自分専用のホテルとして設えた、京都の日常を愉しむセカンドハウス。
関東を拠点にお暮らしのご夫婦が、京都で過ごされる時間のために計画されたセカンドハウス事例です。テーマは「自分のためのホテル」。照明やカーテン、空気環境など、そのときどきのシーンにふさわしい表情へコントロールできる住まいを目指しました。扉を開けたその瞬間に、非日常がはじまります。モダンを基調にしながら、クラシックスタイルの框組や上質な素材を随所に採用し、ノイズを削ぎ落とした空間へと丁寧に仕上げました。
お客様のご要望・リフォームポイント
- 滞在時のホテルのような時間を過ごせるセカンドハウス
- 照明やロールスクリーンをシーンに合わせて操れる統合制御システム
- 不在の時間が長くても安心な空気環境と換気・空調計画
- 水栓形状やオーバーヘッドシャワーなど、機能性とデザインを追求した水まわり
- 上質な素材と細部の納まりにこだわった、ノイズレスな内装
- 精緻さと柔らかさが両立する、ご夫婦お二人のための住まい
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リビング/ダイニング光のシーンで日常を切り替える、ノイズレスなリビング
縦リブの建具と、テレビ裏の大判タイル。雑多な要素を意匠の内部に取り込むことで、視界からノイズを取り除いています。Lutron(トータルホームコントロールシステム)で朝・夜・くつろぎといったシーンを呼び出すと、照明とカーテンが指先ひとつでやさしく切り替わります。夜には重心を低くした間接光が、空間をやわらかく満たしてくれます。
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リビング/ダイニング -
ダイニング壁掛けエアコンを廃して天井埋め込み式に変更することで、リビング/ダイニング全体をすっきりと整えています。京都という特別な街で過ごす、ご夫婦お二人の時間をやさしく包み込めるよう、照明計画も細やかに調整しました。
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リビング/ダイニングロールスクリーンを下ろし、間接光だけでつくる空間の表情です。LDK そのものが、一つの客室のように完結する空間に仕上がりました。
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飾り棚 -
リビング/ダイニング -

リビング/ダイニング -

キッチンモダンな佇まいの中に溶け込みながら、機能性も追求したキッチン
キッチンハウスのフルオーダーで仕立てたキッチンです。背面にクラシックな框のパネルと収納を設え、あえてキッチンそのものの存在感を抑えることで、空間全体が上質で静かな空気が流れるように仕上げました。シンクと壁の取り合いは 5mm の隙間にとどめ、水がシンクの内側に流れ込むよう納めています。冷蔵庫にはLiebherr、食洗機とIH にはMiele、オーブンには Panasonicと、こだわりの機器を組み込んでいます。
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洗面室/トイレ背面のモザイクタイルと、丸鏡を縁取る間接光。洗面所は壁出しの水栓とソープが、人感センサーで作動する仕掛けです。サニタリーでありながら、ふと日常を離れたような開放感に包まれる、落ち着きのある空間に仕上げました。
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寝室眠りをデザインし、特別な朝を迎えられる寝室
「まさにホテルみたいにしたい」というご要望にお応えし、ベッドヘッドを造作しました。照明と合わせた造作収納やLutronの操作パネルが、一体に組み込まれています。眠りに入るまでの所作まで、デザインの対象に含めました。
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シューズインクローゼット十分な広さを持ち、大きなスーツケースも収納できるご夫婦のシューズインクローゼット。間接照明を入れることで、靴や洋服を選びやすい光環境を整えました。
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間取り図
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リフォームプランナー山口 有子
ご主人様は建築や設備にとても深い知見をお持ちで、ご要望を汲み取れる様にご意見を拝聴しました。打ち合わせを重ねていくうちに、ご要望の核となる部分をしっかりとお持ちであることが伝わってきました。また、たとえ実現が難しくても、現実的な代替案を柔軟に受け止めてくださり、対話が次第に深まっていくにつれ、お住まいを一緒に考え合える信頼関係を育むことができたと感じています。
「京都を訪れるたびに、扉を開けた瞬間からホテルのように非日常がはじまる住まいに」というテーマに対し、Lutronでシーンごとに整う照明やカーテン、不在の時間まで考えた空気環境の計画、ノイズレスの納まりなど、設計と現場の両面でていねいに積み重ねていきました。完成時に家具のご提案依頼をいただいた際、お施主様からの「プロに任せた方がいいね」という一言は、関わったスタッフ全員にとって何よりの財産になっています。 -
営業担当川口 智之
ご主人様はご自身の進めたい方向が明快な方でした。コストよりもご自身の思いを表現したいというお気持ちが強く、そのための資料やデータをいただく事も多く大変参考になりました。
結果として84㎡という規模の中に造作と設備が密に詰まり、独特のホテルライクな質感が立ち上がっていきました。ご夫婦様には何度も京都にお越しいただきお話をうかがう時間も多く、暮らし方の温度感まで共有させていただけたことが、ご提案の質にもつながったと感じています。今回の撮影に関しましてもお客様との信頼関係を築けた証だと受け止めています。
2026.05.29公開


