リフォームプランニング
実際より狭く感じられるのが悩みの種
メゾネットタイプの3LDKにお住まいのH様ご家族。平米数のわりに、玄関やリビングダイニングが狭く薄暗く感じられるのがご不満でした。また、水まわりのある地下階の湿気もひどく、ご長男のアレルギーも気がかりでした。そこでリフォームプランナーは、不要なものを外して本来の広さを取り戻す「引き算のリフォーム」をご提案。必要のない壁やトイレ、収納などを大胆に削って、明るく広々とした空間へと生まれ変わらせるリフォームを行いました。
リフォーム成功のポイント
生活の変化などで不要になったものは思い切って外す。これもリフォーム成功の秘訣です。
不要なものを外して開放的な空間に
部屋が狭く薄暗く感じられていたのは、玄関横のトイレやLDKの斜めの壁、らせん階段などで空間が圧迫されていたため。一方で、玄関横のトイレ内にはガラスブロックが使われており、ここには自然光があふれていました。そこで、思い切ってトイレを撤去し玄関を広げ、ガラスブロックを現して空間のポイントとすることに。広くなった玄関とダイニングはガラス戸で間仕切り、視覚的な広がりと明るさを確保しました。
加えて、視線を遮っていた斜めの壁を短くまっすぐなものに、階段の柵と間口もミニマムなものに変更。不要なリビングの壁面収納も撤去して、広々とした開放的な空間を実現しました。
湿気とアレルギーの問題も解決
もうひとつのお悩みだった地下階の湿気は、水はけのよいユニットバスや換気能力の高い換気扇に交換するとともに、壁に調湿性のあるしっくいを採用することで対処。息子さんのアレルギー症状も改善されたそうです。
インテリアは白で統一しながら、無垢の木、しっくい、鉄、タイル、ファブリックガラスなどのさまざまな素材を使ったグラデーションが、飽きのこない落ち着いた雰囲気をつくり出しています。
子どもと暮らすリフォームポイント
子どもの成長に合わせて一緒に成長できる住まいに
子どもの成長に伴って、家族の時間の過ごし方は変わります。
子どもと暮らす住まいは、家族の変化にも柔軟に対応できる将来までを見据えたプランニングが重要です。
いつでも子どもを見守れる空間づくりを
対面式キッチンにして小さな子どもを見守れるようにする、リビングの一角に畳のプレイコーナーを設ける、宿題ができるカウンターをキッチンの近くに用意するなど、子どもの様子をいつでも確認しながら、密にコミュニケーションできる空間づくりがおすすめです。広いLDKが家の中心にあれば、家族が自然と集まる場所になります。
将来の子ども部屋を想定したプランも
まだ小さなお子様がいるご家庭では、将来、子ども部屋が必要になるときのことも想定したプランニングを。リビングや主寝室の一角を、間仕切りをつくって独立した部屋にすることも可能です。その際は、扉や収納の位置などに配慮した設計が不可欠になります。
遊び心のある楽しい子ども部屋に
子ども部屋は、自立心や自由な発想を育めるような空間でありたいもの。秘密基地のようなロフトや、遊び心のある壁紙や家具など、楽しい空間づくりをおすすめします。
Before
After
施主様の声
施主 H様
雨の日でも明るくて気持ちがいい家になりました。住み心地はパーフェクトです。リフォームプランナーの明間さんは、こちらの要望すべてにしっかり耳を傾けて考えを整理してくれたので、打ち合わせもとても楽しかったです。近隣対応もきちんとやっていただいて安心でした。
担当者の声
企画・営業担当
高松利光
ご夫婦のご要望から判断して明間を紹介し、気に入っていただくことができました。床やタイルなどの素材はぎりぎりまで悩まれていましたが、納得いくまでとことん選んでいただけてよかったです。