三井デザインテック

コラム

床暖房リフォームを導入したい場所とは?

2020.03.13時点の情報です

#マンション #工法構造 #部位別

床暖房にしたいと思う家の中の場所はどこですか?

家の中で床暖房にしたい場所について、100人を対象にアンケートを実施しました。

1位はリビング

最も多かった回答はリビングで、59人と約6割近い人が選択しています。この回答を選んだなかには「家族が集まれる場所で、団欒スペースに床暖房があると嬉しいです」という意見があり、家族全員が集まりやすい場所に、床暖房を設置したいという様子がうかがえます。他には「脱衣所やトイレと 違い、リビングは一番過ごす時間が長い場所なので、床暖房にしたいと思います」というものや、「床に座って、食事やティータイムを和室感覚でゆったりと楽しみたいです」という意見が挙げられました。リビングは食事をし たり、テレビを見たりと長時間過ごす人が多く、より快適な環境を目指したい人が多いようです。

2位は脱衣所

2位の脱衣所を選んだ理由として多かったのは「冬場の入浴後は脱衣所が寒いとせっかく温まった体がすぐ冷えてしまうので床暖房にしたい」という意見です。脱衣所は服を脱ぐため、冬場は特に寒さを感じやすい場所といえます。「リビングと迷ったんですが、脱衣所のほうが服を脱ぐので、お風呂場との気温差を考えると最も床暖房にしたいです」という意見もあり、家のなかでも寒暖差が激しい脱衣所に床暖房を設置したい人が多いようです。他には「70歳近い親と同居しているため、急な温度変化での体調不良を防ぐために取り付けたいです」という回答も存在し、家族の健康に配慮したいという意見も見られました。

3位はその他

3位のその他では、「料理するなどキッチンにいる時間が長いので、キッチンを床暖房にしたい」という意見が挙げられました。冬場は長時間キッチンに立つと寒さを感じやすく、床暖房を取り入れたいという回答が目立ちます。また「部屋です。正直、リビングや脱衣所やトイレは、スリッパを履いて歩ける場所なので、床が温かくてもあまり意味がないと思います。靴下で歩き回る、部屋の中を温めておきたいです」というものや、「リビングも含め全室と廊下も床暖房にしたいです。これからの季節、ストーブの強い熱さも必要ですが、全体的に暖かいのも理想だからです」という回答も見られました。歩いたり移動したりする機会の多い場所を床暖房で暖め、冷えを遠ざけたいという人が多い結果になりました。

4位はトイレ

寒い冬でも足元からポカポカと体を暖めてくれる床暖房は、多くの人に支持を集めている暖房器具です。しかし実際に床暖房のリフォームを検討したときに、気になる人も多いのがランニングコストやリフォーム時の注意点ではないでしょうか。きちんと注意点を把握しておくことで、後悔のないリフォームが行えるはずです。ここではリフォーム前にチェックしておきたい床材の種類や注意点、それからランニングコストについて順番にご紹介していきます。

注意したいポイントは?

省エネリフォームやエコリフォームというのは断熱材などを積極的に用いることによってエネルギー消費量を少なくするリフォームのことを指します。

床材の種類は事前にチェック

床暖房に適した床材を選ぶには「耐熱性」と「熱の伝導性」に注目することがポイントです。床暖房は専用の床材を敷く必要があり、フローリングやカーペットなど、さまざまな種類が存在します。一般的なフローリングは熱に弱い傾向にあり、床暖房の熱に耐えられずに変形してしまう恐れがあるので注意しましょう。耐熱性・熱の伝導性の2点に優れた床材を選ぶことで、暖かく快適に過ごしやすい空間を作れます。上に挙げた種類の他には、クッションフロアやフロアタイル、畳などの種類もあります。床暖房を設置する部屋の雰囲気や、家具とのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。

家具の下など不要な所が無いか確認を

床暖房というと、部屋全体に設置するイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、実際には部屋全体に床暖房を取り付ける必要はなく、家具の下などは設置を避けることがおすすめです。特に木製品は熱がこもりやすく、家具の下に床暖房を設置すると変形やひずみが起きてしまう恐れがあるので気をつけましょう。基本的に木製品の下には床暖房の設置は避けたほうが無難ですが、設置が必要な場合は床と木製品の間に1枚板を入れて、直に熱が伝わらない工夫を行いましょう。

どのくらい電気代が増える?

床暖房を取り入れる際に、どのくらい電気代が増えるのか気になる人は多いかもしれません。床暖房には大きく分けて電気ヒーターの力を利用する「電気式」と、温水を循環させる「温水式」の2種類があります。電気式は設置が簡単で、工事費がかかりにくいという点がメリットです。一方で温水式は床暖房対応の給湯器や専用床材の設置が必要となり、初期費用がかさみやすいという特徴があります。しかし電気代は電気式と温水式では、温水式の方が割安な傾向です。設置の際は初期費用だけではなく、ランニングコストまで考えたうえでどちらを設置するのか決めることが、後々の後悔を生まないためのポイントです。このように床暖房は設置した種類や面積によって電気代が異なるため、一概に「電気代がいくら増える」とは断言できません。床暖房は設置費用やランニングコストがかかるものの、そのぶん空気が乾燥しにくかったり、チリやホコリが舞いにくいという大きなメリットがあります。快適な暮らしを実現させるうえで、床暖房は魅力的な要素を持つ暖房器具といえるでしょう。

床暖房リフォームで我が家をより快適な空間に

室内に床暖房を取り入れることで、家族がほっと安らげるくつろぎの空間を作ることができます。ワンランク上の暮らしを目指している人は、床暖房のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

「三井のリフォーム」で快適、あったか住まいへ

床暖房のリフォームは実際に工事を行う前に、床材の種類や完成後の内装イメージをしっかり確認しておくことが大切です。三井のリフォームの実例から、理想のイメージと近い内装を確認してみましょう。

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2020.03.13時点の情報です

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