる住まいにすることが大切。生活スタイルが異なるご夫婦には、夫婦別寝スタイルもおすすめします。また、ご主人専用の書斎や、奥様が料理を楽しめるオープンキッチンなど、それぞれの趣味を謳歌できる空間づくりが、充実したセカンドライフを支えます。

将来のため、バリアフリー化なども考慮に

50代からの家づくりは、人生の充実期を楽しく快適に過ごすことを意識することがポイント。そのために、住まいの耐久性を考慮することはもちろん、将来の自分たちの為に、より安心で暮らしやすい空間づくりをしておく配慮も欠かせません。

Before

After

施主様の声

施主 H様

減築したからといって狭さや不便さは全くなく、むしろ目と手が届く範囲で暮らすことの快適さを実感しています。とりわけ気に入っているのは一坪サイズの浴室。今まで窮屈な姿勢で入っていたのが、脚を伸ばしてリラックスできるようになりました。

担当者の声

プロジェクトマネジャー
池野昭宏

H様のお住まいは、埋蔵文化財包蔵地であったため建て替えが難しいケースでした。お客様から減築のご要望をいただき、結果として国土交通大臣賞を受賞することができ、とても思い出深い仕事になりました。

リフォームプランナー®
一級建築士 相澤美奈子

コンパクトになった分、バリアフリー化&耐震性アップ・断熱性アップで安心快適な住まいになったと思います。1フロアなくなり、床面積も限られたものになりましたが、床下収納など収納を充実させることで、暮らしやすさを高めています。

コンストラクションエンジニア
原田一夫

2階建てを平屋にすることで建物の総重量が減り、耐震性があがります。必要な空間を残しながら、地震への備えを高めることができ、安心して暮らしていただける住まいになったと思っております。

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