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実例紹介
内科・抗がん剤点滴(ビル診療)
こだま診療所   ●神奈川県川崎市中原区
●2006年10月竣工
抗ガン剤治療の患者さんのために、
リラックスできる点滴室を整備
Photo gallery
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院長 児玉文雄先生
院長 児玉文雄先生
 
平面図
DATA/ 構造:鉄骨造
工期:約1カ月
延床面積:81m2
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  県立のガンセンターで20年にわたり勤務医を続けてこられた先生は、定年を機に開業を決意。奥さまが開設されている介護施設の2階を改装して開業する計画を立てられました。長年、抗ガン剤治療の現場に従事されていた先生は、開業にあたり、その経験を活かして地域医療に貢献したいと考えられ、内科の他に抗ガン剤点滴という特殊な診療科目をもつ診療所を標榜。プランも点滴室のつくりに重点が置かれました。というのも、抗ガン剤の点滴治療には1回に平均3〜4時間も要しますが、かつての勤務先の外来診療では、大部屋にベッドを並べ、カーテンで仕切っただけという状況で行われていました。     そのため先生は、患者さんにかかる精神的・肉体的な負担を憂慮され、自らの診療所では、患者さんがリラックスできる環境を整えたいと切望されていたのです。  そのお気持ちに応えて提案されたのは、ベッドの代わりに長時間でも疲れにくいリクライニングチェアを採用し、間仕切り壁を設けて半個室化するというプランです。これによって患者さんは、周りに気遣うことなくリラックスして点滴を受けることができます。  この他、患者さんの院内での動きが最小限で済むように、待合室を診察室、処置室、点滴室と直結させるなど、こだま診療所には随所に先生の患者さんに対するやさしい心配りが息づいています。
医院リフォームプランナーから
“患者さん本位”を標榜する先生のご要望に応えて独自のプランをご提案
 定年を控え、開業を計画されていた先生は、三井のリフォームのセミナーに参加され、他社と比較検討もされましたが、当社のご提案を気に入られ、改装をお任せくださいました。先生はご経験を活かして、ガン患者に対する外来点滴療法も行うということで、点滴室や待合室は広くくつろげる空間にしたいとお考えでした。そこで、極力廊下をなくし、各室をダイレクトに結ぶことで広さを確保。木質系の素材とさわやかなグリーンで上質のくつろぎ感を演出しています。また、スタッフの方々のためには、点滴室、処置室、調剤室、スタッフルーム、受付を裏動線で機能的につなぎ、作業の効率化を図っています。
一級建築士 石井真琴
一級建築士 石井真琴
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