三井デザインテック

予算1,000万円でどんなリフォームができる?事例をご紹介

住まいのリフォームを考えるとき、最初にイメージしなければならない予算。理想の間取りやデザイン、機能性などがどこまで実現できるかは、予算次第の一面もあります。 ここでは、予算のひとつの目安として、1,000万円前後でできるリフォームの事例をいくつかご紹介します。

予算1,000万円前後のリフォーム事例

三井のリフォームが携わった、予算1,000万円前後のリフォームの実例をご紹介します。

CASE1

亡き伯母様が遺した調度品や意匠がマッチするシンプルな和モダンの住まい

築年数
35年
リフォーム面積
75平方メートル
リフォームにかかった費用
1,200万

リフォームをしたのは、施主の伯母様が遺したマンション。これまでの施主ご夫婦の住まいでは、階段の昇り降りがきつく、老後に不安があったとのことでした。75平方メートルという夫婦二人にちょうど良い広さで、交通の便も良いこのマンションをフルリフォームして、終の棲み家にすることにしました。 施主のお母様が生前、伯母様と同居していたことから、施主ご夫婦も何度も訪ねています。玄関ホールの杉板の壁、和室の障子、床の間の網代天井など、思い入れのある内装や建具はできるだけ活かしつつ、全面改装したいとのご希望でした。

Before

After

間取り図

<リフォームの内容>

施主様からは、ワンルームでなるべく物を置かずに室内を広く使いたい、夫婦別の寝室が欲しい、東側の公園にある大きな松を眺められる間取りにしたいといったご要望がありました。 そこで、東側の景観を住まいのあらゆる場所から眺めることができ、また住まいの全体を広く使えるよう、ご主人の寝室以外はワンルームとなるプランをご提案しました。閉鎖的だったキッチンも、リビングに対面するスタイルにし、東側の大きな窓から光と風を取り込めるようにしました。 また、ワンルームの中に、伯母様が遺したこだわりの意匠や調度品が調和するよう、既存の和洋折衷のイメージを残しつつ、よりシンプルな和モダンをテーマにしたリフォームとなっています。ワンルームにある、普段は開放されているふすまを閉めると、部屋の一部が奥様の寝室となります。

CASE2

フローリング材や黒板塗装にこだわった分、 既存部分を活かしてコストを低減

築年数
10年
リフォーム面積
81.60平方メートル
リフォームにかかった費用
800万円

駅から徒歩10分弱という好立地ながら、駅前の騒がしさとは無縁の閑静な高台に立つマンション。ご夫婦の実家に近く、全居室にある日当たりの良い窓と南向きのサンルームが気に入って、新築時に購入したそうです。クーラーを買わずに過ごせるほど風通しが良く、抜群の住み心地でしたが、購入から5年後にご主人が転勤に。マンションは賃貸に出し、海外に家族で赴任しました。この転勤で、海外のマンションのリビングの広さを知ったことが、今回のリフォームのきっかけです。 ご主人の任期が予定より延びたため、お子様と一足先に帰国した奥様は、実家に暮らしながら仕事に復帰し、ご主人と連絡をとりながらリフォームの計画を進めることになりました。

Before

After

間取り図

<リフォームの内容>

施主様のご希望は、和室をなくしてリビングを広くしたい、元々の寝室と洋室をつなげて主寝室を広くしたいというもの。また、床は無垢のフローリングにし、布団をしまえる大きめのウォークインクローゼットも欲しいということでした。 三井のリフォームは、リビングの広がりと住まい全体の風通し、明るさを重視し、リビングと主寝室のあいだにウォークスルークローゼットを設けるプランをご提案し、決定。無垢のフローリングは管理規約で禁止とされていたのですが、マンションの理事の方にフローリングの見本を見ていただき、その質の良さと遮音性能をご理解いただいた上で、周囲の住戸を戸別訪問してご説明。ご要望どおりのフローリングを使うことができました。フローリング材、採光窓のある壁、リクエストのあった黒板塗装などに予算をかけた分、ほかの箇所は既存部分を極力活かすことで予算を抑えています。

CASE3

退職後の生活をのびのびと楽しめる住まいに

築年数
24年
リフォーム面積
105.16平方メートル
リフォームにかかった費用
1,300万円

24年前、ご主人のご両親宅と同じ敷地に三井ホームで新築したツーバイフォー住宅。リフォームご提案時、ご夫婦は仕事をリタイアしたばかりで、2人のお子様は結婚して独立しており、施主のお父様と3人でいっしょにお住まいでした。 奥様は、50代に入った頃から、設備を更新するだけでなく、退職後の生活を楽しめる住まいにしたいとさまざまなリフォームプランを温めてきたとのこと。例えば、ホームパーティー形式の簡易な料理教室を月に1度開いているため、キッチンとリビングダイニングは開放的な造りにして作業しやすくしたい、駐車場を庭に取り込んで庭にも人が集えるようにしたいといったご要望がありました。

Before

After

間取り図

<リフォームの内容>

三井のリフォームでは、まぐさ(梁にあたるもの)をつけ替えて間口の幅を広げ、リビングダイニング側からキッチンが見えるI型のレイアウトをご提案。撤去できない壁を囲むようにアイランド風カウンターを造り、作業スペースとして使えるようにしました。 また、独立している洗面脱衣室、ユーティリティ(家事室)、キッチンを使いやすい動線でつなぎ、複数の家事を効率的にこなしたいというご希望があったので、洗面脱衣室とキッチン、ユーティリティは引き込み戸で仕切り、開放することで家事動線を短縮できる工夫をしています。 リビングは当初、8畳の和室とつなげて広くすることも考えていましたが、検討の結果、そのままのスペースで床、壁、天井を張り替えて照明を一新。出窓を全開口サッシに変更し、庭との一体感を持たせて、広がりを演出することができました。

三井のリフォームの費用に関する考え

家族でデザインを考えているうちにやりたいことが増えたり、配管などの状況によってやらなければならないことが増えたりするリフォームは、検討段階では費用総額がわかりにくく、見積もりが出てから「思っていたより高い!」と驚くことも少なくありません。お客様のご要望や建物の状態によっても費用感が異なるため、築年数や広さなどで目安となる金額を出すのも難しいのが現実です。 特に三井のリフォームでは、比較的大規模な工事を伴うリフォームを多く手掛けていることもあって、「三井のリフォームは高い」というイメージを持つ方が多いようです。しかし、前述したとおり、リフォームは千差万別で、お客様のこだわりや求める機能によって費用が大きく異なります。三井のリフォームでは、「かけるべきところはかけ、削るべきところはきちんと削る」ことを心掛け、必要なコストだけをかけたリフォームを行っています。 もし、「良いリフォームが安くできますよ」というリフォーム会社がいたら要注意。安いことには、必ず理由があるはずだからです。 リフォームは、一生のうちで何度とない高額な買い物のひとつ。しかも、毎日暮らす住まいのことです。高品質とコストダウンを無理なく両立したリフォームで、後悔のない住まいを造りましょう。

リフォームは三井のリフォームにご相談を

戸建て、マンションを問わず、三井のリフォームではお客様に寄り添うリフォームを心掛けています。豊富な経験に裏打ちされた確かな技術で、お客様のご要望にお応えいたします。 リフォームをお考えの際は、ぜひ三井のリフォームにご相談ください。

2020.11.11時点の情報です

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