モードアイコンとして名高い乃木坂・六本木エリアの街並みを、四半世紀以上にわたり眼下に望んできた南青山豊田パークマンション。本事例では、三井不動産レジデンシャルのフラッグシップラインである“パークマンション”の比類なき価値を次代に継承すべく、区分再販物件としてバリューアップリノベーションいたしました。
緑の多い立地に調和したシークエンスウォールが、ファサードの重厚感をよりいっそう際立たせます。懐の深いアプローチを抜ければ、時間帯によって色彩を変える幻想的な雰囲気の雪花ガラスのアートウォールが現れます。ロビー空間は、幾何学的なテクスチュアのアイアンウォールでエントランス、ライブラリースペース、EVホールをゾーニングしました。照明計画とモダンな調度が居心地の良い迎賓空間を形作っています。
居住区のデザインコンセプトは“マチュア・モダン”。成熟した大人たちが個人の時間を大切にしつつ、心地よい距離感でふれ合える空間作りに心を尽くしました。
異なるイメージのマスターベッドルームを二つ設け、生活を共にするパートナーとの異なる生活リズムにもフレキシブルに対応出来るプランです。分譲販売用のモデルルームとして、家具・小物のセットアップも手掛けました。
また当事例では、設計・施工の当社に加え、販売関連を三井不動産リアルティ、管理を三井不動産レジデンシャルサービスが担当。オール三井体制の揺るぎない安心感が、既存のプレステージをさらなる高みへと導きます。
岡田耕介