三井デザインテック

上質でモダンな都心の拠点

郊外に戸建てのご自宅をお持ちのお施主様は、新築タワーマンションの一室を、都心の拠点にするため購入され、ご夫妻のライフスタイルに合う間取り、インテリアテイストへとリフォームしました。2か所あった浴室や洗面室などの水回りスペースをひとつにすることで、LDKの面積を広くし新たにトレーニングルームをつくりました。戸建てのご自宅は和風をテーマに木にこだわったことから、こちらのマンションでは、モダンデザインをテーマとし、シンメトリーとアシンメトリーの要素や、縦格子と長方形のフレームワークのバリエーションデザインを取り入れています。ご夫妻の暮らしや趣向に合った絵画を室内各所に提案したことで、豊かな時間を過ごすことができる空間となりました。

Data

所在地
東京都港区
家族構成
夫婦
延床面積
183.73㎡
施工面積
183.73㎡
築年数
1年
施工内容
全面改修
改装後間取り
2LDK+1bathroom
完成年
2023年
2024.02.08公開

お客様のご要望・リフォームポイント

  • アートの映える空間演出
  • 自然光を取り込むリノベーション
  • 素材と照明にこだわった寝室
  • ガラスの美しいダイニング
  • リビング側から見たLDK。ブラウン系の大判タイルでまとめられた空間に、グレーの塗装壁がアクセントになっています。手前のリビングに置かれたソファとテーブルはイタリア家具のブランド、フレックスフォルム。左の壁には、シャガール「ピエロ」のリトグラフを設えました。

  • リビングの一画につくったグリーンのコーナー。硬質な空間にボリュームのあるグリーンが、有機的に雰囲気を和らげています。

  • 改装前の写真
    シャンデリアが目を引くダイニングキッチン

     

    ヴェネチアガラスの老舗メーカー、バロヴィエール&トーゾのシャンデリアが目を引くダイニングスペース。右側の引戸はエントランスとの間仕切りです。

  • L字とI字で構成されたオープンキッチン

    オープンキッチンは、L型とI型のカウンターで構成。ワークトップとサイドパネル、吊戸棚下の壁面は、天然の石英を主材料としたクォーツストーンを使用。I型カウンター下の腰壁は、ダイニング側から使える収納になっています。間接照明を仕込むことで、細かな縦格子のデザインが際立ちます。

  • エントランスとDKの間仕切りガラス戸を開いた様子 エントランスとDKの間仕切りガラス戸を閉めた様子

    エントランスとの間仕切りガラス戸を開閉した様子。奥に見えるキッチンの横にも、同じデザインのガラス戸を設えています。ガラス戸とガラス戸の間に設置したインターホンスペースの壁は、カラーガラスを施工しました。ダイニングにはガラスが美しいシャンデリア。幅2600mmの大理石テーブルを美しく照らします。

  • ガラス間仕切り戸を開いた様子。エッチングガラスと透明ガラスが重なり合う。 ガラス間仕切り戸を閉じた様子

    リフォーム前は壁だった部分を、大きなガラス引戸としました。両面エッチングのガラス扉は、引戸を開けた時に透明ガラスとエッチングガラスが合わさるようにデザインされています。明るい光がホールに差し込むことで、開放感が生まれます。両サイドにはバクスターのスリット照明を設置しました。

  • 改装前の写真
    ダイニングからリビングを見た様子

     

    ダイニングからリビングを見た様子。中央の柱型は正面、側面共にデザイン木枠を回して内部をミラー貼りにしています。部屋が広く見えることと、ミラーに映り込むシャガールのリトグラフをダイニング側からも見られるのがポイントです。

  • 窓際の一画に置かれたパーソナルチェアとオットマン、スタンド照明

    豊かな自然光が入る窓際の一画に置いた、ゴブラン織りが美しいグッチのパーソナルチェアとオットマン。背面は天井まである一面の大判タイルです。サイドにはガラスが美しいスタンドライトを設置し、上質な空間を演出します。

  • 昇降式のTVモニターがあるリビングの様子 TVモニターが隠れているリビングの壁面

    リビングでは、B&OのTVモニターが見え隠れします。TV背面は、カラーガラスと革張りのフレームワーク。スピーカーの配線が露出しないよう、きれいに内蔵されています。左右の大判タイルには、なびくカーテンの写真が額縁におさまり、アクセントになっています。

  • プライベートスペースの扉を開いた様子

    プライベートスペースの扉を開けると、華やかなバイオリンの抽象画が目に飛び込みます。この壁の左側にベッドルーム、右側にパウダールームとウォークインクローゼットがあります。

  • 改装前の写真
    ホテルライクな主寝室の様子

     

    寝室の壁面は素材感のある塗装仕上げ。間接照明が当たることで、表情と奥行き感が出ます。ベッドと両サイドのナイトテーブルは、イタリアの家具メーカー、ポルトローナ・フラウのアイテムをセレクト。奥にはバクスターの、ネパールママを置いています。ヤギの毛で作られている特徴的なアームチェアです。

  • 主寝室のベッド再度に置かれたチェストの様子

    ベッドサイドに置いたチェストもポルトローナ・フラウの家具。テーブルを兼ねていて、天板は大理石貼り、扉面は革張りになっています。照明とミラーはバクスターのアイテムをセレクト。アートはピカソのリトグラフを設え、センスの良い上質な空間を演出しています。

  • 改装前の写真
    寝室の一画に設えたデスクスペースの様子

     

    寝室の一画にあるデスクコーナーは天井まである書棚を造り付け、デスク前の壁面は、ステッチを四方にめぐらせた革をランダムに貼っています。

  • 改装前の写真
    エントランスホールからトレーニングルームを見た様子

     

    エントランスホールからトレーニングルームを見たところ。片開き扉と両側の袖壁は、カラーガラスで一体化され壁のようなイメージに。ホールとリビングへ続く床材は600角のタイルを使用しています。

  • ベネチアガラスのオブジェを設えたダイニング壁面の様子

    ダイニングの壁にあるオブジェのような照明は、ベネチアガラスを使ったヴァロビエール&トーゾのもの。背面壁はキッチンと扉の色と合わせています。キッチンと合わせた縦格子を設えることで、アイポイントになっています。

  • 特徴的なアートが印象的なトレーニングルームの様子

    数台のジム用器具を備えたトレーニングルーム。アレックスカッツのシルクスクリーンは躍動感があり、トレーニングルームにぴったりです。天井の照明には、白い壁に映像を映し出すプロジェクターが内臓されています。

間取り図

BEFORE | 間取り図
AFTER | 間取り図

お施主様

郊外の自宅は和風でしたので、マンションではモダンデザインにしようと考えていました。近代建築家の巨匠アルヴァ・アアルトのデザインが好きでしたので、シンメトリーやアシンメトリーをデザインに取り入れてほしいとRPの野村さんに要望しました。野村さんにはたくさんのパターンをつくってもらい、打ち合わせを重ねて、一緒にデザインをつくっていきました。営業担当の志村さんも一緒に最後まで付き合ってくださり、本当に感謝しています。わたしたちのライフスタイルをよく理解していただき、暮らしやすくとても良い雰囲気のお部屋が完成したと思っています。

  • リフォームプランナー野村 亜由美

    お施主様がお持ちになられていた空間のイメージを最大限に生かして、ライフスタイルに合わせた質の高い居住空間を目指しました。全体的には、直線的な格子やフレームワークを各所にデザインし、その空間にあった家具や照明などを提案させていただきました。素材としては、石模様のタイルやガラス、革などを上手く組み合わせています。また、家具や照明などの他に、インテリアの重要な要素となる絵画などもご提案させていただき、トータルな住まいづくりになりました。

  • 営業担当志村 誠明

    初回のご相談時から、お住まい方やデザインに明確なイメージをお持ちでいらっしゃいました。ご要望をより具体的に、ご期待以上の空間にできるようリフォームプランナーと共に試行錯誤しました。多岐にわたる設計打ち合わせも、お施主様のご理解とご協力もあり進めることができました。無事にお引き渡しを迎え、ご満足いただけるお住まいとなり大変嬉しく思います。

2024.02.08公開

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