キッチンリフォームでこだわりたいポイントはなんですか?
今回、全国100人の男女の皆さんに、キッチンリフォームでこだわりたいポイントについてアンケートを実施しました。
こだわりポイント1位は収納
1番目に回答が多かったのは、「収納が充実している」でした。- 収納が充実していると、モノを外に出さなくてすみ、すっきりするので。(20代/女性/学生)
- 料理をするとき、すぐ届くところにアイテムがあるとスムーズで便利です。そうしたちょうどよいところに収納スペースがあると助かります。(20代/女性/正社員)
- 食器やキッチン用品が好きで沢山買ってしまうので、収納は多い方がいい(20代/女性/個人事業主)
こだわりポイント2位は掃除
2番目に回答が多かったのは、「掃除がしやすい」というポイントでした。- 今のキッチンは、フローリングの床に水や油が飛ぶたびに拭き取らないといけないため。(30代/女性/専業主婦(主夫))
- 掃除は億劫になりがちなので、掃除がしやすい(掃除が楽にできる)キッチンにしたいと思う。(40代/女性/パート・アルバイト)
- 今のキッチンの換気扇が掃除しにくく汚れたままになっている。掃除しやすいキッチンにしたい。(50代/女性/専業主婦(主夫))
こだわりポイント3位は導線
3番目に回答が多かったのは、「料理の動作に合った導線になっている」というポイントでした。- キッチンの幅が狭くて行き来がしづらいので、動線を意識したリフォームがしたいです。(40代/男性/正社員)
- そもそも料理は得意ではないので、億劫に感じるポイントをなるべく排除したい。(20代/女性/専業主婦(主夫))
- 料理がしやすいと便利だから。オシャレでも使いにくいと大変だから。(20代/女性/個人事業主)
こだわりポイント4位は高さ
4番目に回答が多かったのは、「身長に合った高さになっている」というポイントでした。- 収納も捨てがたいが今のキッチンは昔の作りで低くて腰が疲れるから次リフォーム等出来るならもう少し高くしたい。(30代/女性/正社員)
- 身長が高いゆえ、キッチンでの作業は姿勢が悪くなって腰が痛くなります。せっかくリフォームするのなら自分にあった高さにして快適に料理をしたいと考えます。高いからこそ、そのぶん収納するスペースも増えたりするので一石二鳥だと思います。(20代/女性/学生)
- 背が小さく、上の戸棚を全く使っていないので使えるようにもう少し低くしたいです。(20代/女性/専業主婦(主夫))
キッチンリフォームで起きがちな失敗を紹介!
それでは、使いやすいキッチンにするために気をつけるべきポイントをいくつかご紹介していきます。
導線が悪く料理がしにくい
「リフォームしたのに、なぜか使いにくい気がする」という事態にならないよう、しっかりと導線を考えておきましょう。やはり移動距離が多くなってしまうと手際が悪くなってしまいます。また、冷蔵庫など誰もが使用するようなものは、キッチンの奥ではなく手前に設置しましょう。料理中に誰かがキッチンに入ってきて邪魔になるのを防ぐためです。基本的には、シンク、コンロ、冷蔵庫を結ぶ距離が合計で510cm程度だと作業がしやすいとされています。収納スペースが少なく、調理器具をしまえない
キッチンのレイアウトに気を取られ、おしゃれになったものの「収納スペースが少なくなってしまった」ということがあります。どれだけおしゃれなレイアウトにしても、収納スペースがないために食器などをその辺に置いてしまっては台なしです。狭い場所でも使いやすいのはスライドタイプのドア。身長が届くのであれば、つり戸棚などもおすすめです。ただし高いところをあまり使わない方はただのデッドスペースとなってしまうので注意しましょう。キッチンが高すぎる または低すぎて作業しにくい
身長の高さはさまざまですからキッチンの高さも一緒ということはありません。2世帯住宅や夫婦ともに料理をする場合は誰の高さに合わせれば良いのか迷いますよね。一般的に、使いやすい高さというのは身長の半分に5cm足した高さが良いとされています。高さは背の高い方に合わせておき、背の低い方が使用するときは台を置くなど工夫すると良いでしょう。1度設置するとなかなか変えるのも難しいので販売店などで実際に高さを試す方が賢明です。おしゃれだけど掃除がしにくい
見た目にこだわってしまい、いろいろなものを置きすぎたりごちゃごちゃしてしまったりと掃除しにくいキッチンは注意です。またIHコンロの場合はフラットで掃除もしやすいように感じるかもしれませんが、調理器具がぴったりと接するため、逆に汚れがこびりつく場合もあります。換気扇なども油汚れがつきやすいですし、見た目にこだわることも良いですが機能性も重視しましょう。簡単に取り外ししやすく、拭き掃除もしやすいものがおすすめです。こだわりポイントは逃さず、視野を広く
自分のこだわりポイントは、ぜひ実現できるようにキッチンをリフォームしてください。ただし、使い勝手が悪くならないよう気をつけることを忘れないようにしましょう。どんなスタイルが自分に合うか見てみよう
どんな物件を買ったら自分の理想のリノベーションがしやすいのか、判断が難しいですよね。まずは三井のリノベーションの実例をご覧ください。使う人に合わせた快適なキッチンづくりを
使う人にぴったりの仕様にキッチンを改善すれば、毎日のお料理がずっと楽しくなります。独立型、対面式、アイランド型といったスタイル選びも重要です。2020.03.20時点の情報です