回遊動線とバリアフリーで快適セカンドライフ
#マンションリノベーション#70~79㎡#21〜30年#2010~2019年#夫婦+子ども#3LDK#モダン#シック#スケルトン工事
Data
- 構造
- 鉄骨鉄筋コンクリート
- リフォーム面積
- 79 m²
- 延床面積
- 79 m²
- 築年数
- 21年
- 改装範囲
- 全面改装
- 家族構成
- 夫婦、長男
リフォームプランニング
長年の悩みをスケルトンリフォームで解決
ご主人の退職を機にリフォームを決意されたS様ご夫妻。きれい好きな奥様にとって、換気の悪いキッチンや水まわりの臭気、結露によるカビの発生は長年のお悩みでした。そこで、スケルトンリフォームによる全面改装を行うことで、これらの問題を解消しながら、家事動線の悪さや薄暗い玄関といった他の不満点もまとめて解決することになりました。
リフォーム成功のポイント
骨組みだけに解体して新たに居住空間をつくるスケルトンリフォームなら、断熱などの居住性を高めつつ間取りを一新できるんです。
断熱や動線の工夫で快適な住まいに
結露対策には断熱施工が効果的です。そこで、外壁面および外壁に近い床面に断熱材を吹き付け、窓にはインナーサッシを設置して断熱・気密性をアップ。結露防止と省エネの効果が得られるようになりました。また換気が悪かったキッチンは対面オープン型に変え、洗面室へと動線をつなげることで、バルコニーからの風と光を水まわりに呼び込み、熱気と臭気の問題をクリア。キッチン~洗面室~玄関ホール~リビングと一周できる回遊動線により、家事がずっと片づけやすくなりました。
明るく開放的なバリアフリー空間
かつては、玄関からリビングにかけての暗く狭い廊下が、住まい全体の印象を暗くしていました。そこで、和室を小さくするなどして広さを確保し、廊下をなくして玄関ホールとリビングが直結する間取りに変更。明るく開放的なイメージに生まれ変わりました。また、トイレや和室等の段差を解消してバリアフリー化も実施。このため床面を上げていますが、同時に天井高も上げたので圧迫感はありません。配管類なども一新し、将来、お子様が独立された後の間取り変更にも対応できるよう計画。セカンドライフを快適に過ごせる、ゆとりある住まいが完成しました。
50代からの家づくりリフォームポイント
セカンドライフを楽しみながら
これからも安心して暮らせる住まいに
子どもの独立や定年退職は、生活スタイルが大きく変わる節目のとき。
第2の人生を楽しむために、そして終の棲家となることも考えた安心のリフォームがキーワードです。
夫婦二人のセカンドライフに合わせた間取り変更
子どもが独立したご家庭では、余ったスペースを有効活用できるよう、二人暮らしに合わせた間取りの変更がおすすめ。使わない部屋をなくして広いリビングダイニングを確保すれば、家族や友人が集える住まいになります。
夫婦に最適な距離感と、趣味を謳歌できるスペースを
夫婦二人だけの暮らしを楽しんでいくためには、お互いを尊重できる住まいにすることが大切。生活スタイルが異なるご夫婦には、夫婦別寝スタイルもおすすめします。また、ご主人専用の書斎や、奥様が料理を楽しめるオープンキッチンなど、それぞれの趣味を謳歌できる空間づくりが、充実したセカンドライフを支えます。
将来のため、バリアフリー化なども考慮に
50代からの家づくりは、人生の充実期を楽しく快適に過ごすことを意識することがポイント。そのために、住まいの耐久性を考慮することはもちろん、将来の自分たちの為に、より安心で暮らしやすい空間づくりをしておく配慮も欠かせません。
Before
After
施主様の声
施主 S様
長年の悩みが解消し、回遊動線まで実現してとても快適です。家事をしやすく、圧迫感のない空間が気に入っています。また断熱性が高いため結露もなくなり、エアコンの効きもよくなって予想以上の省エネ効果を実感しています。
担当者の声
企画・営業担当
張谷一人
S様のご要望を解決できる長期優良住宅先導事業の仕様に沿ってリフォームすることをご提案し、断熱性能など快適な居住性を実現することができました。
リフォームプランナー®
一級建築士 樋口順子
スケルトンリフォームで居住性能を高めながら、スタイリッシュで開放感のある空間づくりをご提案しました。
施工・品質担当
佐藤憲二
スケルトンリフォームにより完成度の高い断熱施工が可能になりました。さらにヘッダー配管で設備メンテナンスを平易にできるよう施工しています。