山内診療所(呼吸器内科・内科・外科)大阪市
Data
- 構造
- RC造
- リフォーム面積
- 153.00m²
大阪市平野区のクリニックのリフォーム事例です。
お父様からお嬢様へ、医院の承継を機にリフォームが計画された山内診療所。「承継については随分前からタイミングを見計らっていましたが、父の体力のこと、私が子供と過ごす時間を持ちたいと思ったことをきっかけに具体化しました」と先生はおっしゃいます。
建物はRC造。築41年が経ち老朽化していただけでなく、バリアフリー化されていなかったこともあって院内全体をリニューアルすることになりました。そこで先生は3社に見積もりとプランニングを依頼。比較検討された結果、当社を選んでくださいました。
柔らかい印象を与えるアールデザインの天井とカウンター。
先生曰く、「決め手になったのは、営業担当者の熱意です。途中、2年ほどブランクがあったのですが、その間、せかすことなく待ってくれましたし、計画が進み始めたらレスポンスが早く…そんな対応に信頼を感じました。また、設計担当者がいつも打ち合わせに同席してくれたのもよかったですね。もちろん、提案もすばらしいものでした」
先生の心をとらえたのは、床を下げ、天井を上げて縦方向に空間を広げるというプランです。 それによって院内に大きな広がりが生まれ、なかでも受付・待合スペースは患者さんから「増築したの?」と聞かれるほど広々とした空間になりました。
受付は広い空間が確保できる位置に移動し、待合室と一体化。受付カウンターをアールで仕上げ、濃いブラウンをポイントにして、高級感をもたせながらやさしい表情に仕上げています。
院内の間取りは全面的に見直し、構造的に取り払うことのできない既存の壁や柱は残しつつ、患者さんもスタッフも動きやすい院内動線を実現しています。
バリアフリー化された院内で患者様への安心を。
リハビリ室は待合室から直接行き来できる位置に。天井が高く、ベッドのグリーンが目にやさしい。
また、診療の効率化を図るため診察室を2室設け、ご要望どおり、メインとなる診察室1は患者さんが気持ちよく過ごせるように広々とした空間に。アプローチにスロープを設け、随所に手すりを設置するなどバリアフリー対策も万全です。
縁にケーシングを施した扉が並ぶ廊下は、落ち着いた質感と高級感を両立。
インテリアも承継を機にすっかりイメージチェンジ。建具の濃いブラウンをポイントにしたシックな色使いや間接照明を中心にした照明計画などがやさしい雰囲気を醸し出し、患者様にも大好評です。
担当者の声
企画・営業担当
和田 雅隆
初心を忘れず、先生のご要望に真摯に対応
これまでにさまざまな医院のリフォームを担当させていただきましたが、ひとつとして同じ条件はないのが医院のリフォーム。
したがって、山内診療所様の場合も、初心に帰って先生の想いを大切に受け止め、ご要望を最上の形で実現できるようスタッフ全員の力を結集して対応しました。