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三井のリフォーム 住生活研究所
ライフスタイルレポート Vol.07
September.2011 |
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・A4版カラー 全40ページ
・2011年9月27日発行 |
長寿命国として急速に進んだ高齢社会の日本は、従来型の家族関係も様変わりして、老後は子どもに頼らず夫婦だけで暮らそうとする、60代以降の人たちが増えています。こうした世代の人たちを「独立シニア」と称し、老後に備えてどういう暮らしをイメージしているのか、その意識と暮らし方を、当社のリフォーム事例を通して調査しました。
独立シニア世代の多くは、働き盛りの時に家を購入し、現役リタイアを契機に住まいのあり方を見直す傾向があります。持ち家それ自体は、戸建・マンションともに20年、30年の歳月を経て老朽化が進み、メンテナンス適齢期にもあたります。一方生活環境でも、親を見送り、子どもが巣立つなど、暮らし方の見直しを迫られます。
そこで、少なくとも60代から20年、老齢期の暮らしがより快適で、安全・安心な住まいを確保するためのリフォームポイントを、ハード・ソフトの両面から考察してみました。リタイアしたといっても、まだまだ元気な60代以降の人たちの暮らしを考えるきっかけとなれば幸いです。 |
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1章 シニアをとりまく社会と生活環境 |
平均寿命の伸びと高齢者数 |
高齢者の経済状況と住居 |
高齢者の家族と生活場所 |
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特別寄稿 |
「高齢者住宅の基礎知識」
清水朝一氏(三井不動産株式会社 ケアデザイン室 主任研究員) |
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2章 アンケートからみるシニアのリフォーム動向 |
アンケート調査を実施するにあたって |
リフォーム適齢期としてのシニア世代 |
シニア世代のリフォームとコスト |
リフォーム内容の特色 |
しっかりしたライフプランが決め手 |
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エッセイ・コラム |
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3章 独立シニア世代のリフォーム事例 |
CASE.1
老朽化した実家の再生 |
CASE.2
減築で、ひとり用の住まいに |
CASE.3
介護を見すえた、60代の生活拠点 |
CASE.4
車いすも念頭においた、これからの20年 |
CASE.5
定年後を、ゆっくり過ごす夢の家 |
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4章 20年暮らす、60代からのリフォーム設計 |
備えるべき基本性能 |
60代夫妻の暮らしに合わせたプラン |
コラム:在宅介護のリフォーム事例より |
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おわりに |
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