三井デザインテック

夫婦の時間も、自分の時間も大切にできる住まい

#戸建てリノベーション#100㎡~#31年以上#2000~2009年#夫婦#その他#クラシック#和モダン#和風

Data

構造
在来木造
リフォーム面積
38.0 m²
延床面積
128.0 m²
築年数
45年
改装範囲
部分改装
家族構成
夫:70代、妻:60代
廊下側にも障子を配してアクセントに。壁は珪藻土で仕上げている
2階畳コーナーは、4.5畳ながら本格的な和の空間。なだらかな弧を描く床の間の下がり壁が印象的
窓の障子、信楽焼の手洗いボウルなど、細部までこだわり抜いたトイレ
2階にはミニキッチンを設置。くつろぎのひとときを楽しめる

リフォームプランニング

お好きな民芸調家具にマッチする空間

ご友人が当社でリフォームされ、その仕上がりに「こんなに変わるのか」と驚かれたO様。もともと、段差の多い2階に危険を感じていたことから、さっそくリフォームを決断されました。打ち合わせの際、重視なさっていたのがデザイン性。もともと民芸調の家具がお好きで集めていたこともあり、「そのテイストとマッチするインテリアに」とリクエスト。フローリング・壁・造り付け収納などに、民芸調家具の色を取り入れ、全体を和モダンでコーディネートしました。

リフォーム成功のポイント

すっきりしたインテリアのためには、まず「基調色」選びが大切。その色に合わせて、家具やカーテンを決めていくと、まとまりが出るんです!

それぞれの時間も大切にできる別寝プラン

自営業のO様は、仕事場でもご夫婦で過ごされる時間が長いとか。そろそろ70代を迎える年代になり、「夫婦それぞれの時間も大切にしたい」ということから、ご夫婦の寝室を分ける「別寝」プランがご希望でした。お互いの部屋の間には3畳ほどの畳コーナーを設け、それぞれ気兼ねなく過ごせるよう配慮。畳コーナーに面した引き戸は大きめの障子戸ですので、閉じこもり感はなく、さりげなく気配を感じ合うこともできます。また、2階はミニキッチン付き。畳コーナーは、お茶を飲んだりするセカンドリビングとしても使えます。

民芸テイストでまとめあげた2階トイレ

O様がお好きな民芸調のインテリアでまとめあげたのが、2階のトイレです。腰壁は民芸調家具と同じ色を選び、窓には障子を設置。手洗いボウルは、土の香りがする信楽焼をチョイス。ボウルがのっている天板はトチの無垢材を使い、すみずみまで温かみを感じられる「癒しの空間」を目指しました。また、実用性にもこだわり、ボウルは洗面もできる大きめのサイズを。カウンター下は、清掃用具やペーパー類の収納ができるようになっています。

2人で暮らすリフォームポイント

お互いを尊重できる空間づくりと家族の変化に対応できるプランニングを

それぞれの生活スタイルを尊重しながら二人で仲良く暮らしていくための住まいづくりをリフォームで実現することができます。

二人にちょうどいい距離感が、夫婦円満の秘訣

二人暮らしに不可欠なのが、お互いを尊重できる適度な距離感。リビングの一角に書斎コーナーをつくる、キッチンの隣に家事コーナーをつくるなど、夫と妻それぞれが快適に使える専用スペースを設けながら、お互いの気配を常に感じられ、コミュニケーションをとりやすい空間をつくることができます。

将来の家族の変化も視野に入れたプランを

若いご夫婦の場合は、将来を見据えて、いずれ家族が増えることも想定したプランにすることもできます。寝室やリビングに間仕切りなどを増やし、独立した部屋をつくれるよう、フレキシブルに対応できる間取り設計を行います。

Before

After

施主様の声

施主 O様

リフォームした2階の居心地がよくて、主人は帰宅すると2階へ直行です。特に気に入っているのは、やはりトイレ。1階にもトイレはありますが、ついつい2階へ行ってしまうほど気に入っています。自分の好きな物に囲まれているので、落ち着きますね。(奥様)

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