「最寄駅から徒歩17分、閑静な住宅街に立つ女子寮(共同住宅)をいかにして再生させるか」を求められた当プロジェクト。3駅(広尾・六本木・表参道駅)利用可能ながら、どこからも遠いというデメリットを外国人向けシェアハウスへ転用することによりメリットへ転換し建物収益を最大化しました。竣工後31年を経過した建物はあちらこちらに不具合がありましたが、耐震基準も充分に満たしており、今後数10年にわたって収益が見込める魅力的な建物でした。初期投資を抑えるために工事は必要なものにしぼって実施。リフォーム費用と収益性のバランスの良さが競合数社の中から当社が選ばれた理由です。「小屋」をキーワードにした都会的なデザインも高く評価されました。六本木や表参道勤務の日本人にも人気が高くオープン当初より空室待ちの予約が続いております。
成⽥昌多朗