2001年竣工、住居棟4棟、800戸を超える大型マンションの大規模修繕に伴い、管理棟(ラウンジ、ゲストルーム、集会室、管理事務所)のリノベーションを行いました。大規模修繕工事は、屋上防水、外壁改修など、機能面を重視した内容がほとんどです。しかし、こちらのマンションでは劣化した部分の修繕だけではなく、デザイン性の向上、セキュリティも強化することで、さらなるバリューアップを図りました。既存デザインのテイストはそのままに、今の時代のエッセンスを付加し、全体的に高級感、上質感を持つバランスの良いデザインへと生まれ変わりました。マンションの大規模修繕工事は居住者の方々に多大なストレスがかかります。新築マンションの施工、販売、管理・運営、リフォーム、修繕工事を行う会社がそろった三井不動産グループだからこそ持ちえる豊富なノウハウでバリューアップ工事を成功に導きました。
斉藤直樹