







中村医院は、昭和40年の開業以来、地域医療を担ってきた内科・小児科医院。先代が亡くなられてからは、
息子さんである現院長が勤務医を続けながら週末だけ診療を行っています。建物は医院併用住宅で、全体が
老朽化。加えて医院部分の機器の配線や薬局の狭さなどが気になっていたところへ、近年は地震が多く、
建物の耐震性にも不安を感じるように。そこで、建て替えを含めて検討された結果、医院部分を三井の
リフォームで全面的に改装する事に。
先生が望まれたのは、高齢の方にも子供にもやさしい医院にすること。そのため、まず高齢の方のために、
外部から院内まで患者さんが行き来する部分はすべて段差をなくしたバリアフリー設計を構築。小児科に
通院する子供や付き添う若いお母さんのために、木の質感を活かしたアットホームな雰囲気を創り出しました。
また待合室を広くしたいというご要望もあり、受付と薬局を北側に移し、明るい南東側に広い待合室を実現。
それによって診察室と受付・薬局、検査コーナーのつながりもよくなりました。外壁にブリックタイルをあ
しらい、三連の上げ下げ窓をポイントにした外観は親しみやすく、かつ閑静な住宅地の街並みに調和し、
改装後は患者さんも増える一方とのことです。
なお、耐震性については、医院部分は平屋なので大がかりな補強の必要がありませんでしたが、念のため、
解体の際に基礎、土台、柱などに補強を施しています。

