三井デザインテック

176歳の2世帯住宅

#戸建てリノベーション#100㎡~#31年以上#2000~2009年#二世帯#4LDK#モダン#シンプル#シック#ポップ#和モダン#ペット

Data

構造
木造在来工法
リフォーム面積
238.65m²
築年数
176年
改装範囲
全面改装
家族構成
二世帯

2007年「住まいのリフォームコンクール」
総合部門優秀賞

一人暮らしの父親との同居を機に、以前屋根を葺き替えた際「文政13年」と刻印のある鬼瓦が見つかり、改めて家の歴史を大切に継承していきたいとのご要望でした。
施主様は二階を子世帯にとお考えでしたが、既存の軸組みを活かしつつ、母屋を共有のLDKと施主様ご夫婦スペース、離れをお父様のスペースとして中庭からデッキで結ぶことをご提案。
玄関を新設し、閉鎖していた棟門を本来の姿にし、玄関代わりだった土間を鉄骨梁に入れ替えて車庫にした。団欒の場となるLDは、梁を現した吹き抜け、高窓、障子窓で構成。風と光を室内に呼び込む。水回りはまとめた回遊動線とし、和室以外がバリアフリー。ペアガラス・オール電化・温水式床暖房で快適かつ省エネを実現しました。

リビングダイニングキッチン
既存軸組に沿って間取りを再構成。台所の天井板を撤去して元の吹き抜けに戻し、小屋組みの美しさを表現。高窓を新設、縁側からも自然光を取り入れた。床暖房、ペアガラスで快適に。

階段箪笥
廃棄寸前だった2階への階段箪笥を再生。

土間通路
閉め切りだった棟門を復活させるため、玄関を新設。壁には昔の欄間を飾った。

中庭
道路から見えない中庭は母屋(息子夫婦)と離れ(父)をつなぐ回廊であり、犬と寛ぐアウトドアリビングでもある。

玄関
土間を玄関代わりに使っていたが、新たに棟門側に玄関を配置。日中は棟門を開放し玄関へのアプローチに。「文政十三年」と刻印のある鬼瓦をモニュメントとしてディスプレイ。

Before

After

Before

担当者の声

リフォームプランナー®
一級建築士 冨井 保子

一人暮らしの父親との同居を機に、以前屋根を葺き替えた際「文政13年」と刻印のある鬼瓦が見つかり改めて家の歴史を大切に継承していきたいとのご要望でした。お施主様は二階を子世帯にとお考えだったが、既存の軸組みを活かしつつ、母屋を共有のLDKとお施主様ご夫婦スペース、離れをお父様のスペースとして中庭からデッキで結ぶことをご提案。また、玄関を新設し、閉鎖していた棟門を本来の姿にし、玄関代わりだった土間を鉄骨梁に入れ替えて車庫にした。団欒の場となるLDは、梁を現した吹き抜け、高窓、障子窓で構成。風と光を室内に呼び込む。水回りはまとめた回遊動線とし、和室以外がバリアフリー。ペアガラス・オール電化・温水式床暖房で快適かつ省エネを実現しました。

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