共働き夫婦のライフスタイルにぴったりの住まいへ
#マンションリノベーション#70~79㎡#21〜30年#2010~2019年#夫婦#2LDK#ナチュラル#モダン#シンプル
Data
- 構造
- 鉄筋コンクリート
- リフォーム面積
- 71 m²
- 延床面積
- 71 m²
- 築年数
- 25年
- 改装範囲
- 全面改装
- 家族構成
- 夫婦:50代
リフォームプランニング
収納力を高め、家事負担を軽減
共働きで忙しい毎日を送っているA様ご夫妻。「物が多くて片付かない」という奥様のご要望で、当初は住み替えを計画されていました。4、5年かけて新築物件などを見て回ったものの、理想の物件に巡り会えずに諦めかけていたとき、奥様がリフォームを思いつかれたのだとか。プランニングに際してお二人が希望されたのは、やはり収納力のアップ。各室にクロゼットを設けたほか、玄関や洗面室、キッチンなど随所に収納をつくることで、片付けのしやすい空間を目指しました。A様ご夫妻も「いろいろな場所に収納スペースをつくったので、ものの位置が明確になり『あれ、どこだっけ?』ということがなくなりました」とお喜びです。
リフォーム成功のポイント
使いやすい収納のためには、あらかじめ「何をどこにしまうか」を考えることも大切。自分が持っているものを見直すのが、収納計画の第一歩です。
それぞれ仕事をしながら気配が分かる書斎
お二人とも家で仕事をされることがあるため、それぞれの書斎が必要でした。ただ、閉じこもってしまうとコミュニケーションがとりにくくなるため、あえてリビング延長のオープンな場所に書斎を配置。リビングとの境には間仕切り壁を設けていますが、天井までの高さではないため、上部の隙き間を通じてお互いの気配を感じることができます。また、家中どこでもパソコンが使えるように、各室にLANの接続口を設置。複数のパソコンを使っても、床がコードだらけにならないよう配線に配慮しています。
白とブラウンで統一し、モダンな空間に
既存は3LDK+納戸だったA様の住まい。今回は、既存の和室とリビングダイニングを一体化させ、より広い空間をつくり出しました。既存和室は南向きでバルコニーに面していたため、採光性もアップ。奥様も「書斎コーナーに四方から自然光が入り、ぜいたくな空間になった」と喜ばれています。また、キッチンはリビングダイニングを一望する対面式に変更。インテリアは、パブリックスペースをオフホワイトとブラウンでコーディネートし、住まい全体に統一感を持たせています。
2人で暮らすリフォームポイント
お互いを尊重できる空間づくりと家族の変化に対応できるプランニングを
それぞれの生活スタイルを尊重しながら二人で仲良く暮らしていくための住まいづくりをリフォームで実現することができます。
二人にちょうどいい距離感が、夫婦円満の秘訣
二人暮らしに不可欠なのが、お互いを尊重できる適度な距離感。リビングの一角に書斎コーナーをつくる、キッチンの隣に家事コーナーをつくるなど、夫と妻それぞれが快適に使える専用スペースを設けながら、お互いの気配を常に感じられ、コミュニケーションをとりやすい空間をつくることができます。
将来の家族の変化も視野に入れたプランを
若いご夫婦の場合は、将来を見据えて、いずれ家族が増えることも想定したプランにすることもできます。寝室やリビングに間仕切りなどを増やし、独立した部屋をつくれるよう、フレキシブルに対応できる間取り設計を行います。
Before
After
施主様の声
施主 A様
家具や設備類を選ぶときもリフォームプランナーの高木さんが同行してアドバイスをしてくれるので、とてもありがたかったです。収納は希望どおりたくさんつくっていただき、我ながら驚くほど。玄関脇の収納は靴だけでなく、スーツケースや生協の箱を置く際にも重宝しています。
担当者の声
企画・営業担当
黒澤侑加
とてもご多忙なA様ご夫妻。お仕事の予定に合わせてお打ち合わせや工事の予定を立て、仮住まいのご提案などもサポートさせていただきました。
リフォームプランナー®
二級建築士 高木真紀子
西側に窓が多くあり、夏は日差しがきついので、遮熱・断熱性能の高いLow-Eガラスのインナーサッシを取り付けました。同時に、南側の大きなサッシは複層ガラスに交換し、断熱性・気密性を高めました。窓を変えることで、夏も冬も快適にお過ごしいただける住まいを目指しました。
施工・品質担当
堀幸
LANはどこでもパソコンがつなげるように全部で7口設けました。配線には苦労しましたが、すっきりした空間になり、使い勝手もよくなったのではないかと思っています。