三井不動産リフォーム株式会社

フリーダイヤル:0120-24-3131 営業時間 10:00〜18:00(水・日曜・祝日定休)

できること、できないこと

リフォームするにあたって間取り変更だけでなく耐震・断熱などの強化も考えましょう

一戸建ては一般的にリフォームの自由度が高い建物です。例えばリビングに吹抜けを設ける、窓を大きくする、1階から2階に水まわりを移動するといったダイナミックな間取り変更まで、耐震性が確保できる範囲で可能です。さらに古い家の耐震性や断熱性を高めることもできます。ただし間取り変更に関しては、工法により制約される場合があります。法規制の範囲で増築もできますが、建築確認申請を行わなければならない場合があるので注意が必要です。


イラストで見る「できること」「できないこと」

  • 増築する 建ぺい率・容積率、斜線制限など法規制の範囲内で増築ができる。法的条件を確認することが必要
  • サッシやガラスを交換する サッシを断熱サッシに、板ガラスを複層ガラスに変えて、窓の断熱性を上げることができる
  • 窓の数を増やす、大きくする 建物の強度に影響がない範囲であれば、窓の数を増やす、サイズを大きくすることなどができる
  • ロフトを設ける 天井裏にロフトを設けることができるが、高さ1.4m、直下の部屋面積の2分の1までの制限がある
できること、できないこと
  • 吹抜けを設ける 吹抜けは設けられるが、構造強度を十分検討して、耐震性を確保した上で設けてもらおう。木造は比較的容易だが、重量鉄骨造は鉄骨の梁を動かせないため困難
  • 間取りを変更する 耐震性が確保できる範囲で、仕切り壁を撤去したり、移動したりして自由に間取り変更ができる
  • コンセントの数を増やす 壁をはがして電気配線をやり直せば、コンセントやスイッチの数を増やしたり、位置も自由にできる
  • ウッドデッキを設ける 吹きさらしのウッドデッキは住宅の延床面積に算入されないので、敷地に余裕があれば設けられる
  • 断熱性を上げる 床・壁・天井(または屋根)に断熱材を十分に装填して、冬暖かく、夏涼しい家に性能を上げられる
  • キッチンなど水まわり設備を移動する 1階にあったキッチンや浴室、トイレを2階へ移すなど、かなり思い切った移動もできる
  • 耐震性を上げる 耐震性に問題があっても構造や基礎を補強して、現行の耐震基準レベルに引き上げることができる
  • 地下室を増築する 容積率の制限の範囲内で増築可能。ただし、地下におりる階段スペースの確保と換気への配慮が必要
  • ・・・できる(自由度が高い)
  • ・・・できる(制約がある場合も)
  • ・・・不可能
部位別デザインリフォームをお考えの方はこちら

水まわり

キッチンやトイレの移動は可能?

明るい場所にキッチンを移動したり、二世帯住宅にするためにキッチンや浴室、トイレを増やしたり、といった水まわりの移動や増設を希望する人も多いです。一戸建ての場合は、マンションにくらべて水まわりの変更に制約が少ないのが特徴です。キッチンの向きを変えたり、トイレや浴室を2階に設けたり、かなり自由にリフォームすることができます。

IHクッキングヒーターをつけられる?

家庭用の電源は100Vが一般的ですが、分電盤が100Vと200Vの両方に対応できる住宅の場合は、200V対応のIHクッキングヒーターの導入も可能です。築年数が古く200Vに対応していない場合は別途費用がかかります。200V対応になっているかどうかは電気メーターを見るとわかります。

間取り

間取りの変更は自由にできる?

一戸建ての間取り変更の自由度は建物の構造によって違ってきます。柱と梁で建物を支える木造軸組工法などの場合は自由度がかなり高くなります。

窓の数を増やしたり移動したりできる?

建物を支える耐力壁に新たに窓を設けることは困難です。開口部をつくっても建物の強度に影響のない外壁であれば、窓を移動したり増やしたりすることもできます。

小屋裏を利用して物置をつくれる?

小屋裏は面積がその階の2分の1以下で、天井までの高さが1.4m未満であれば床面積に算入されません。この条件を満たす小屋裏であれば、容積率を気にせずに物置として使うことができます。

トップライトや吹抜けはつくれる?

トップライトを既存の屋根に設けることは、よほど大きな窓にならなければ比較的容易です。ただし、リフォーム後のトラブルを防ぐには雨漏りを防ぐための防水処理や、屋根の強度を下げないための補強工事などをきちんと行うことが大切です。吹抜けは、上階の床の一部や最上階の天井を取り外してつくることになりますが、建物の構造強度に影響が出ないかぎり実現可能です。

増築

敷地いっぱいに増築は可能?

住宅の建築面積は敷地ごとに決められた建ぺい率によって制限されます。例えば、100㎡の敷地で建ぺい率60%の場合、増築後の家の建築面積は60㎡が限度となります。ただ、新築時に限度いっぱいに建てても、その後の規制緩和で建ぺい率がアップしていることもあるので確認してみてください。

平屋の建物を2階建てにできる?

平屋から2階建てへの増築は、柱や壁を補強するなどの方法で可能になることが多いです。ただし、2階建てを3階建てにするのは難しい場合が多いようです。これは2階建てと3階建てでは、もともと基礎部分のつくりが違うためで、将来、3階建てにすることを前提とした基礎でないかぎり、3階建てへの増築はできないと考えておいたほうが安心です。

設備

コンセントが足りない!数を増やせる?

コンセントの位置を移動させたり、増やすことは、比較的自由にできます。ただし、コンセントを増やしたことで、電化製品を多く使うようになり、電力使用量が増えると、電力会社との契約容量を大きくする必要が出てくる場合があるのでご注意が必要です。

木製の玄関ドアに替えられる?

防火地域では耐火または準耐火建築にしなければなりません。また、準防火地域では延焼のおそれのある部分は防火戸や防火設備が必要です。木製の玄関ドアは、耐火性能の面で心配がある商品もあり、防火地域・準防火地域では使用できないものもあります。ただし、最近は防火戸の性能基準をクリアした木製ドアも増えています。どの木製ドアに変更するかを決める前に、まずは建物のある場所の防火規制を確認する必要があります。

参考・出典「三井のリフォーム住生活研究所レポート」 「(株)リクルートホールディングス発行SUUMOリフォーム2014年9月号」より