三井デザインテック

愛犬とともに暮らす、ストレス・レスの広々としたワンルーム住居

#マンションリノベーション#100㎡~#31年以上#2020年~#夫婦#~1LDK#モダン#中古購入#ペット

Data

構造
RC造
リフォーム面積
137.00㎡
延床面積
137.00㎡
築年数
31年
改装範囲
全面改修
家族構成
夫婦

リフォーム前は個室が4つあったマンション住戸。ご夫婦と愛犬のミニチュア・ダックスフンドがストレスなく暮らすため、137㎡をほぼワンルームの一体感のある空間にした。寝室や夫妻各々の専用スペースはあるが、そうした空間も床の高さや格子、飾り棚でゆるやかに区切っています。
小型犬が家中を走り回れるよう段差を少なくしたり、上がりやすいステップをつくってベランダに出られるようになっています。インテリアは木肌の美しい突板や木製パネルを多用し、個性的でナチュラルなデザインに。

南側の大きな窓側から見たリビング・ダイニング。右奥には一段上がった廊下があり、その奥には格子の飾り棚で仕切られた夫妻各々の個室がつながっています。左側のグリットになった飾り棚も背面に壁はなく、部屋と部屋に挟まれた廊下にも、自然光が届く明るい空間に仕上げました。
キッチンからみたダイニング(手前)とリビング(奥)。キッチンはLDより床の高さが16㎝ほど上がっており、作業をしつつ、カウンター越しに室内を見渡せるようになっています。
廊下側からみたキッチン。床が上がっているため、天井が低く感じられないよう、シェルフコーナーや段差でアクセントをつけて圧迫感を軽減します。
キッチン・カウンターの背面は、キッチン用キャビネットと3mの長さのカウンターをつけました。カウンター下の半分は、愛犬のためのケージスペースです。
手前は寝室、一段高い廊下を挟んだ奥側がリビング。ベッドヘッド側の天井と壁の一部は、レッドシダーの突板を張って木の色の変化が楽しめるアクセントとなっています。引き込み戸で仕切れば個室になるが、開け放しておけば風が気持ちよく通り抜けます。
洗面台のカウンター上部は全面鏡。右隣は洗濯コーナー、その奥には室内の物干しスペースをつくり、家事動線をシンプルにしました。
浴室の一方はキッチンに接していて、間に小窓を設置しました。入浴中のご主人とキッチンにいる奥さまがやりとりできるようになっています。
トイレスペースには、キッチンや洗面台と同じ仕様のキャビネットをつくりつけ、住まい全体の統一感を出しています。
玄関方向を見る廊下。右側はリビングにつながるグリット棚、左は寝室への引き込み戸。正面は玄関ホールへ続く両開き戸。
玄関たたきは大判40㎝角の黒のタイルを敷き、床の白のタイルとコントラストをなしています。玄関収納はたたき部分のスペースをあけて、軽快な印象に。
大きな窓のある明るい空間の玄関は、L字カウンターや天然木のレリーフパネル、間接照明を設えて、飾った花や絵画がひときわ映えます。

Before

After

Before

担当者の声

リフォームプランナー®
筒井彩智

住戸全体をワンルームのようにして使いたいとのご要望で、すでにお部屋のイメージをもっていらっしゃいました。そこでワンルームにしつつも、使い方の違う部屋を柔らかく区別できるように、大きな格子形をした間仕切り兼飾り棚やガラス戸の仕切りをつくり、視線を遮りつつ、一体感を保つようにしました。また、リビングの大きな壁は、美しいウォールナット天然木パネルを張り、ナチュラルで落ち着いたインテリアにしました。一部はスライドするので、外光の入る量を調整できる仕掛けとなっています。

企画・営業担当
金子由香利

ご主人様はお仕事柄、不動産や建物のことをよくご存知でした。当初、こちらを賃貸にすることを想定して購入されたのですが、ご自宅を貸家にして、こちらの住まいに思う存分手を入れることにしました。ご主人様には、「よく暮らすには自分の理想だけでなく、工事に関係する方々と一緒に知恵を出し合って考えていくのがおもしろい」とおっしゃっていただき、タイトなスケジュールで大変な面もありましたが、楽しく住まいづくりに関わらせていただきました。

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