愛猫4匹も大満足!おしゃれで楽しい猫専用コーナー
#マンションリノベーション#~59㎡#21〜30年#2000~2009年#夫婦#~1LDK#モダン#ポップ#ペット

Data
- 構造
- 鉄筋コンクリート造
- リフォーム面積
- 59.9m²
- 延床面積
- 62.8m²
- 築年数
- 21年
- 改装範囲
- 部分改装
- 家族構成
- 夫:60代、妻:50代、ペット:猫4匹







リフォームプランニング
家中に分散された猫トイレを何とかしたい!
愛猫4匹と暮らすN様ご夫婦。20年住み続けているマンションは1度リフォームしたものの、リビングに残った邪魔な柱や壁向きのキッチン、収納の少なさなどに不満が。そして何よりも、各部屋がドアで遮られるために、家のあちこちに猫のトイレを置かざるを得ない状況を何とかしたいと思っていました。「狭い家でも、もっと人も猫も快適に暮らせる方法があるのでは…」。そう思ってご依頼いただいたご夫婦の声にお応えして、猫専用のコーナーを設けながら、全体を暮らしやすくリフォームすることになりました。
機能性も高くおしゃれなペットコーナーをリビングに

邪魔な柱は、配線類を移動させて撤去。広くなったリビングの一角に、猫のためのコーナーを新設しました。各部屋のドアはペットドア付きのものに変更し、分散していた猫のトイレをこのペットコーナーに集約。中に空気清浄器を置いて臭いがこもらない工夫をしながら、猫のおもちゃやフードもまとめて収納しています。カーブを描く腰壁状のバーティションで区切ったコーナーは圧迫感もなく、キッチンと同じモザイクタイルを使うことで、自然とリビングに溶け込んでいます。パーティションにはくぐり穴や階段状のキャットウォークを設け、猫の遊び場としても大活躍するコーナーとなりました。
キッチンやクロスも猫に配慮

キッチンは、ダクトを室内まで引き込むことで、奥様待望のアイランド型を実現。生火の出ないIHクッキングヒーターを採用しているので、そばを猫が歩いても安全です。また室内のクロスには、ペット対応の丈夫なものを使いました。

ペットと暮らすリフォームポイント
専用スペースの設置や素材選びで人もペットも快適な空間づくりを
ペットもたいせつな家族の一員。
ともに快適な暮らしをするために、リフォームでできる空間づくりのアイデアがたくさんあります。
ペットとの暮らし方はさまざま
お庭にドッグランをつくる、トリミングできる部屋をつくるといった、大がかりなリフォームから、猫が通り抜けできるドアに交換する、専用の水飲み場や足洗い場を設けるといった細かなアイデアまで。ペットと飼い主がともに楽しく快適に過ごせる工夫はたくさん。一緒にどんな暮らしをしたいのかイメージをもとに、プランニングに活かしていきます。
専用スペースをつくって機能を集約
ペット専用のスペースをつくって、食事やトイレ、グッズ収納などを集約すれば、お世話しやすく、お部屋もすっきり片付きます。専用ルームをつくる余裕はなくても、リビングの一角などにコーナーを設けるだけで十分。パーティションや壁面収納の一部などを利用して、うまくインテリアに溶け込ませながら、ペットの居場所をつくるプランもあります。
丈夫な内装材や快適設備の導入もおすすめ
ペット対応の丈夫なクロスや、すべりにくく修復しやすい床材など、内装材選びもポイントのひとつです。また、空気環境をよくするための換気扇や空気清浄機の導入、調湿効果のある自然素材を使うのもおすすめ。インナーサッシを入れて防音対策を行うこともできます。
Before
After
施主様の声
施主 N様
リフォームプランナーの提案は私たちの想像以上でした。猫のコーナーは本当に便利で、訪れた友人たちは「4匹も猫がいるのに」ってみんな驚くんですよ。人が集まる機会も増えて、とても満足しています。
担当者の声
リフォームプランナー®
一級建築士 冨井保子
猫と人間のスペースを分けつつも、デザインで統一感を持たせる工夫をしています。白く明るい空間の中、キッチンと同じブルーを使ったコーナーは部屋のアクセントにもなっています。