お気に入りのデザインに囲まれて過ごす心地良い空間
ご夫妻が、自分たちの時間をゆったりと過ごせる住まいを目指し、マンションリノベーションされた実例です。ヨーロッパ、特にイタリアの建築空間を想起させる重厚感のある仕上げや色使いを用いながら、その雰囲気を引き立てる照明などにもこだわり、住まい全体に落ち着いた空間を演出しています。ご夫妻が年齢を重ねても快適に過ごせるよう、日々の快適性を生む回遊動線など空間の機能性にもこだわりながら、どの場所にいても居心地の良い住空間が実現しています。
お客様のご要望・リフォームポイント
- ヨーロッパの建築空間を思わせる存在感のある仕上げ
- 石調やダークトーンの木の重厚感
- お気に入りのタイルや壁紙がアクセントに
- 柔らかく落ち着いた雰囲気の照明計画
- 日々の快適性を生む動線づくり
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リビング
お気に入りのデザインと一緒に自分らしくリラックスして過ごせるリビングダイニング
家でのひとときを贅沢に過ごしたいという思いを受け、ゆったりとくつろげる広々としたLDKに、落ち着いた色合いの仕上げ、柔らかい間接照明に包み込まれるようなインテリアを表現しました。
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リビング/ダイニング
上質なデザインの家具とマテリアルの色使いによって、空間全体をエレガントな雰囲気でコーディネートしています。
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リビング
高台に位置するマンションからの眺望が魅力のひとつであったため、窓辺の開放感、外光が入り込む明るさを活かしてシンプルながら、上質感のある仕上げを各所に用いています。
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キッチン
こだわりの仕上げが日常的な空間に豊かなひとときを演出
既存の壁をなくし、開放的なオープンキッチンへとリノベーション。ダイニングカウンターを設けて、キッチン回りでゆったり過ごせるシーンを生み出しています。
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キッチン
キッチン内は、快適に家事ができるようしっかりとスペースを設けつつ、落ち着いた石調の天板、ダークトーンの木質扉など、お気に入りの素材に囲まれて過ごせる居場所になっています。
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リビング/ダイニング/キッチン
開放感のあるオープンキッチンからは、リビングやダイニング、その先にある窓からの眺望も見通すことができるほか、奥に見える洗面化粧台のモザイクタイル(奥様のこだわりの逸品)も家事をしながら楽しむことができます。
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書斎/玄関&ホール
インテリアの一体感をもたらしながら機能性や快適性を高めるゾーニング
リノベーション前の玄関からリビングへのアプローチは通路がクランクしていたため、直線的につながるレイアウトへと間取りを変更。リビングまでを見通せるつくりにしたことで、外光が廊下まで届くようになっています。また、リビングの一角にはコージーコーナー(デスクスペース)を設けるなど、各スペースの機能性を確保しながらも、空気感が緩やかにつながるゾーニングがなされています。
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寝室
随所に取り込まれたお気に入りのマテリアルがインテリアにリズムを創出
寝室では、ラグジュアリーな質感のヘッドボードを始めとする上質な仕上げ、ご所有のオブジェなどが特別なプライベート感を演出しています。
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寝室
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収納
ウォークインクローゼットの一部の壁には、奥様こだわりの、ウィリアムモリスの「いちご泥棒」の壁紙を用いるなど、部屋の各所にアクセントとなる要素を組み込んで、どの場所にいても心地良さを感じるインテリアを目指しました。
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洗面室
将来的にも快適に使い続けられるよう、水回りもバリアフリーやメンテナンス性の高い素材を考慮して計画。洗面化粧台の鏡下には、奥様こだわりのモザイクタイルを用いることで、空間に個性が生まれています。
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浴室
バスルームは、他の空間と異なる色調をセレクト。間接照明などにより温かみのある柔らかい色合いとしています。
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洗面室
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間取り図


お施主様
将来の生活を考える中で、長く住み続けられる住まいをつくりたいと思い、中古購入でマンションのリノベーションを決意しました。以前の住まいが築90年の日本家屋で、客間優先の間取りのため、生活する私たちがゆったり過ごせる場所は、十分にはありませんでした。新しい住まいでは、私たちが落ち着いて過ごせ、日々の暮らしがもっと豊かになればという思いを強く持っていました。リノベーションははじめての経験なので、信頼のおける三井デザインテックさんにお願いすることにしました。関わった皆さんが丁寧に対応してくださり、私どもの思いを十二分にくみ取っていただくことで、自分たちでは思いもつかなかったような提案をもらい、本当に快適で素敵な住まいができあがり、とても感謝しています。
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リフォームプランナー今井 智子
長く住み続けられる住まいをつくりたいというお施主様の思いを受け止めつつ、その暮らしがもっと魅力的になるよう、お好きなデザインのテイストなどもヒアリングしながらプランを考えていきました。お施主様がイタリアで見た建築、聖堂の美しく重厚感のある雰囲気がお好きであったため、存在感のある石調の仕上げやダークトーンの木をメインに用いて、それらの質感を引き立てる照明計画にもこだわっています。また、バリアフリーの動線など快適性を確保することにも注力しました。柔らかい光や落ち着いた印象の素材に包みこまれるような空間で、日々を心地よく過ごせる住まいを実現できたと思います。
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企画担当荒木 咲季
お施主様がご自身の暮らしや住まいに対して、明確にイメージをお持ちであったため、その思いをしっかりと形にすることを大切にしました。デザインのテイストや目に見える仕上げだけでなく、空間使い勝手の良さを左右する細かな寸法の調整、お施主様所有の家具との調和など、プランナーの設計内容を実現するべく、チームで連携をしながら、お施主様への提案や対応を重ねていきました。その結果、お施主様から安心してお任せいただける関係性が生まれ、私たちも出来上がっていく住まいにワクワクしながら取り組むことができました。
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営業担当豊田 国男
初めのご要望をお聞きする段階で、お施主様の思いをしっかりと形にしてくれる人にお願いしたいというお話をいただきました。当社のこれまでの事例を見ていただき、お好きなテイストや要望を汲み取り、その方向性にぴったりなプランナー、施工の担当者などのチームで、お施主様と一緒になって一つの作品を作り上げていく気持ちで計画に臨みました。お施主様が疑問に感じている点も、すぐに答えられるよう密にやり取りを重ねたことで、我々を信頼していただき、家具も含めたトータルのコーディネートによって理想のお住まいが形になったと感じています。
2025.10.02公開