






伊藤内科は2、3階に住居スペースがある医院併用住宅。
医院承継に伴って医院部分の改装が計画されました。
基本的に各室の配置は従来の形を踏襲していますが、建物はRC造ながら内部の壁は
ほとんどが木製だっ
たので、一旦、壁を取り払い、全面的にリニューアルしています。課題は、
これまで患者さんやスタッフに
とって不便だった点を解消すること。そのため、以前は男女
兼用が1カ所だったトイレを男女別2カ所とし、
女性用のトイレはユニバーサルデザインに。
出入り口の幅は広く、建具は軽く開閉ができる自閉式引き戸と、
力の弱い高齢の方や車いす
利用の患者さんも楽に出入りできるよう工夫されています。また、受付の角の壁
を曲線仕上げ
にしたり、診療空間への出入り口にも自閉式引き戸を採用するなど、バリアフリー対策は院内
全体におよびます。
閉鎖的だった受付は明るく開放的に変身。その一方で患者さんのプライバシーに配慮して、
診察室、処置
室、点滴室は個別に設定されています。エアコン、照明器具、給排水など設備は
すべて一新。さらに医療機
器のデジタル化に伴い、そのLANケーブル等が極力露出しない
ように、院内の床・天井などにすっきり納めら
れました。スタッフのためには新たに別館を増築。
広いスタッフルームが新設されました。ここには院長室
も作られ、収納不足を補うために倉庫も
設けられています。竣工後、先生は「診療しやすい医院になりまし
た」とお喜びのご様子。
患者さんの評判も上々とのことです。

